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2008-09-17 (Wed)

気持ちの良い接客

昼休みに入った某中華チェーン店。隣に座っていた親子のところに注文の品が出て来ました。お母さんが「あれ? ミソラーメンって言いませんでしたっけ?」と尋ねました。テーブルの上には醤油ラーメン。オーダーを受けた店員が「あ、すみません、間違えましたでしょうか。大至急作り直して参ります」と言って品物を下げようとしました。けれど、すでに子供は腹ペコのようで、お母さんが「これでいいよね?」と子供に聞き、その場は醤油ラーメンで良しとすることで決着が付いたようです。けれど、店員はとてもすまなそうに何度も謝っていました。しばらくすると、ちょっと上役っぽい別の店員(店長ではなさそう)も謝りに来ました。さらに餃子の無料サービス券を渡していました。さすがにお母さん、やや恐縮して「ありがとうございます」と礼を言っていましたよ。

そのお店、前から店員の教育が行き届いているなぁと感心していました。どこにでも見かける大手のチェーン店なのに、その店舗の店員は揃いも揃って気持ちが良い。ミスをした時の対応も素晴らしいと思いましたね。オーダーミスって飲食店ではよくあることだけど、時々平然と「作り直しゃいいんでしょ?」みたいな態度の店とかあるからね。ムッカーって思う。
できることなら、今回のように何か代替のサービスをしてくれるのが嬉しい。値引きとか、デザート一品サービスとか、まあサービス券でもいい(←また来てねっていう戦略だけど)。でもまず、誠心誠意謝るってことが大事。昼間の店員さんは、それがちゃんとできていました。

昼食を済ませ、近くのコンビニに寄ると、何事かジャージ姿の中学生が店の前で「いらっしゃいませ」と言っている。中に入ると、やはりジャージ中坊が商品の棚卸しを手伝っていました。どうやら“職場体験”という実習をしているらしい。さすがに現金は扱わせてもらえないようで、レジはオッサンでしたが、中学生たちの爽やかな接客に触れ、またまた気持ちが良かったです。

僕も接客業の端くれ。何だか襟を正すことの多い一日でした。

2008-09-18 (Thu)

イライラした時は飲みに行く

現在、僕の仕事はいわゆるショムニのような内容で、誰かから頼まれ事があると「はいはい」と言って、笑顔で応じなければなりません。 ・・・ってのはもちろん建前で、東京タワーよりも高きプライドの持ち主であるこの僕が、「はいはい」などと言うはずもなく。

同じ課に、僕が密かに“可もなく不可もない女”と呼んでる女性がいます。
年齢48歳。仕事はまったくできないわけではないけれど、テキパキとこなすほどでもない。お喋りが楽しいかと言えば、話題は乏しく、僕とは到底会話が噛み合わないタイプ。だからってムスッとしているわけでもない。どこを切り取っても可もなく不可もない。
その女性が、外部委託で来ている人に「コピー用紙がないんだけど」と頼まれていました。僕は当然、彼女が対応してくれるだろうと思い、シカトをしていたら、なんと僕に「コピー用紙がないそうです」と言い放ちました。ハァ!? なんで俺に言うわけ!? コピー用紙くらい自分で渡してやれよ!と思い、「そこら辺にあると思いますけど」とやや冷たく返したんです。

そこから僕のフラストレーションは一気にヒートアップ。ただでさえ忙しいのに、コピー用紙くらいのことで、小間使い扱いするとは何事だ!と、イライライライラ。あまりにも苛つくので、後輩のY.Mくんを誘って飲みに行くことにしました。そしたら、今日は殊の外仕事が捗ったので、終業の鐘が鳴る頃にはイライラもすっかり消えてしまったんだけどね。
有り難いのは、僕のわがままに急遽付き合ってくれたY.Mくん&奥様、そしてE.Kちゃん。もちろん彼らには、こんな経緯があって飲みに誘ったこと、今は大してフラストレーションと感じてないことを説明。笑ってましたよ。

センター街の真っ正面にあるお好み焼き屋さん。
もしかしたら店内で僕がいちばん年長者だったかも。

2008-09-19 (Fri)

二夜連続で飲み会です

僕の場合、ちょっと飲みに行きたいなぁと思っても、自分から誘わないと誰も誘ってはくれません(誘いづらいのかな?)。そしてここ最近の傾向としては、後輩を一人誘って、日時と場所を決めたら、あとはその人に店の予約やら仕切りをお任せすることがほとんど。
でも今日は久しぶりに、店の予約から仕切りまでを自分でやりました。幹事ってやつね。幹事って言っても、昼間に居酒屋に電話して、席の予約をしただけなんですけどね。あとは、誘ったメンバーに連絡をしたくらい。けど僕、昔から「みんながちゃんと集まってくれなかったらどうしよう」とか「支払いが高かったら店選びがマズいと思われる」とか、あれこれ考えちゃう小心者なので、本当のところは幹事って大嫌い。

台風が近づいているという夜で、僕が渋谷に着いた7:20pmくらいにちょうど大粒の雨が降り出したところでした。センター街から程近いビルの居酒屋。集まってくれたのは、子供がもうすぐ9ヶ月になる新米パパT.Yくん、昨年の冬に結婚し、ちょうどおとといまでハワイに新婚旅行に行っていたN.Mくん、三人の子持ちで、長男は22歳になるというベテランK.Tさん
一軒目は、仕事の話やN.Mくんの新婚旅行のことを話していたら、あっと言う間に2時間が経ってしまい、店から追い出されてしまいました。なので、場所を変え二軒目に。そこでの話題の中心は“子育て”。子供の成長や失敗談など、なまじ僕も話に付いて行けるだけに、大盛り上がりしてしまいました。これから子供を作るであろうN.Mくんは、どう思って聞いてたんだろう。

すごく楽しかったので、まだまだ喋っていたかったけれど、11:00pm少し前にお開き。外は土砂降りでした。

2008-09-20 (Sat)

iPodは用途に合わせて

日本時間で今月の10日未明、アップル社が新しいiPodのラインナップを発表しました。

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iPod classic”は、容量が80GBと160GBの2種類から選べたのが、120GBのみとなりました。僕が使っていたのは80GBのものなんですが、あれこれ音楽を詰め込んでいたら、容量不足になってしまい、9月の新製品発表でさらに大容量の製品が出ると期待して待っていたんです。ところが120GB。それじゃすぐにまた容量不足になりそう・・・。ということで、その場で従来品の160GBをネット(アップルではないところ)で注文してしまいました。

iPod nano”は、今回の改変で第4世代目となります。第3世代で動画再生に対応するため横広のスタイルだったのが、再び細長い形になりました。これまでずっとジョギングの時に30GBの重たい“iPod”を使っていたのだけれど、家電量販店で“nano”を触った時にあまりの軽さに驚いてしまって。それにHDDをユサユサと揺らすのはやはり不安。そこでやはり9月の新製品発表を待ちわびていたというわけ。
細長くなったのと同時に、カラーバリエーションが増えたのも売りだったようですが、僕は迷わずをチョイス。ネット販売限定のカラーで、(PRODUCT) REDという「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」のプロジェクトとして、製品の売り上げの一部をアフリカのエイズ対策プログラムに寄付するのだとか。まあ、そういう高い志とは関係なく、単純に格好良かったからなんだけど、発表された朝にポチりました。

そして、ようやく今朝“nano”が来たんですよ。裏に「tuneful」と刻印してもらったから時間が掛かったのかな? それにしても、ジョギング専用にするには少々勿体ないほど、良い感じの見た目じゃないですか?
今まで使っていた“classic”の80GBは実家の車専用にしてしまい、さて30GBをどうするかだよな。ネットオークションに出してもいいんだけど、アートワークの表示の仕方がシンプルで好きだし、何となく手元に残しておきたい気持ちもあるんですよね。

2008-09-21 (Sun)

那須高原 1日目

妹の夏休みに合わせ、どこか旅行に行きたいとの話が持ち上がり、僕にも「行かないか?」とのお声が掛かりました。察するに僕の任は運転手であることは間違いなく、さらには近頃頓に活発な甥っ子たちの監視役といったところでしょう。
・・・・・ものすごく気乗りがしない。
とは言え、両親と旅行をする機会など、この先何回もあることではないし、軽い親孝行のつもりで付き合うことにしました。行き先は栃木県那須温泉

天気予報では、夕方から雨が降るらしい。新調したカーナビを頼りに、都内の渋滞を巧妙に避けて、東北自動車道に乗りました。北上するに従ってどんどんと雲行きが怪しくなっていきます。どうせ今日は宿に行くだけなので、雨でも構わないんだけど。
途中、昼食休憩のために佐野S.A.に寄りました。新しいカーナビが「そろそろ2時間です。休憩しませんか?」とか言うんだもの。なんて気配り上手さんなのかしら!
佐野と言えば、ラーメン。関東近郊のご当地ラーメンの中では、比較的知名度も高いのか? じゃあ、佐野ラーメンってどんなの?って聞かれても、僕はまったく知らなかったのだけれど。少し縮れた平打ちの麺が特徴的で、あっさりとしたスープもなかなか美味しく、ラーメン大好きな甥っ子たちはなかなかの食べっぷりでした。

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那須I.C.を下りて、少し走ると「お菓子の城」という施設があります。甥っ子たちは当然お菓子が大好きなので、何か喜ぶようなものがあればいいなぁと期待して入りました。イメージとしてはグリム童話「ヘンゼルとグレーテル」の絵本などに描かれるお菓子でできた家みたいなのを想像していたのだけれど、要するにただの土産物屋です。超期待外れ。
同じ施設内に「お花の城」というのがあって、そちらのほうは僕は遠慮したんだけれど、甥っ子たちはよほど楽しそうにしていたようでした。

期待外れな「お菓子の城」を後にして、いよいよ宿へ。車から顔を出した瞬間に漂ってきたのは硫黄臭。しまったぁ。ここは硫黄泉だったかぁ・・・。超苦手。あまり愛想が良いとは言えない接客係が部屋まで案内してくれて、一息つく。まあ、部屋の中はさほど腐った卵の匂いは気にならないので良かったよ。6:00pm過ぎに夕食。肉やらお刺身やら、ラーメン屋のトッピング全部のせ? みたいに豪華と思われる料理が並んでいました。肉はまあまあ美味しかったです。

取り立てて感動するような宿でも料理でもなかったけど、大人はまあ満足。ところが甥っ子たちはホームシックになったのか、食欲はないし、「お家に帰る」とか言い始めるし、まだ旅行に来るのは早かったかなぁと思う夜でした。

2008-09-22 (Mon)

那須高原 2日目

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朝目覚めると、昨夜からの雨が上がっていない。むむむ。那須まで来て、湯治だけして帰ることになるのか!? 朝食を済ませ、しばらくすると雨がおさまってきたので、何とか出掛けることができそうです。

向かった先は「りんどう湖ファミリー牧場」。牧場と言っても、酪農家が片手間に一般開放して乳搾り体験できます、みたいなものではなく、乗り物などのアトラクションを備えたテーマパーク的な施設なんですね。今日は一応平日(わたくし、有休)だし、もしかするとガラーンとしてるかなと思っていたら、駐車場は思いの外いっぱいで、ちょっと遅い夏休みを取っている人が結構いらっしゃるようでした。

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牧場の売りは何と言っても新鮮な牛乳。昼食で入ったレストランには“牛乳ラーメン”なるものがあったし、ソフトクリーム、そしてもちろん牛乳そのものも飲めます。僕は牛乳が苦手ってわけではないのだけれど、特別好きってわけでもなく、あまり乳臭いのは得意じゃない。せっかくなのでソフトクリームをいただきました。うーん・・・。乳臭い。ミルクの濃厚さを味わってもらいたいという配慮なのか、甘さやバニラの香りが極力抑えてあって、あまり美味しいと感じませんでした。そんなもんでしょうかね?

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甥っ子たちは、牧場に繋がれた大型犬や木馬のおもちゃに大喜び。とくにスイスの登山鉄道を模した乗り物に乗り合わせたマスコットキャラクターの“まきばくん”がとても気に入ったと見えて、電車を降りて別れる際もずっと手を振り続けていました。別の場所で再会したときなど、興奮しまくって大変でしたよ。

ペダル式のボートに乗ったり、りんどう湖の錦鯉に餌をやったり、いつの間にかいろんなことに興味を持ち、たくさんのことができる甥っ子たちにビックリの伯父さんなのでした。

2008-09-23 (Tue)

那須高原 3日目

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那須の宿で迎える3日目の朝。
Kotaは夜中に軽い夜泣きがありましたが、起床はとても早かった。おじいちゃんと広い風呂に入るのがとても気に入ったようで、朝一番で風呂に入りに行きました。少し経ってYutaも起きてきたので、風呂に連れて行ってあげました。
入浴後、宿から少し上った所にある「殺生石」という史跡に行ってみました。有毒ガスが噴き出しているからその名が付いたのか、由来はよく知りませんが、なんてことはない岩がゴロゴロしている場所。でも朝の散歩にはちょうどいい勾配でした。甥っ子たちは鼻水ジュルジュル。

散歩から戻り、朝食を摂った後、風呂に入りました。やっぱり日本のお風呂は世界でいちばんじゃない? 足を曲げなくても十分な大きさで、なおかつ深い。近頃の家庭用バスタブって浅めの物が多いじないですか? 肩まで浸かるにはちょっと無理のある姿勢をとらないとダメでしょ。だけど、昔ながらの湯船は、僕みたいな身長の高い者でも余裕で肩まで浸かることができちゃう。ほかに誰もいなかったので、足を伸ばし、腰を浮かせ、腕はお湯の浮力に任せてダラーンとさせてみましたよ。究極のリラックスだね。乳白色のお湯は何だか肌に良さそう。それに硫黄の匂いも気になりませんでした。

帰りの東北道をひた走りながら、ふと埼玉のお墓に寄ることを思い付きました。墓参りと言うより、手打ちうどんを食べるのが本当の目的だなんて言ったら、バチが当たるかしら。ちょうどお彼岸の時期だし、父もおそらく来るつもりだったはずなので、急遽向かうことにしたんです。
甥っ子たちは9ヶ月の頃から来ているので、馴染みのそば屋のおかみさんは「大きくなったわねぇ」と驚いていました。もりうどんを一枚、ペロッと二人で平らげ、僕も美味しいうどんが食べられて満足。

あまりに急だったので、線香は6人で1束という極々略式なお参りを済ませ、帰路に就きました。
と、ここで事件。突然Kotaが「おばあちゃんの隣がいい」と言い出したため、普段はYutaの隣が指定席のおばあちゃんが、一つ前のシートに座ったんです。ところがYutaは「おばあちゃん、こっちに来て」と号泣。すでに高速道路に入ろうとしていたおじいちゃんが「席を替わるから車を停めろ」とか言い始めるし、僕はカッとなって大声を上げてしまいました。せっかくの旅行だったのに、とても後味の悪い最後になってしまったのが、ちょっと残念。

2008-09-24 (Wed)

まずは解散したらどう?

呆気にとられた前首相の辞任。そして、何の意図があるのか、やたら乱立してカオスの様相を呈していた自由民主党の総裁選。本日、新しい内閣が組閣されました。
内閣総理大臣は麻生太郎氏。御歳68歳だそうで。もう少し若いのかと思っていたけど、福田さんと4つしか違わないのね。小泉さんが59歳で総理大臣になったのだから、早いほうではないんですよね。でも、まずはとりあえず衆議院の解散総選挙の段取りを決めて、国民に真意を問うて欲しい。結果次第では短命かも知れないし。
それにしても、お家柄が宜しいんだか何だか、ものすごい富豪だよね。何しろあの吉田茂の孫にして、義理の弟は皇族ですからね。福岡の実家とか見たことあります? 何あれ?って感じの豪邸よ。あれじゃ、およそ庶民の感覚は持ち合わせていなそう。


さて、最近滅法気に入っているTBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」の9月21日の放送。
茨城県の女性からの投稿ハガキが、常々僕の考えていたこととピッタリだったので、笑い転げてしまいました。メッセージテーマは「テンションが下がるとき」。
全文引用させていただきます。

歌手が歌番組やコンサートで、私が大好きな歌を“アコースティック・バージョン”や“リミックス・バージョン”といったおかしなアレンジを加え、情感たっぷりに歌い上げられたとき、テンションが下がります。目を閉じて悦に入ってる姿に「それじゃねえだろ」とツッコみたくなります。

たしかに。(by DAIGO)

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