2014-02-11 (Tue)
今さらあまちゃん
祝日がハッピーマンデーになってからというもの、週の真ん中にポッコリと休みが入ることが少なくなりましたよね。
今日は建国記念の日っつーことで、ずいぶん久しぶりの飛び石休みじゃないですか?
日帰りで実家に行くのも慌ただしいし、完全なるフリーの一日。じゃあ何をするか。
ずっと懸案事項であったHDDに撮り溜めていた番組を見てしまおうということで、今さらながら「あまちゃん」を見ることにしましたよ。年末に放送されていた総集編で全12時間。
昨年流行っていたときは、大袈裟じゃなくワンシーンも見たことがなく、けれど「流行ってる」と聞かされた時にはもはや最初から見られる手立てがなかったので、僕の中では「けっ、流行りモンを追っかけるとかダサいし」と、半ばやっかみアイテムになっていたわけです。
でもどこかで知識として見ておきたいという気持ちもあったんですよね。総集編を録画し、けどさすがに12時間という時間は取れず、今日まで来てしまいました。
で、ほぼ一気に見ましたよ。
内気な少女が海女の世界と出会い、成長していく物語。でありながら、なぜかAKB48まがいの芸能界バックステージ的な展開もあり、終盤は東日本大震災が影を落とす。
エピソードてんこ盛りでありながら、上手に一つ一つを掘り下げてあるのが良かったですよね。ダイジェストしか見ていなくても、その辺りはわかりました。エピソードいっぱいなのにそれが上滑りだと、視聴者にはストレスなんですよ。「あの話は結局どうなったの?」みたいな。
また出演者が良かった。大勢いるので個々には書きませんが、まずは能年玲奈がいなければ成り立っていなかったでしょうからね。大拍手。
あとは「じぇじぇじぇ」というキーワードを生み出した宮藤官九郎の手腕ですよ。
12時間ぶっ続けで見たので、今は頭がジンジンしています。