2014-01-30 (Thu)
笑う門には福来たる
僕は普段から“笑う”ということを、ちょっとわざとらしいくらいに心掛けています。
それは今から2年半ほど前に、黒柳徹子が「清水ミチコのミッチャン・インポッシブル」のゲストで出演した時のお話がきっかけでした。
テレビに出始めて5年目に過労で入院した徹子が、自分が出演しているドラマ(当時生放送)で“実家に帰っている”という設定にされ、彼女なしで事も無げに進行しているのを見てショックを受け、担当医に「死ぬまで病気したくないんでどうやるんですか?」と質問すると、そのお医者さんは「好きなことだけやって生きてごらん」とアドバイスをくれたのだそうです。
それはつまり「嫌だ」という気持ちで仕事に臨むと、それが積み重なって病気になるという意味で、当時まだ一般的でなかった“ストレス”という言葉をわかりやすく教えてくれたということ。
ストレスは万病の元。
これは先日ご主人を亡くされたK.Hさんも力説してまして、「胃ガンを発症したのはあの時のあのストレスのせい」だと言い切っていましたからね。言葉に重みがあります。
話は戻りますが、このストレスと闘うには、よく笑うこと。笑うことでナチュラルキラー細胞なるものが脳幹から発せられ、免疫を高めるんですって。それには、別に大して面白くなくても「ワッハッハ」と声を上げるだけで効果があるのだとか。
なので、僕は場が許す限り、なるべく大きな声で笑うことを心掛けるようになったのでした。
今年の年賀状にも「笑門来福」とでっかく文字を入れましたが、笑っていれば向こうから楽しいことがやって来るんですよ。嵐の相葉くんもそんなようなことを言っていたし、アメリカの哲学者ウィリアム・ジェームズだってこう言っています。
“We don't laugh because we're happy – we're happy because we laugh.”