tuneful.jp

HOME >

2225 - 2232 / 3052 Entries « ‹ Prev  275  276  277  278  279  280  281  282  283  Next › »

2006-09-20 (Wed)

バリ旅行総括

嫌な思いひとつせず、とても楽しい3泊5日でした。
バリの人たちは皆、気さくで親切。こちらが日本人だとわかると、日本語を喋れない人でも一言二言日本語を使おうとしてくれます。僕らが“Terima Kasih.(ありがとう)”なんて言おうものなら、嬉しそうに“Sama sama.(どういたしまして)”と言ってくれるんですよ。

でも、それってやっぱりどうなんだろう。
観光で成り立ってる島で、まして僕らは観光地にしか行っていないわけで、観光客に愛想が良いのはビジネスだからですよね。ホテルの従業員は、僕らを見れば“Good morning.”って笑顔で挨拶するように教育されているだろうし、タクシーだって、店だって、金を落としてくれるからこその笑顔なんですよね。
きっと根っから善い人だっていると思うし、そんなこと考えないで単純に殿様気分に浸ればいいんだろうけど、現地の人たちがあまりに満面の笑みなので、かえってそれが虚構に思えて仕方がありませんでした。
あからさまな持ち上げられてる感が、僕には決して居心地のいいものではなくて、心の中で「すみません、僕も日本じゃこき使われてるんですよ」なんて言ってみたりして。

何しろちょっと観光地を離れると、町は汚くてものすごく貧しい佇まいだし、幼子を連れた物乞いとかいて、たぶん僕が持っている100,000ルピア(約1,300円)とか差し出したら、一ヶ月は暮らしていけるんだろうなぁと思いながら、通り過ぎました。
日曜日の夕食のときにガムランを演奏していた男の子たち。そんな時間まで働かせないといけない家庭環境とか考えてしまうと、やっぱり落ち着かないですよ。僕の食べてるケーキを、どんな思いで見てたのだろうか。
それでも通り過ぎる客には笑顔で会釈したりして、なんかちょっと悲しかったなぁ。

あ、それと観光地はどこも警備が厳重でしたね。どのホテルも入る前に必ずボディチェックをされます。車は、町やホテルの入り口にゲートがあって、鏡の付いた棒で爆弾が付いていないかなどをチェックされていましたし。
爆弾テロ事件があったのは、つい昨年のことですからね。

2006-09-19 (Tue)

バリ島紀行 Vol.5

デンパサールを10:00pmに出発するのに、空港には8:00pmちょい過ぎには連れて行かれてしまい、免税店で最後の土産物を選びました。世俗的なしがらみが多いと、土産選びも面倒臭いねぇ。連れも「安く済ませたい、それはなぜなら世俗的だから」とか言っていました。

飛行機に乗り込むと、なんと僕らの席はバラバラ。
そして僕の隣はと言うと、行きの便でも一緒で、やたら目立つ・・・と言うか浮いていた金髪の二人組。男のほうは渋谷にいるギャル男崩れって感じで、女のほうは「おいしいプロポーズ」っつードラマでサエコって女優が演ってた感じのいけ好かない子。
「帰りも一緒だよ〜」なんて話してたら、まさか隣になるなんて。

帰りの飛行機はジャカルタを経由するので、行きよりも2時間くらい長い。10時間近くもこんな二人組と近くなんて嫌だなぁ・・・。案の定、中身があるのかないのかわからないお喋りが続き、あまりうるさいと時々舌打ちしながら耐えていました。フライトは真夜中なので、さすがに眠気には勝てず、二人とも寝てしまったようで、5時間くらいは平穏な時間がありましたが、機内食の時間に起こされ、また地獄が始まるんだ。
と思いきや――
食事の前に検疫関係の書類が配られ、それに記入をしながら、ふと隣を見ると彼女の年齢の欄に「30」と書かれています。僕は「あれ、20歳の見間違いかな?」と思い、よく目を凝らしましたが、どう見ても「30」です。
彼女はと言うと、どう見ても今時のアホなギャルっぽかったので、あまりの頑張りぶりに可笑しくなって、それからは中身のない会話も許せてしまいましたよ。なんて言うか健気で。
ま、男のほうはとことんアホっぽかったですけどね。

成田に着き、荷物が出てくるのを待っていると、漫画家(?)の山咲トオルがいました。同じ飛行機だったらしいですね。サングラスを掛けて気配を消しているようでしたが、ルイ・ヴィトンのどでかいスーツケースが存在感たっぷりで、僕の周りの数人が「あ、トオルちゃんだ」と言っていましたよ。そりゃ気づくわ。

2006-09-18 (Mon)

バリ島紀行 Vol.4

やけに早く目覚めてしまい(5:50am)、日の出が見られるかと思い、ビーチに行ってみました。今朝はちょっと曇っていたので、まだ間に合いましたよ。20分近くボーっと座って、オレンジ色に染まっていく海を眺めていました。
何枚か写真を撮り、確認をしようとしたら、なんとカメラの電池が・・・切れた。ああ、充電器も持ってこなかったし、ここから先は思い出写真はなしかよ〜。

picture

外国に行ったら、ちょっとでもいいから一人歩きをしてみたいので、わがままを言って単独行動をさせてもらいました。
おとといやってもらったマッサージがあまりにも気持ち良かったので、もう一度自分一人で受けに行こうと思い、ホテルのインターネット・サービスで調べ、値段も安く雰囲気も良さそ気なスパに予約の電話を入れました。
とりあえず「日本語わかりますか?」と聞いてみましたが、「???」だったので、英語に挑戦。ただインドネシアの訛りなのか、言っていることが聞き取りづらくて。ホテルと部屋の番号を聞かれたので、迎えに来てくれるのかと勝手に思っていたら、時間になっても音沙汰がありません。仕方なくこちらから再び電話をしたら、どうやら自力で行かなくてはいけなかったらしく、その場でキャンセルしてしまいましたよ。

それじゃ仕切り直しということで、ホテルのタクシーを利用してスミニャックという町まで行ってもらいました。
町をブラブラしていたら、スパを発見! マッサージを思う存分してこようと出発前から心に決めていたので、一人でちょっと怖かったけれどトライしてみました。
通された場所は、さすがにホテルのスパのような豪華さはなかったけれど、素朴で落ち着いた感じ。日頃から肩こりが酷いので90分のマッサージを頼みました。強さを聞かれて“Just strong.”とお願いしたら、これまたちょうどいい強さで、まさに神の手が僕を揉んでくれているかのようでしたよ。そしてそれがたったの220,000ルピア(約2,800円)。

さて、いよいよチェックアウトのお時間。連れがセーフティ・ボックスを閉め忘れて、係の人を呼んだりして、ちょっとしたハプニングがあったものの、何事もなく4日間があっと言う間に過ぎてしまいました。
事細かに明細をチェックして、空港までの迎えが来るまで食事をしました。バリに来て3日連続で昼飯を食いそびれたので腹ぺこ。最後は海に面したホテルのレストラン。四人組のバンドが生演奏をしていて、僕らに興味を示して近づいてきたので、日本語の歌をリクエストしたら『ブルー・シャトウ』を演ってくれました。微妙。でも楽しかった。

2006-09-17 (Sun)

バリ島紀行 Vol.3

せっかくあるホテルのプールを使わない手はないので、午前中はピチャピチャと水遊び。これまで僕はリゾートなんてまったく無縁だったので、どう楽しんでいいのかわからなくてね。バスタオルとか何も言わずに貸してくれるし、使いたい放題だし、「そんなことくらい知ってましたよ」ってな顔はしてたけれど、「へえ、いちいちお金取られたりしないんだぁ・・・」などと内心ビックリしていました。

昼飯を食べようと入ったレストランで、念願の“青い飲み物”を注文しましたよ。とりあえず日本の皆に公言したのが「青い飲み物を、ビーチで飲んでくっから」ということで、ウェイターさんにメニューを見ながら“Which is blue one?”と言ったら、優しく“BLUE LAGOON”というカクテルを教えてくれました。目的の一つはこれで達成。それはともかくアルコールがキツくて、空きっ腹には効いた〜。しかも時間がなくて、そのまま昼飯は食いそびれる始末・・・。

picture

午後はバスでウブドという少し山沿いの観光地へ行きました。旅行会社のオプショナル・ツアーらしく、まずは提携している雑貨屋と銀細工屋に連れて行かれ、いくらか買い物をさせられた後、モンキー・フォレストという猿が放し飼いにされている公園に到着。高尾山のサル園みたいなもんだろうか。
僕は動物が嫌いなので、可愛いなどとは夢にも思わないんですが、皆は「可愛い〜」と連呼していました。まぁ、こちらから触ったりしない限り、人に危害を加えたりはしないらしいですが、とにかく緊張するわ。

picture

その後、ネカ美術館に連れて行かれ、若干退屈をし(絵とか全然興味なし)、さらにサレン・アグン宮殿という今でも王様が住んでいるという建物に行きました(ここも興味なし)。
そしてようやくフリータイムになったので、町を散策。活気があって、ゴミゴミしていて、貧しかった。きっとこれでも観光地なので小綺麗なほうなんでしょうね。

picture

夕食は見晴らしの良いホテルのレストラン。ラムのカレーがメイン。昨日のバリ料理に比べると、だいぶ洗練されている感じですが、眺望は素晴らしいし、風がとても心地よくて、またまた当たりの食事でした。
ただ、僕らのテーブルの近くで民族楽器を生演奏してくれたのだけれど、それが年端もいかない少年だったのがとても気になってしまって、実のところちょっと落ち着かなかったのも事実。

picture

食後は宮殿に戻り、バリ・ダンスの鑑賞です。これはかなり楽しみにしていた一つ。
ジャヤ・スワラという舞踊団で、レベルはとても高いとガイドさんが言っていましたが、本当に素晴らしかった。
瞳をギョロッとさせているのが特徴で、指先・足先にまで全身に神経を集中させて、腰を落として踊る。途中、肩で息をしていたのが見えたので、相当な運動量なんでしょうね。衣装もメイクも美しくて、滅多に見ることのできない様式美を楽しませてもらいました。
それと、ガムランの演奏には驚きましたね。結構な数の演奏者がいるのだけれど、それが一糸乱れずにハイ・スピードの16ビートを刻んでいくんですよ。連れにどれだけ凄いかを言葉で伝えようとしたけど、通じていないようでした。

2006-09-16 (Sat)

バリ島紀行 Vol.2

picture

旅の疲れもあったのか、のび太くん並みに眠りに堕ち、そのまま朝まで熟睡。よく寝たなぁと思って時計を見たら、まだ6:30amでした。せっかくの休みにずいぶんと早起きをしたもんだ、なんて我ながら感心してみたものの、考えてみたら日本との時差が1時間のバリ島。日本時間にすれば7:30amなんて、そんなに早くもないじゃんね。

さて、朝食もそこそこに、午前中はホテルの近くにあるスーパーマーケットに出掛けました。近くと言っても、20分くらいは歩いたでしょうか。何しろ炎天下で気温は優に30℃を超えているだろうから、辿り着く頃には軽くふらついてしまいましたよ。
お土産になりそうなものを物色しつつ、店内を歩いてみましたが、これぞバリ!みたいなものはあまりありません。生活必需品の店だろうから、当たり前なんですけど。
結局1個10円くらいのスナック菓子を10個も買って、あとは甥っ子たちのよだれ掛けが安かったので、つい買ってしまいました。

picture

そして、ここで衝撃的な出来事が。レジでお会計をしたら、お釣りが飴玉だったの! 噂には聞いていたのだけど、まさか本当だとは! しかも「細かいのないからどうしよう」とかではなく、レジスターの中に飴玉が用意されていて、当然のように渡されたからビックリ。飴玉2つでしたけど、いったい幾ら分なのかな?

picture

その後、バリ・コレクション略して“バリ・コレ”(ウチらが勝手にそう呼んでいた)というショッピング・モールみたいな所へ徒歩で移動。「そごう」が入っているというので、何階建てかのビルを想像していたら平屋。さすがバリ。上に伸ばす必要などないのですね。僕は何の用事もなかったので、スタバで「女は買い物が好きだねぇ」とかボヤきながら、カフェラテ飲んでボーっとしていました。

picture

午後一にツアーのオプションで付いていたエステを体験。これが驚きのウットリ体験でしたよ。とりあえずスケスケの紙パンツに着替えさせられて、「これから何が起こるのだろう」という不安と期待でドッキドキ。担当してくれたのは中年の女の人で、何か淡い香りのするオイルを付けて、目眩くような指使いで全身をマッサージ。あまりに気持ちが良くて、あの世に誘われているのかと思いましたよ。

picture

マッサージが終わった後、いよいよビーチに繰り出しました。引き潮の時間で、延々と遠浅の海が続いていて、その先にようやく白波が立っています。風は強かったですが、照り付ける太陽の暑さを和らげてくれるのにちょうど良かった。
僕は肌が白くて弱いので、日焼けはしないように気をつけていたのですが、それでも30分くらいは甲羅干しをしてみましたよ。潮風が本当に気持ち良くて、これを夢見心地と言うんだろうなぁって思いましたね。

picture

って言うかですね、今日は僕の誕生日なんですよ。34歳です。
そんなわけで、同行の方たちに夕食をご馳走になってしまいました。ベノアという所にある「ブンブ・バリ」というお店で、ホテルからは車で20分くらい。店の門をくぐると、若い女の店員さんが白い花を耳に差してくれてムード満点!
ワクワクしながら席に着いたのですが、屋外なので蚊が凄いの何のって。蚊取り線香が各テーブルの下に置いてあって、でもそれだけじゃ足りないので、よその席の線香を自分たちのテーブルの上に置きました。
バリ風リジャスタフェルシーフードセレクションという2種類のコースがあって、それぞれ2人前と1人前で頼んだのですが、3人分がまとまって大皿で出てきました。サテという焼き鳥みたいな前菜から始まって、メインまで出てくるわ出てくるわ。とても食いきれない量のお料理がテーブルに並んで、たかが僕なんかの誕生日に申し訳ないくらいの豪華さでした。
お魚の香草焼きみたいなのがめちゃくちゃ美味しくて、マジに感動でしたよ。結局、蚊にもほとんど刺されなかったし、素敵なディナーになりました。

2006-09-15 (Fri)

バリ島紀行 Vol.1

5:00amに起床。なぜなら、昨夜飲みに行ったせいで何も準備をしていなかったから。
キャアァァーーーー、大変。僕、旅行ってこれだから嫌い。準備が面倒臭くって、行く前にイヤになっちゃったりするんですよ。今日も成田に9:00amの約束だったのに、そんなこんなでだいぶ遅れてしまいました。だいたい海外旅行って集合が早すぎですよね。出発の2時間前とかだもの。今朝だって何時に家を出たと思ってるの。

picture

とか何とかブツクサ言いながら、やって来ました。バリ島ですよ。インドネシアですよ。
実は到着するまで、どこにあるのかすら知らなくて、地図を見たらなんと南半球じゃないですか!? ひょっとして僕は赤道を越えてしまったの!? 感動。
バリ島の首都デンパサールにあるングラ・ライ国際空港から、車で30分ほどでヌサドゥアのホテルに着きました。銅鑼の音と共に民族衣装に身を包んだうら若きお嬢さんがお出迎え。素敵〜。

picture

荷ほどきもそこそこにさっそくホテル内を散策しました。
プールが建物を取り巻くようにあって、少し歩くとプライベート・ビーチが! すげえ、こんなに海から近かったのか。
飛行機に8時間近く揺られて、お尻が痛かったですが、疲れも一気に吹っ飛びましたね。

レストランが3つあり、その中でもいちばん高級そうなところに入ってみましたよ。ウェイターさんにお薦めを聞いて注文したら、それはそれは美味しそうなシーフードがお出まし。お通し(?)に出た春巻きみたいなヤツと、ほんのりカレー風味のロブスターがめちゃめちゃ美味かったです。

2006-09-14 (Thu)

携帯電話の絵文字

渋谷から間違えて急行に乗ってしまい、三軒茶屋で各駅停車に乗り換えようと降りたところに、メールが。「これから三茶で飲むんだけど、来ない?」
うーん・・・明日早いんだけど、偶然とは言え、これだけタイミング良く誘われたら行かないわけにはいかんだろう。
ほんの一杯飲んで帰るつもりだったのに、結局2時間も長居してしまいました。
だから、明日の朝早いんだっつーの。

そう言えば、メールくれた人が使ってる携帯は au なんですが、ドコモの絵文字が使ってあって、不思議だなぁと思ったら、知らないうちに絵文字変換サービスというのが始まっていたんですね! ビツクリ。
今までは「〓」に変換されてしまってたのが、類似の絵文字に変換されてメールを送信してくれるのだそうですよ。
ただ、類似の絵文字がない場合は、“今度また飲もうね[人差し指]”って具合に、軽くおかしなことになっていました。でもちょっと感動した。

ちなみに僕は絵文字はほとんど使わないのだけれど、相手が女性で、しかも絵文字を多用する人だと、ちょっとくらい使ってあげないとアレかなぁと思い、たまにキラキラさせてみたりします。キラキラ

2006-09-13 (Wed)

朝、昼、夜

朝方6:00amに目が覚めて、「まだちょっと早いな」と思って二度寝をしたら、7:20amでした。とんでもない寝坊です。
おかしい。携帯や時計のアラームが3回は鳴っているはずなのに、ちょっとした物音でも起きられると自負する僕が、まったく気がつきませんでした。焦りますね、ホント。

ここ1ヶ月ほど、昼飯を食べに行く店がマンネリで嫌気が差していたのですが、昨日ちょっと良いお店を見つけました。わりと人目に付きにくい場所にある定食屋で、昼時でもさほど混んでいないし、ご飯と味噌汁がお代わり自由。
気に入ってしまい、二日連続そこにしましたよ。
僕は普段、米を炊かないので、ホカホカのご飯が食えるのが何より嬉しいんです。これから当分通ってしまいそうな勢い。

仕事が終わった後、課の人たちと焼肉屋に行きました。
みんなホルモンとか頼むんだけど、僕はホルモンってどうも苦手でね。ミノとかハツとか。
今日は“ギアラ”という牛の第四胃袋とやらをいただいたのですが、なかなか噛み切れなくてちっとも美味しくありませんでした。
いいから、肉オンリーでお願いしますよ、肉を食いに来てるんだからさぁ。と、心で小さく叫んでみたものの、後半に行くに従って、ホルモンに傾いていきましたよ。ションボリ。

2225 - 2232 / 3052 Entries « ‹ Prev  275  276  277  278  279  280  281  282  283  Next › »

↑ Top