2006-09-16 (Sat)
バリ島紀行 Vol.2
旅の疲れもあったのか、のび太くん並みに眠りに堕ち、そのまま朝まで熟睡。よく寝たなぁと思って時計を見たら、まだ6:30amでした。せっかくの休みにずいぶんと早起きをしたもんだ、なんて我ながら感心してみたものの、考えてみたら日本との時差が1時間のバリ島。日本時間にすれば7:30amなんて、そんなに早くもないじゃんね。
さて、朝食もそこそこに、午前中はホテルの近くにあるスーパーマーケットに出掛けました。近くと言っても、20分くらいは歩いたでしょうか。何しろ炎天下で気温は優に30℃を超えているだろうから、辿り着く頃には軽くふらついてしまいましたよ。
お土産になりそうなものを物色しつつ、店内を歩いてみましたが、これぞバリ!みたいなものはあまりありません。生活必需品の店だろうから、当たり前なんですけど。
結局1個10円くらいのスナック菓子を10個も買って、あとは甥っ子たちのよだれ掛けが安かったので、つい買ってしまいました。
そして、ここで衝撃的な出来事が。レジでお会計をしたら、お釣りが飴玉だったの! 噂には聞いていたのだけど、まさか本当だとは! しかも「細かいのないからどうしよう」とかではなく、レジスターの中に飴玉が用意されていて、当然のように渡されたからビックリ。飴玉2つでしたけど、いったい幾ら分なのかな?
その後、バリ・コレクション略して“バリ・コレ”(ウチらが勝手にそう呼んでいた)というショッピング・モールみたいな所へ徒歩で移動。「そごう」が入っているというので、何階建てかのビルを想像していたら平屋。さすがバリ。上に伸ばす必要などないのですね。僕は何の用事もなかったので、スタバで「女は買い物が好きだねぇ」とかボヤきながら、カフェラテ飲んでボーっとしていました。
午後一にツアーのオプションで付いていたエステを体験。これが驚きのウットリ体験でしたよ。とりあえずスケスケの紙パンツに着替えさせられて、「これから何が起こるのだろう」という不安と期待でドッキドキ。担当してくれたのは中年の女の人で、何か淡い香りのするオイルを付けて、目眩くような指使いで全身をマッサージ。あまりに気持ちが良くて、あの世に誘われているのかと思いましたよ。
マッサージが終わった後、いよいよビーチに繰り出しました。引き潮の時間で、延々と遠浅の海が続いていて、その先にようやく白波が立っています。風は強かったですが、照り付ける太陽の暑さを和らげてくれるのにちょうど良かった。
僕は肌が白くて弱いので、日焼けはしないように気をつけていたのですが、それでも30分くらいは甲羅干しをしてみましたよ。潮風が本当に気持ち良くて、これを夢見心地と言うんだろうなぁって思いましたね。
って言うかですね、今日は僕の誕生日なんですよ。34歳です。
そんなわけで、同行の方たちに夕食をご馳走になってしまいました。ベノアという所にある「ブンブ・バリ」というお店で、ホテルからは車で20分くらい。店の門をくぐると、若い女の店員さんが白い花を耳に差してくれてムード満点!
ワクワクしながら席に着いたのですが、屋外なので蚊が凄いの何のって。蚊取り線香が各テーブルの下に置いてあって、でもそれだけじゃ足りないので、よその席の線香を自分たちのテーブルの上に置きました。
バリ風リジャスタフェルとシーフードセレクションという2種類のコースがあって、それぞれ2人前と1人前で頼んだのですが、3人分がまとまって大皿で出てきました。サテという焼き鳥みたいな前菜から始まって、メインまで出てくるわ出てくるわ。とても食いきれない量のお料理がテーブルに並んで、たかが僕なんかの誕生日に申し訳ないくらいの豪華さでした。
お魚の香草焼きみたいなのがめちゃくちゃ美味しくて、マジに感動でしたよ。結局、蚊にもほとんど刺されなかったし、素敵なディナーになりました。