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2008-10-09 (Thu)

今年も薫る

この季節になると、どうしても話題にしてしまいたくなるのがキンモクセイ
キンモクセイの木って、花が咲いて初めて「ああ、キンモクセイなんだ」とわかりますね。もちろん、植物に詳しい方なら葉を見ただけでおわかりになるんだろうけど、僕は普段、♪この〜木 なんの木 気になる木〜 とか注意して見たりしていないから、山吹色の花を付けて初めてそれと知る感じです。

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えー、話は逸れますが、キンモクセイなのに“山吹色”とはこれ如何に。山吹色はヤマブキの色だから、その名がある。
同じようにサクラの花の色を“桃色”と言うのもおかしな話。桃色はモモの色で、サクラはやはり桜色。
だけど金木犀色って呼ぶのも、少々クドい気がするし、しっくり来る色の呼び方ってあるのかしら?

閑話休題。

考えてみると、僕の周りには結構キンモクセイの木が多い気がします。常緑樹だし、庭木にするのにお手入れが簡単だからかな。

2008-10-10 (Fri)

あいつもこいつもツンツン

ワタクシ、齢36にしまして初めて検便というものを経験しました。

と言うのも、今日は生まれて初めての人間ドックの日だったんですよ。本当は昨年から受けられる年齢だったんだけど、手続きのミスで受けなかったです。だから今回が人生初。まずは自分が人間ドックを受ける年齢になってしまった事実に、軽くショックを受けたわけだけれど。

昔はマッチ箱にこんもり入れてきたなんて話も聞きますが、実際にどうやって便を採取するのか、ずーっと謎だったんです。経験者に聞けば良かったのだろうけど、なんか聞きづらいし、聞かれたほうもイヤだろうし。
そして今回、配られた採取容器と一緒に説明書きがあったので、初めてのその謎が解けました。そうだったのかぁ・・・。
それにしても今の採便は本当に少量でいいことにビックリしました。マッチ箱にこんもりって話は何だったんだろう。けど、実際に便を採る作業というのは、滑稽と言おうか何か惨めな気持ちになりました。ウンコをツンツンするって・・・みたいな。でもね、考え直した。だって、どんなにカッコイイあの芸能人もその時がくればツンツンするんだし。惨めとか思っちゃいけない。

ところで、人間ドックで初体験の検査が二つありました。
一つは肺活量の検査。学生の頃に肺活量を測ったことはもちろんあるけれど、水が入った機械に息を吹き込んでブクブクやるなんて方法ではありません。すげえ、こういうところも進化してるんだなって思いました。
もう一つは超音波検査。よく妊婦さんがお腹の赤ちゃんの様子を見るために、ゼリーみたいな物を塗って、お腹に機械を押し当てるシーンをご覧になったことがあると思いますが、あれです。胎児じゃなくて内臓を診てもらう。僕はてっきりモニターを見せてもらえるのかと思ってたんだけど、ちっとも見られやしない。ちぇっ、つまんねーの。

バリウムを飲んだりして、計2時間ちょっとの検査。かなりスピーディですよね。結果もその日のうちに聞くことができる。若干のメタボ系数値のオーバーを指摘されたものの、おかげ様で二次検査が必要な項目もなく、健康であることにホッとしました。

2008-10-11 (Sat)

僕はカメラマン

保育園の運動会があるとの知らせがあったので、昨夜のうちに実家へ来ました。

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甥っ子たちの勇姿をカメラに納めたいが、コンデジではどうしても限界がある。ということで、ついに購入してしまいましたよ、デジイチを! ばんざーい、ばんざーい、ばんざーい!
買おうかどうか思い悩むこと1ヶ月。自分としてはかなり我慢をしていたつもりだったけど、たった1ヶ月か。堪え性がないな・・・。ネットで買えば安いとわかっていたけれど、現物をすぐに使いたかったので、昨日の帰りに新宿の家電量販店を回りました。買いたい商品が決まっていると、店ごとのサービスの違いがくっきりと出て面白いね。この店はデジチには力を入れていないんだな、とかね。
どうしても10万円を切りたくて、新しくできた家電量販店ならオープン特価だったりするかと思い、渋谷へ移動。でも10万を割ることはありませんでした。仕方なく新宿で最安値だった店の渋谷店で聞いてみました。これで5店舗目。そしてここがいちばん安かった。SDHCメモリーカードは半額になっていて、ポイントで購入。カメラバッグ、三脚がサービスで付いていたので、ネットの価格と5,000円くらいの差で買うことができました。キヤノンのエントリーモデルで、初心者でもかなり使える。自分としては結構いい買い物ができて満足です。

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さあ、僕の気合いは十分。ところが肝心の天気がピリッとしない。開会は9:00amからの予定でしたが、ちょうど雨が降ってきて、保育士さんたちも屋外でやるか屋内でやるかを何度も協議し、見物する保護者も室内ホールへ集まったり、またグラウンドに出たりと右往左往。でも、保護者たちは多少の雨なら外でやって欲しいと願ってる人が多かったようで、外でやると決まると拍手が起こっていましたよ。

甥っ子たちのいる2歳児クラスの出し物は『ぱわわぷ体操』。どうやらYutaがあまりにもしょっちゅう ♪ぱ〜わ、ぱわぱわ〜 とやってるのが、保育士さんたちの目に留まって、出し物にちょうど良いってことになったらしい。できはグズグズな感じだった(2歳児なんだから当たり前)けど、担任の保育士さんは「よくできました〜」と褒めていました。

2008-10-12 (Sun)

優良運転者になったよ!

普通自動車免許を取得して15年。とうとうゴールド免許となりましたぁ! わーい、わーい。僕が免許を取った翌年'94年の道路交通法改正で導入された優良運転者免許証。この間、おかげさまで人身事故などの大事故を起こすような真似はしてこなかったけれど、駐車禁止違反などを重ねてしまい、ゴールド免許とは縁遠いものと思っていました。しかし、ついに僕の元にも赤紙が・・・いや、違った。優良運転者の更新連絡書が! 考えてみれば、もう5年くらい違反切符を切られていないかな。

二俣川の試験場に2:00pm過ぎに入りました。
運転免許の更新って、行く度に改善されてスピーディになっているなぁとは思っていたけれど、今回は一段と速かった! まず申請書に顔写真を添付しなくて良くなりました。入口で今まで使っていた免許証を申請書にコピーしてもらえばOK。試験場でスピード写真を撮る手間がなくなりました。もう、これだけで画期的だと思っちゃうよね。
その後、視力検査があるのだけれど、先日手術を受けて眼鏡等条件の解除を申し出たところ、コンタクトレンズの確認をされるわけでもなく、申請書にゴム印を押されて、ハイ終了。そんなもんでいいのか。
さらにその後、講習があり、道交法の改正に関する説明を15分、ビデオ鑑賞を15分。違反者講習の時は「事故を起こすと人生終わり」みたいな悲惨なビデオだったけど、優良運転者講習だと「運転中は注意力が何より大事」みたいなソフトなビデオで、しかも「時間がありませんので」と言って、途中で見るのを止めてしまいました。すげえ、いい加減。そしてあっと言う間に免許証交付。3:25pm終了。

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せっかくの実家での食事なので、旬の物が食べたいとリクエスト。昨夜はキノコをたっぷりと入れたパスタにしてもらい、今晩はサンマにしてもらいました。それも僕が大好きななめろう。これがまた脂が乗っててめちゃくちゃ美味しいんだ。そのほかにマグロの中落ちをユッケ風にたたいたもの、舞茸の天ぷら、きんぴらゴボウ。
旬の物をいただくと、日本人で良かったぁって思うよね。

2008-10-13 (Mon)

僕の癒しスポット

なぜだかわからないけど、僕は上野という場所が好きなんです。だからと言って足繁く通っているわけでもなければ、特別この界隈に詳しいわけでもありません。でも、ふとどこかへ行きたいなと思うときに足が向くのが上野で、どうしてか心が落ち着く。だから今日も甥っ子たちをどこかへ連れて行こうとなったら、僕が上野へ行こうと言ったのでした。

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今年の夏に来たときは、あまりの暑さに動物園に入るのを断念したけれど、今日はこれ以上ないってくらい気持ちの良い行楽日和だったので、動物園を散策。現在、ジャイアントパンダがいないのがちょっと残念だったな。

あと1ヶ月半で3歳になる甥っ子たち。少しずつ動物などの知識も増えて、シマウマキリンなどはわかります。けれど、肩車などをして見物させてあげても、実際にはあまり喜ばないんですよ。どうやら人混みが嫌いであったり、自分たちが体を動かすほうが楽しかったりするので、動物を見てもさほど興奮はしないようなんです。それが証拠に、ゾウのオブジェが2頭あり、子供たちがそれに乗っかって記念写真を撮る所があったのだけれど、YutaKotaも皆と同じようにオブジェに乗ったことが、本物のゾウを見るよりよほど楽しそうでしたからね。

最近の甥っ子二人は、家にいる時は専らNHK教育テレビで毎週土曜日に放送されているアニメ「おさるのジョージ」が大のお気に入り。録画もしているので、同じストーリーを繰り返し見ていて、その熱中ぶりは半端じゃありません。なので、動物園でもサル山とか興味を示すかなと思って連れて行きましたが、やっぱり興味なさげ。むしろ自分たちが柵にぶら下がったりするほうが楽しそう。やはり近くのアスレチックなどに連れて行くのが、良いのかも知れないな。

ところで僕、上野が好きだと言いながら、実は西郷隆盛の銅像を一度も見たことがなかったので、わざわざそれだけを一人で見に行きましたよ。たしかに武蔵丸に似てるね。

2008-10-14 (Tue)

格好良く歳を取りたいものだ

職場の僕の席は、正面に還暦を迎えた女性がいるだけで、周りから隔離された感じになっています。必然的に話し相手はその女性しかおらず、はじめのうちは正直「なんてこった・・・」と思っていました。でも僕は昔からオバサンキラーとでも言いましょうか、年配の女性と打ち解けるのは上手みたいで、近頃はなんやかんやと世間話をすることが多くなりました。

今日は“年齢を重ねる”ことについてのお喋りに花が咲きました。
おととい運転免許がゴールドになり、向こう5年間更新しなくていいんだと喜んでいたら、うちの妹が放った言葉。「次の更新の時は40歳だね」――軽く眩暈がしたよ。そのことをオバサンに言うと「あら、あたしなんて5年経ったら老齢基礎年金の受給者よ」と返されてしまいました。そこから導かれた結論は「歳を取るってやーねー」ということ。苦笑。

また、昼間受けた電話の相手がものすごく知ったかぶりをする年配の人で、僕は「変に知ったかぶりをせずに、歳を取っても低姿勢でいたほうが利口だと思うんですよね」と話すと、曰く「歳を取るとつい知ったかぶりをしちゃうのよ」とのこと。意固地になると言うのか、頭が固くなると言うのか、そのオバサンには気持ちがわかるらしい。

それから、歳を取ったときにあまりに物を知らないというのも如何なものかという話題に及びました。昨夜放送の「ネプリーグ」での勝俣州和を見ての感想。
問題は「限りなく透明に近いブルー」「ノルウェイの森」「鉄道員(ぽっぽや)」「模倣犯」「容疑者Xの献身」のそれぞれの作者を答えろというもの。
先頭で答えた名倉潤は読書家らしく、すべて知っていたようなのですが、中でいちばん答えが出にくいだろうと思われる「村上龍」と答えたんです。
すると勝俣。「言われたよーっ!」と叫び、あとの作家が一切出てこない。残りの一つ、二つが出てこないならまだしも、選択肢はまだ四つもあるわけで、まして村上龍だけ知っていたとは到底思えないよね。なんか見ていて痛々しかった。
物を知らないというのは、ある程度の年齢になると厳しいものがありますね。ハーフパンツも結構だけど、こんな40代にはなりたくないと強く思いました。

ちなみに正解は順に村上龍、村上春樹、浅田次郎、宮部みゆき、東野圭吾。

2008-10-15 (Wed)

徐々に秋めいて

この時季、前夜に雨が降った翌日の晴れ上がった空気が気持ち良すぎる。カラッと爽やかだけど、程よい湿度もあって、人間にとってこれ以上の環境はないとさえ思える気候ですね。秋は寂しいから嫌いなどと言う人もいますが、理解ができない。本日の最低湿度は52%。僕はこの時季が一年でいちばん好きです。

あんまり気持ちが良いので、昼飯を公園で食べようと思い、コンビニエンス・ストアでおにぎりを買ったんです。けれど近くの公園に行くと、僕と同じように青空の下でのんびりランチしようと考える人たちで、ベンチはいっぱい。仕方なく職場の休憩室で食べました。残念。

ここ数日、明け方はやや気温が下がってきてるのかな。室温計を見ると21℃とかあるので、まだまだ冷え込むってほどじゃないですが、若干寒いなと感じることがあります。
そんな時は眠りが浅いのか、やけに鮮やかな夢を見るんです。今朝の夢はこう。

登場人物は小学生の時の友達のお母さんだとか、よく行く中華屋のおかみさんだとか、中年女性ばかり。で、今僕は密かに欲しい物があるのだけれど、それを皆がなぜか自慢気に首からぶら下げているんですよ。数人の中年女性たちと輪になって何かお喋りをするんですが、首にぶら下がっている物が羨ましくて仕方がない。でも僕はプライドが高いので、欲しいなんてことはおくびにも出さずにチラ見をするだけ、という夢。
まあ、内容は荒唐無稽ではありますね。

だけど、そんな夢を見たら、今までは大して欲しいなんて思ってなかったのに、それがものすごく欲しくなってしまったんですよ。夢って、ある時は内なる感情を引っ張り出して増幅させるんだね。“それ”が何かはまだ内緒ですけどね。

2008-10-16 (Thu)

ギャグから見える若者言葉

うちの課長、最近やたらと「違うか」を連発するんですよ。当然、何か冗談を言い放った後に「違うか」と自分にツッコムわけだけど、なぜかもう一度念を押すように「違うか(by ものいい)」って感じで言い直すんですよね。仕方なく僕も「ああ、流行ってるやつですね」って感じで笑ってあげるんだけど、そういうの非常に面倒臭い。

昨夜の「爆笑レッドカーペット」で、ものいいの片割れ(吉田サラダ)とキングオブコメディというコンビがコラボレーションしていました。
セーラー服姿で語尾に「〜みたいな!?的な!?」と付けて騒ぐ娘と、ジョークを飛ばしては「違うか」と一人ボケツッコミするお父さんが繰り広げる鬱陶しさ満点のコント。
結構笑えました。

自分もあまり他人のことは言えませんが、この「〜みたいな」「〜的な」という言い回しを多用する若い子ってホント多いよね。英語だと“like something”と訳せばいいだろうか。断定した表現を避けるための“ぼかし言葉”と位置づけることができると思います。たしかにあまり断定的に物を言ったりするよりは、曖昧に表現することが美徳とされる風土が日本にはあります。でも若い子たちの使う「〜みたいな」「〜的な」はそんな美徳とは程遠くて、いささかイラッとすることがないですか?

「なんかー、授業中先生がずっとこっちをガン見しててー、うち的にはかなり“ウザっ”みたいな。マジちょー微妙なんですけど。ってか意味わかんないから」

・・・・・僕的にはあなたの日本語が“ウザっ”なんですけど。
これは朝の通勤電車内で聞こえてきた女子高生の会話。キングオブコメディはこの苛つく感じをデフォルメしてウケてるのだから、こういう会話のどこかがいびつであるということは、女子高生たちも薄々わかってるんじゃないかしら。であれば、美しい日本語もきちんと身に付けて、状況に応じてきちんと使い分けられるようにして欲しいとオジサンは切に願います。

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