2013-08-10 (Sat)
ぼよよん行進曲
甥っ子たちは小学2年生なので、NHKの「おかあさんといっしょ」を見ていたのは5〜6年前くらいのことでしょうか。ちょうどゆうぞうおにいさんとしょうこおねえさんが番組を卒業する間際くらいから数年見ていました。
当時は番組内で歌われる歌のDVDなんかも買ったりして、僕もよく聴いていましたね。
そんな「おかあさんといっしょ」の歌で『ぼよよん行進曲』という曲があるのですが、今日たまたまYouTubeでその動画がヒットして、久しぶりに聴いたら「良い曲だなぁ」と思って。
妙な話、ちょっとウルッと来たんですよ。
この感覚は何だろう? 前向きで元気な歌詞だし、ウルッと来る要素などないように思うのだけれど・・・と思ってネットを見ていたら、僕と同じように「なんか泣ける」と感じた人が結構いたので驚き。
僕が何かジーンと来たのはサビのところ。
ぼよよよ〜んとそらへ
とびあがってみよう (作詞:田角有里・中西圭三)
何度か繰り返し聴いて、僕が出した結論はコード進行じゃないかと。
上記の部分は B♭ → E♭ → Cm → D7 というコードなんですが、とくに後半の ♪とびあがってみよう〜 の「D7」がトリックだと思うんですよね。曲調に“切なさ”を出すときに使われるコードなんですよ。
「おかあさんといっしょ」の曲だと侮ってはいけません。作曲はなんと中西圭三ですからね。現在も使われている「ぱわわぷたいそう」も彼の作曲。こちらも佳曲です。