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実家に帰ると、点けてるテレビはいつも子供番組。NHKの「おかあさんといっしょ」とかのDVDがあって、甥っ子たちが繰り返し見るので、その気がなくとも自然と僕も覚えてしまいます。この4月から「おかあさんといっしょ」の歌のおにいさん、おねえさんがバトンタッチしました。現在は横山だいすけ、三谷たくみの両名。この二人になって、改めて気づかされたことがあるんです。それは前任の二人の並外れたエンターテインメント性。

先代のおにいさんは今井ゆうぞうという人で元劇団四季の俳優さん。TDLのパレード・ダンサーを務めたこともあり、オーディションは体操のおにいさんのつもりで受けたと言っていました。
おねえさんははいだしょうこという人で、なんと元タカラジェンヌ。千琴ひめかの名で星組の娘役だったそうです。
彼らの経歴を見ればおわかりのように、二人とも歌だけでなく、ダンスが巧い。「おかあさんといっしょ」なんて甥っ子が生まれるまで何年も見てなかったから、見始めた頃は「そういうもの」かと思ってたんですが、代替わりして初めて踊れる二人の楽しさがわかりましたよ。現在のおねえさんは現役音大生で、言っちゃなんですがダンスはぎこちない。

そんな二人、3月で番組を卒業以降、民放でもちらほら見かけたりします。今日もしょうこおねえさんが「太田光の私が総理大臣になったら･･･秘書田中｡」に出ていて、『おしりフリフリ』を振り付きで歌っていました。

そして今日、そのしょうこおねえさんの衝撃的な出来事を知ってしまいました。
「おかあさんといっしょ」の中にぐ〜チョコランタンというコーナーがあって、その中にスプーというキャラクターが出てくるんです（→こちら）。
ある日、そのスプーを“えかきうた”にしてゆうぞうおにいさんと一緒に描いたおねえさん。出来上がったものがこちら。
･･･すごいでしょ？ もはや原型がスプーだとは思えない。ガチでおねえさんが描いてます。
ゆうぞうおにいさんは、“えかきうた”を歌っている時からすでに半笑い。出来上がった絵を見て、堪えられずに吹き出しながら「しょうこおねえさんのも、上手ですね〜」と、やけっぱちなコメント。さらには、おねえさんに向かって「画伯！」と言い放ちます。

このことは、2年ほど前に某巨大掲示板で「祭り」になるほど盛り上がったらしいです。一分の隙もなく歌も踊りも完璧にこなすと思っていたしょうこおねえさんだけに、僕の衝撃はひとしおでした。悲しい時にまた見ようと思います。