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2013-06-08 (Sat)

ジブリへの感嘆と苦言

今週は甥っ子たちがサッカー観戦で留守だと言うので、久しぶりに実家に帰らない週末。
どれくらいぶりかと思ったら、4月13〜14日以来、ほぼ1ヶ月半ぶり。5月は連休もあったので、休みの日はほとんど横浜にいたと思いますね。


AKB48の総選挙では、交際報道が出て博多に飛ばされた子がどういうわけか1位になって、僕の推しメン・大島優子が2位という結果――ということに、まっっっったく興味が持てず、裏番組の「世界一受けたい授業」を見ていました。(結果だけは気になってネットで見ましたが)

後半は、スタジオジブリのプロデューサー鈴木敏夫氏が講師。
《風の谷のナウシカ》が公開されたのが1984年で、当時僕は11歳。アニメーションとは、ジブリ作品のような躍動感が普通のことだと思って育ってきた世代なのですが、それはやはり大変な労力と時間、そしてひらめきを要するものなんだと、改めて知りましたね。
とりわけ感心したのが、《となりのトトロ》に出てくるネコバスのフカフカ感。そんなところ、何とも思ったことなかったのだけれど、そうか、あれをアニメーションで表現することは画期的なことだったんですね!

ところで、宮崎駿の新作《風立ちぬ》は、たしか主人公の声をエヴァンゲリオンの監督が担当するんですよね? 庵野秀明。糸井重里の二の舞? 《崖の上のポニョ》の時も、僕は声優陣をこき下ろしましたけど、今回も不安要素しかありません。

鈴木氏は「宮崎監督はテレビドラマや映画を見ないので、役者を知らない。だから純粋に(キャラクターで)選ぶ」と仰っていましたが、僕から言わせれば、石田ゆり子も木村拓哉も及第ではあったけれど、決して最高ではないんですよ。「もっとここがこうだったらなぁ・・・」って随所で思う。それこそアニメーション表現が世界最高峰なだけに、声優が素人ってのは、本当に勿体ないですよね。

2013-06-07 (Fri)

本当の孤独

もうかなり前のことなんですが、とあるブログに「本当の孤独」というタイトルの記事がありました。たしか「夜中に飲み物を取りに行き、何かの角に足の小指をぶつけ、持っていたコップをこぼさないように体勢を立て直そうとして一回転したら、飲み物はすでにこぼれていて、滑って顔面を打ち、鼻血を出した」というような中身でした。

内容にも大笑いだったのですが、結びに「こういうことをネットでしか伝えられないのが、本当の孤独だと思う」と書かれてあって、「ああ、孤独とはそうしたものか」と、僕は強く感銘を受けた覚えがあります。

今週は仕事が比較的ハードでクタクタだったので、一週間の終わりに思いっ切り体に悪いものでも食っちゃおうと、オリジン弁当で380円の唐揚げのお得パックを買ってきて、最近は滅多にしていなかった家飲みを敢行したんです。
いちばん大きな唐揚げを楽しみに取っておき、タルタルソースをたっぷりかけて、いざ食べようと箸で持ち上げました。ところが! しっかり掴めていなかったらしく、唐揚げは箸からこぼれ落ち、無情にも床にボトッ・・・・・。

こんな時、普通の精神状態だったら「3秒ルールだもんね」と言いながら、拾い上げて食べてしまうところなのですが、とにかくグッタリ疲れていたのと、何よりも唐揚げにつけたタルタルソースが落下とともに飛び散ったことで、「3秒ルール」なんて悠長なことを言っていられない悲惨な状況だったわけです。
僕は大袈裟じゃなく「ギャアアーー!!」と叫びましたからね。
半分やけくそになりながら、落ちた唐揚げをゴミ袋に叩き込み、タルタルをウェットティッシュで拭いて、「もういやだ」と独り言を吐きました。

これも「本当の孤独」と呼んで、差し支えないですよね。

2013-06-06 (Thu)

怒れるポイントが似ているから

食欲がいまいちだったので、スパイシーなものなら良いだろうと思い、昼食は辛味噌ラーメンというのにしたら、予想以上に辛くて、食べ終わった後も口の中がヒーヒー。
そこで何か甘い物で中和しようとコンビニエンス・ストアに入り、チョコレートを買ったんですよ(→これ)。そしたらまったく甘くなくて、口の中の辛さが取れないどころか、ほろ苦すぎて軽く気持ちがヘコむほど。
イヤになって、残り全部を隣の課の人にあげてしまいましたよ。
気持ちがヘコむほど苦いって、嗜好品としてどうなの? 売れると思えないけど。


5月の中旬から続いていた決算期の山場が、今日で一つの区切りを迎えました。
覚悟していたよりはあっさりと終えることができましたけど、何か難問にぶつかった時に、相談できる人がいないってのが、結構キツかったですね。

うちの会社、3年前に組織がガラリと変わり、外部から人を採るようになり、生え抜きの職員はガッサリ辞めていったので、仕事を熟知している人がいなくなってしまったんですよ。だからちょっとしたことを確認したくても、周りは素人ばっかりで、聞ける人が全然いない。
最近は、そんな素人に囲まれて仕事をするのが、ほんとストレス。

まあそんな愚痴は置いといて、とりあえず一区切りついたのだし、せっかくだから誰かと飲みにでも行っちゃおっかかなぁーなんてぼんやり考えていたら、絶好のタイミングで思いがけないところからお誘いがあったんですよ。大ボス。

大ボスは、“怒れるポイント”が僕と似ているので話が合うんですよ。
前述の「素人ばかりに囲まれてストレス」ということも、立場的に真っ向からは批難はできないけれど、すごく賛同してくれますし、中ボス斜向かいのババアが大ッ嫌いなところとか、感性が似ているんだと思います。

そんなわけで、「ちょうど喉が渇いてたんスよー」とか調子の良いことを言って、二つ返事でお供しました。そして案の定、大悪口大会と相成りました。

2013-06-05 (Wed)

なんかちょっと引っ掛かる

先週の「安住紳一郎の日曜天国」のオープニングで、安住アナが担当しているテレビ番組で好成績(高視聴率)だったことについて分析を進めていったところ、「番組中、安住アナのYシャツの襟が立っていたから」との結論に達した――という話をしていました。

襟がきちんと整っていれば気にも留めない場面で、安住アナの襟がピョコンとイレギュラーに立っていたばかりに、視聴者は「あれはいつ直すんだろう?」と気になり、チャンネルを変えずに見てしまったということらしいです。
テレビ番組で「正解は番組の最後に!」などと、見る者の興味を引っ張る手法なんかを業界用語で「フック」と言うそうで、“Hook”=引っ掛けるものという意味。つまり顧客(視聴者)の興味を引っ掛けておくということだそうです。

この手法、僕、相当コロッと引っ掛かりますね。「何か変、ちょっとイラッとする」くらいのフックをかまされると、完全にクリエイターの思うツボにハマります。
とくにテレビコマーシャル。以前であれば明治のチョコレートのCMで、森三中・村上の音程がズレているのが気になって気になって、日記に書いたこともありました。

これはかなり前から考えていたことなんですが、人に何かを訴える、伝えたいメッセージがある時は、絶対にこのフック(引っ掛かり)を与えたほうが良いということ。

たとえばヒット曲と言われる音楽は、絶対にどこかに“スマートじゃない”部分が潜んでいます。それはメロディーだったり、リズムだったり、演奏家の癖だったり etc...
美しいメロディーをただきれいに歌い上げるだけでは、たとえそれがウィーン少年合唱団であっても、聴く者に感動を与えるまでにはいかないんですよ。これはもう絶対に。
小説だって、ただ美しい日本語だけを並べても傑作にはなりません。

フック。「我が意を得たり」と思ったお話でした。

2013-06-04 (Tue)

小さい子供が愛おしくて

この頃、小さい子供を見ると、なんかもう「可愛い!」と思えて仕方ないんです。
ベイビーカーに乗せられて寝てる子や何やら嬉しそうにケラケラ笑ってる子なんていたりすると、無意識にジーッと見つめて、挙げ句誰にも聞こえない小さな声で「可愛いなぁ・・・」って口に出してしまうほどですからね。完全に変な人と思われてもおかしくない。

今日などは、バスに乗っていたら、通りの向こうにおばあちゃんに連れられた2〜3歳の女の子が、バスに向かって手を振っていたんですよ。それがあんまり可愛かったものだから、ついバスの中から我を忘れて手を振り返したの。
そしたら、手を振る僕に気づいて嬉しく思ってくれたのか、その子がまっすぐこちらを見ながら、満面の笑みでいっそう強く手を振ってくれるんですよ
ヤっバい、オジサン、キュン死に寸前だっつーの。

あ、別に何て言うかイヤラシイ意味じゃないし、性的にどうとかは一切ないし、男の子も可愛くて仕方がないので、ロリータ・コンプレックスみたいなことじゃないですからね。(←否定すればするほど変態っぽいですが)
なんだろう、女性であれば母性と言うのかな。そういう感じ。父性? そんな言葉あるの?

世の中には「子供が嫌い」と言う人も結構いらっしゃいますが、赤ちゃんの泣き声というのは、大人の耳には感知しやすくノイズと感じる周波数帯なのだそうです。
たしかに高校生の頃、バスで通学していた時に、車内で赤ちゃんが泣いていたりすると、どうしようもなくイライラしたこともあって、「自分は子供が嫌いなんだ」と思っていた時期がありましたね。
それが歳を取るにつれてだんだん許容できるようになって、甥っ子たちが生まれてからは、さらに子供が好きになり、ついにはロリコンの境地ですよ。あ、ロリコンではないか。
いやでも、今日の手を振ってくれた女の子は可愛かったなぁ・・・。

2013-06-03 (Mon)

職場爆睡グッズ

昨夜は夜更かしをしてしまい、睡眠時間が3時間ちょっとになってしまいました。月曜日はそれでなくても気分がげんなりしているのに、寝不足とか本当に最悪。
頭がボーッとしていて、フワフワした気持ちの中で仕事をしているので、ペンを持つ手に力が入らなくて、字もヒョロヒョロと筆圧が低く、無気力モード全開。やる気ゼロ。

しかし一方、筆圧が低いほうがかえって字が上手に書けたり、いつもだったらイラッと思う客でも、その気力がないので「まあ、いいか」と、淡々と仕事ができたり。
自覚してはいないのですが、僕ってもしかすると松岡修造系の熱血空回りタイプなのかしら? 本当はちょっと無気力くらいがちょうどいいとか?

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とは言え、眠気にはやはり勝てなかったので、昼休みに仮眠を取ることにしました。
こんなこともあろうかと先日ドン・キホーテで枕になりそうなクッションを買っておいたんですよ。中にビーズが入っていて吸い付くような肌触り。程良い弾力もあって、机に突っ伏した時の枕にするには最適。
これでもっと落ち着いた色があったら言うことなかったんですが、ドンキだから。

今までは両腕に頭を乗せて寝ていたので、ポジションが悪いと痛くて寝付けなかったりするのですが、クッションに頭を乗せていると、完全に眠りに堕ちることができますね。
ちょっと仮眠するつもりが、45分間みっちり爆睡してしまいましたよ。
ハッと気がついたらたまたま電波時計が1:59pmだったので、奇跡的に時間内に起きられた感じ。危ない、危ない。
今度また眠い日があって、ガチ寝して時間内に起きられなかったらヤバいから、携帯のバイブをアラーム代わりにするとか、何か考えなくちゃな。

いやぁ、気持ち良かった。いびきとか大丈夫だったかな?

2013-06-02 (Sun)

「倍」を勉強

現在、「NewスーパーマリオブラザーズU」のコンプリートを目指しております。
通常ステージのスターコインをすべて集めると、スペシャルスターというボーナスコースに行くことができ、そこを全部クリアすると完全制覇となるらしいのですが、残りあと2つのところまで来ました。

僕の場合は、登り損ねた土管とか、相当なテクニックがないと取れないスターコインも、甥っ子たちのバディプレイをフル活用して、どうにかこうにかこなしているので、大見得切って「クリアした」とは言えないのかも知れませんが、達成感と充実感はハンパないです。


居間で父上が、孫たちの勉強を見ていました。
Kotaは嫌々やっているのが態度に表れ、僕が「やりたくないなら、やらなくていい」と強い口調で言うと、ベソをかきながら机に向かっていました。

算数のドリルをやらせていたのですが、甥っ子たちは「まだ習っていない」と主張しています。その内容というのが、「」という言葉でした。かけ算はすでに習っていて、「50×2は?」と聞けば「100」と答えられるのに、「50の2倍は?」と質問するとわからない。
「倍」という言葉なんて、かけ算よりも頻繁に使いそうなものなのに、教わらないととわからないんだなぁって、当たり前なことなのに不思議な気がしましたね。

妹は「倍」という言葉を説明するのに、機転を利かせて、甥っ子たちの好きな「VS嵐」のコロコロバイキングというゲームの中で、「ポイントが2倍になるゴールデンボール」というルールを例に挙げて説明していましたよ。
「ゴールデンボールが50ポイントに入ると?」って聞けば「100ポイント!」と答えられるのだから、「倍」という言葉は知らなくても、概念はすでに備わってはいるのですね。

2013-06-01 (Sat)

週末マンネリ

今日から6月。関東甲信越では、5月29日に気象庁から梅雨入りの発表がありました。
「早くね?」と思ったら、平年より10日、昨年より11日早い発表だったようで、1951年に統計を取り始めてから3番目に早い梅雨入りだそうですね。

梅雨が長いのも嫌だし、梅雨が早く終わって猛暑が続くのも嫌だし、いずれにせよ爽やかな季節が終わってしまったのかと残念に思っていたら、おや? そんなに天気は崩れないですね。来週の予想もわりと晴れる日が多いみたいだし、今日だって曇りがちながら良いお天気。
気象庁、発表を早まったんじゃないの?

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この何週間もずっと、土日の生活パターンが同じで、日記に書くことがありません。
土曜日は昼頃までダラダラするか、やる気がある時は洗濯をして、午前中が終わってしまい、その後は自分の用事で出掛けたりすることもあるけれど、夕方には実家に帰り、夕飯の買い出しに付き合い、食事の支度が整うまでの間は「Wii U」で時間を潰し、食べて飲んで、また「Wii U」をやって寝る。
日曜日は、甥っ子たちをサッカーに送り出すと、世田谷に一度戻って所用を済ませ、また実家に戻って来て、夕飯まで家族と一緒に過ごし、妹に車で送ってもらう。

それもこれも甥っ子たちに笑顔で過ごして欲しいからなので、少しウンザリしつつはあるけれど、まだしばらくこの週末パターンが続きそうです。

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