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渋谷で雑誌を買い、田園都市線に乗った。音楽を聴きながらボーっと乗っていたら、気がつくとそこは二子玉川。間違えて急行に乗っちゃってるし。ボーっとし過ぎだろって話。いやいや、今月に入って忙しかったから、とか言い訳。せっかくなので多摩川縁まで下りて、暗い川を眺めながらしばし涼んできた。

三十路になって早いものでもうすぐ5年になるわけだけど、二十代の頃には考えもしなかった衰えが、ふとした瞬間にやって来る。いちばん顕著なのは体力、体型なんだけど、いちばん落ち込むのが精力。僕はどちらかと言えば早撃ちの元気ハツラツだったのだけれど、たま〜に、本当にごく稀にイケないことがあるようになった。自分としては盛り上がっているつもりなのに、体が腑抜けになって続行不能･･･。そんなことが人生で3、4回あった。

今日は13日の金曜日。ジェイソンも出てくる不吉な日付。「悪いことが起こりませんように」と心の中で唱えながら、一日を無事に終え、もう何も起こらないだろうと安心した矢先、起こってしまった。突然の戦闘不能状態･･･。(￣▽￣;)!!ｶﾞｰﾝ
今月に入って忙しかったからかな、とか言い訳しながら、ホントごめんなさいって感じ。もう情けないやら悲しいやら。軽いショックを覚えながらPCの前に座り、今起きた出来事を反芻しながら日記に書いている自分。はぁ〜。

仕事をしていたら、突然お客が大声でクレームを付け始めた。
応対していたのは、同じ課の女性。実は僕、彼女があまり好きではない。まあそれはさておき、怒りにまかせて怒鳴るお客の言っていることは多少理不尽だったが、要は接客態度が気に食わなかったらしい。たしかにその女性、ちょっとお高くとまった感じの物言いと表情をする嫌いがある。そんなところがもろに出てしまったんじゃないかと思われる。クレーマー曰く「客の気持ちを考えない態度と発言」だそうで。

そんなわけで、あまり同情する余地もないのだけれど、怒りのボルテージが最高潮に達した客から発せられた一言には、さすがに同情してしまった。

「平べったい顔をして、このブス！」

どんなに怒っていても、相手の容姿を中傷するような発言は許せない。
たしかにお世辞にも美人ってタイプじゃない（←フォローしてねえし）。実際、僕も彼女の顔は平べったいと思う。けど、仮にも大人同士のビジネスの場で、そんな発言はないんじゃないの。録音しておきゃ名誉毀損で訴えられるよ。途中「バカ、バカ」を連発していて、僕だったら「バカ」と言われた時点で会話終了！ 「バカとは話したくないでしょう？」とか言いながら上司に代わるね。でも、彼女は「ブス」と言われても引き下がらなかった。そういうところがまた、可愛げがないのよね。
その客が帰った後、彼女はケロリとしてたけど、本当は傷ついてるんだろうなぁ。

昨日から雨が降ったり止んだりで、湿気が多くて蒸し暑い。ここしばらくはスカッと晴れる日がないらしい。鬱陶しいけど、これが通常の梅雨なんだろう。しかし九州では大雨で土砂災害に見舞われてるそうだし、アルゼンチンでは89年ぶりに雪が降ったってニュースでやってた。世界的にはやっぱり異常気象なの？ でもニュースを見てると、世界各地でしょっちゅう異常気象が起こってるような気がして、何が正常なのかわからないよ。

先週の土曜、日曜と実家に帰ったこともあり、丸2日タバコを吸わずに過ごした。それで何となくこの3日、職場でも禁煙。今日で合計5日間ということになる。きっかけがあったわけじゃないし、モチベーションはものすごく低いのだけれど、仕事が忙しいのと、喫煙所がデスクから遠くなったせいもあり、意外と吸わないでいられる。日に何回か「今、普通だったら吸いに行っているよなぁ」と考え、ほんのちょっと吸いたくはなるが、何も手に付かないほど無性に吸いたくなるようなことはない。すごくね？ けど、僕がヘタレなところは、いつでも吸えるようにタバコを持ち歩いていること。でもそれって逆にすごくね？ 自分の意志で、目の前にタバコがあっても吸わずにいられるってことだし。

まあ、前述のとおりモチベーションは極めて低いので、いつまで続くかは保証の限りではない。って言うか、“いつまで続くか”なんて書いてる時点で、もはや挫折するために禁煙してるみたいだもんね。

この前テレビを見ていたら、タレントの誰かが「昔は吉野家の牛丼がいちばんのご馳走でした」みたいなことを言っていて、それをふと思い出したら急に牛丼が食べてみたくなって、昼飯は吉野家へ。

昔から牛丼ってあまり好きじゃなかったので、実はあまり食べたことがない。BSE問題でアメリカからの牛肉の輸入規制が始まる前も数回しか食べた記憶がない。むしろ規制中に代替えで出していた豚丼のほうが好きでよく食べた。その後、吉野家で牛丼が復活したというニュースを聞いても、別に食べたいとも思わなかったので、たぶん5年くらいは口にしてないんじゃなかったかな。

恐る恐る牛丼を注文した。僕の記憶にあった牛丼よりは美味しかった。でも、そんなに頻繁に食べたくなるほど好きじゃないってことも再確認した。やっぱり豚が良いかも。

毎度のことではあるのだけれど、ここのところ寝起きが異常に悪い。寝起きじゃないな、目覚めが悪い。頭がボーっとして、胃がムカーっとして、なかなか起き上がれない。まず始めに頭を巡るのは「会社、休んじゃおっかなぁ」という悪魔の囁き。これってもしかして欝？ 欝の一歩手前？ 危ない？ 危ない？？
でも結局仕事にはちゃんと行ってるから、僕って偉い。

帰りに多摩川に寄った。結構久々かな。いつの間にやら河川敷の草木が生い茂って、以前と様相が変わっていた。相変わらずバーベキューをやっている学生たちが大勢いて楽しそうなんだけど、実は看板に大きく「バーベキュー禁止」と書かれてる。これって黙認なのかしら？

モトクロスバイクで走り回るライダーや釣り人がいたけど気にしないで、今日も大声で歌った。たぶん対岸を散歩している人にも聞こえてるだろうし、近くのグラウンドで練習している野球少年たちにも聞こえてる。僕はきっと“たまに現れて熱唱しているちょっとおかしい人”って思われているに違いない。客観的に見て、たしかに僕って変だもの。わかってる。でも目下いちばんのストレス解消なので許されたい。もしギターとか弾ければ、街頭で歌って、そうすれば変な人と思われないのかもな。

昨日は七夕だったんだね。すっかり忘れてた。2007年7月7日というおめでたい数字にあやかって、結婚式を挙げたカップルも多かったそうで。幸せな人はよろしいなぁ。僕も短冊に願い事でも書いておけば良かったな。「宝くじが当たりますように」とか。もう願い事の受付は閉め切っちゃったよな。ちぇっ。

昨日に引き続き、甥っ子たちを連れて、近くの学校のグラウンドに遊びに出掛けた。ゴムボールとスコップを持って行ったら、ボールには見向きもせずに砂遊びをしていた。ところがスコップの取り合いを始める二人。もう少し分別が付くようになるまでは、双子には何でも2つ用意しないといけないのかな。絵本でもおもちゃでも必ず取り合いしているもんね。致し方ないんだよね。

昼過ぎに実家から世田谷に戻ってきた。本当は甥っ子たちと一緒にいたい気持ちもあったけど、このまま付き合っていると、体が休まらずに明日からの仕事に影響が出ちゃうから。最近、体力がなくてね。帰ったら2時間近く寝ちゃったよ。でも、この2時間が明日からの活力になるわけよ。結構貴重なんだから。

甥っ子たちが風邪を引いていると聞いて、今週も子守の手伝いで実家に帰った。
熱があるわけではないようだが、喉が腫れているらしく、Yutaは全然食欲がない。何をあげても首を振るばかりで、母親とお祖母ちゃんは困り果てていた。僕は「食べたくないならいいじゃん」と思っていたけど、やはり赤ん坊の食事はそんなもんではないらしい。大好物のメロンさえ食べない。たぶん、メロンの甘さが喉を通るときに痛いんだろう。

それなのに、こんなときに母親は夕食にカレーを作った。喉が痛くて食べたくないと意思表示しているのに、そんなスパイシーな料理を･･･。もちろん子供用に甘くは作られてるんだけどね。案の定、最初のうちは全然口を付けなかったけれど、根気よく食べさせたら、それなりに食べていた。この時期の子供の食事時間は根気勝負。粘り強く食べさせるのが肝心だね。

昼間、実家に配水管の工事が入り、甥っ子たちを部屋に閉じ込めておいたんだけど、表へ出たいと騒ぎ始めたので、僕が二人を連れて出掛けた。チョロチョロ動き回る二人を僕一人で面倒見るのは無謀だと思われたんだけど、いざとなったら、二人を脇に抱えることができるので、案外コントロールできた。たぶんお祖母ちゃんや母親よりも上手に遊ばせられたと自負している。その代わり、二人を抱えて結構な距離を歩いたので、汗ダックダク。

以前書いたセクハラ課長。僕がタバコを吸いに行くのを狙っているかのように、喫煙所に現れる。おとといは引き継ぎでバタバタしていたので、5回くらいしか喫煙所を利用しなかったが、すべてヤツが現れた。ホント、不愉快！ 相変わらずシモネタ振ってくるし。少しはこっちの気持ちも察しろよ。

今日はどうやら、うちの課の送別会らしい。数日前から、転勤しちゃった人がどうのとか言っているし。でもどういうわけか、僕には一向にお声が掛からない。送別会だから新参者には関係ないのかな。たしかにそのとおりだけど、歓送迎会ってことで声くらい掛けてくれてもいいんじゃない？ っつっても、今日の今日ではさすがに「予定があるから」って断るけど。
ところが、結局5:00pmになってもお声は掛からなかった。
きっと宴は6:30pmくらいから始まるのだろう。僕は気を利かせて、とっとと帰ったよ。僕が残業していたら、みんなで飲み会に行きづらいだろうから。
･･･なんか悲しかった。

帰って洗濯をして、クリーニング屋に行き、いつもより念入りに歯を磨いて、さて寝るか。