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2013-01-17 (Thu)

カカオ多めのチョコレート

昨日、おとといはさすがに電車やバスを利用していましたが、そろそろ雪も融けたかなと思い、今日は自転車で通勤しました。
往きはわりと広い道を走るので問題なかったのですが、帰りは細い緑道を通るので、アイスバーンになった雪が点々と残っていて、何度かタイヤを取られそうになりましたよ。

いやいや、まだ全然融けていませんね。陽当たりが良いところなら少しはマシですけど、雪かきで積み上げられた道の両脇なんて、この寒さじゃいったいいつになったら完全になくなるのやらって感じですよ。


もう何年前だか、カカオ◯%と謳った高カカオ・チョコレートが流行ったじゃないですか。
抗酸化作用のあるポリフェノールが豊富に含まれているということで、当時各社が挙って発売したと記憶しています。たしか99%とかありましたよね?
だけど、普通のチョコレートよりも脂質が多いなどのマイナス面もあるし、何よりもあんまり甘くないのが災いしていると思うのだけれど、急速に廃れていって、近頃じゃコンビニエンス・ストアとかでも、とんと見なくなりました。
チョコレート大好きという槇原敬之が、以前ラジオで「(高カカオ・チョコレートが)良いと言われて食べてみるんですけど、これではないな」と感想をもらしていて、やっぱり王道はミルク・チョコレートなんだなぁって改めて思ったものでした。

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そんなことを1ヶ月前くらいに思い出し、久しぶりに高カカオ・チョコレートを食べてみたいなと、コンビニなどをずっと探していたのですが、今日、やっとカカオ70%の製品をスーパーで見つけましたよ。
で、食べてみたら、思ってたより美味しい! 集中して仕事をしたい時なんかに1〜2枚食べれば、脳みそもグンと働きそうな苦味。脂質が多いそうなので食べ過ぎには注意ですが、まあ苦いので、そんなにたくさんは食べないよ。

2013-01-18 (Fri)

遊びの師匠

5年ほど前に一度連れて行ってもらった“KENTO'S”というライブ・ハウス。S.Sくんはそこで踊ることがすっかり好きになり、その後もちょくちょく通っています。
もともと彼に店を紹介してくれた遊びの師匠がいて、今夜はその方を交えて、再び“KENTO'S”に遊びに行くことになりました。

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S.Sくんつながりの不思議なメンバーで、総勢7名。まずは師匠と奥様(初対面)。いつも一緒に旅行に行ったりしている先輩F.Nさん。初対面の4歳上の男性。そしてなぜか謎多きY.Mさん(遅れて参戦)。S.Sくんと僕。

踊りに行く前に新橋の「わたみん家」で腹ごしらえ。
あっちでもこっちでも初対面、みたいな集まりだったのですが、“KENTO'S”で踊るのが好きっていうモチベーションで集まってるので、皆さん、すぐに打ち解けてしまってね。
人見知りの僕も頑張りましたよ。珍しく初対面の人とも上手にお喋りできたんじゃないかな。
とくに師匠の奥様は姐御気質な方で、人生のアドバイスとかもらえたりして、話していてすごく楽しかったですね。大好きになりましたよ。

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師匠とは以前、渋谷の事務所で一緒だったので顔見知りでしたが、お会いするのも5〜6年ぶりだし、何しろ遊びの達人みたいな一面を知らなくて、会うのがすごい楽しみでした。
まだ50代なのですが、すでにお孫さんがいて、“おじいちゃん”ではなく“師匠”と呼ばせているそうです。さすが師匠。
それにね、踊りがキレキレなの。混み合ってるフロアを広めに使って、マイケルとかやったりするんですよ。それがまた、なんかちょっと面白いんだ。遊び慣れてる感じ。

演奏しているバンドにリクエストができるシステムがあったので、ディスコと言えばそこはやっぱり『君の瞳に恋してる』じゃないですか。書いて出したら、演ってくれましたよ。あまりにもすぐにやってくれたので、もともとセットリストに入っていたのかも知れないけどね。
というわけで、久しぶりの“KENTO'S”で大いにストレス発散してきました。

2013-01-19 (Sat)

夜遊びのその後

この冬、自転車通勤の時に着ているダウン・ジャケットが、こないだの雪の日に車に積もった雪を袖で払ったりしていたら、激しく汚れてしまったんです。あまりにみすぼらしいので良いのがないか探していたんですが、フラッと入った新宿のカジュアル・ショップで「これだ!」というのが目に飛び込んできて、わずか2分で決めてしまいました。
冬物はセールが始まっていたので、お値段9,990円。我ながら良い買い物だったと自負しております。ええ。決して衝動買いじゃありません。
だって、ファッションはインスピレーションだから。ダラダラ悩んだって無駄。そんなのバカがすることよ!(←ピーコ風)


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昨夜は“KENTO'S”がお開きになり、ご近所組の謎多きY.MさんとS.Sくんで地元・桜新町に出て飲み直しました。三次会。

桜新町に越して9年余り、一度もこの街の飲み屋に入ったことがなかったのですが、Y.Mさんは意外にもいくつか店を知っていて、「じゃああそこにしましょう」と連れて行ってくれたのが、サザエさん通りにある焼き鳥屋「まさや」。
休前日は5:00amまで営業していることもリサーチ済み。「前に友達と来たことがあるんですよぉ」だって。さすが謎多き女。
当たり外れが大きい焼き鳥屋ですが、久々に「美味しい・・・」と呻くほどレバーが絶品で、ここはまた来たいなと思いましたよ。ニンニクがすごいんですけどね。

最後に時計を見たのが2:00amだったので、まあそれから程なくして帰ったとは思うんですけど、例によってあまり記憶なし。
ただ、いつものようにすごい勢いで喋っていたのは間違いなく、今朝のメールでは「楽しいマツコトークをありがとう」と書かれていました。僕、何について喋ってたんだろう・・・。
ほかにも「《八月のクリスマス》見てみます」と書いてあったので、おそらくまた好きな映画について、偉そうに持論を展開したのかなぁ。「あのシーンを見て泣かなかったら、人間じゃない」とか「見なかったら踏んづけてやる!」とか。(←おすぎ風)

2013-01-20 (Sun)

東京いろいろ

先週の大雪ダメージをいまだに引きずっていて、足腰がなんか痛いし、チャリンコでどこか行こうにも路肩にはカッチンコッチンの氷が残っていて怖いし。
それなら家に引き籠もってやる!と強い決意をし、外に出たのは近くのコンビニエンス・ストアに弁当を買いに行った時のみ。

ベランダのシャッターも閉めっ放しだったので、今日という日が暖かかったのか寒かったのか、晴れていたのか曇っていたのか、それすらもわかりません。
3:00pm頃に、玄関先でドサッと音がしたので表を覗いてみたら、真向かいの大家さん家の屋根にずっと留まっていた雪の固まりが滑り落ちていたので、気温はそこそこあったんですかね。
とにかく、何週間ぶりかのダラダラの休日を満喫しました。


テレビの情報番組なんかでアンケートを採ると、定型句のように「丸の内OL」とか「新橋のサラリーマン」っていうカテゴリー分けがされるじゃないですか。
そのことについて、今まで何も不思議に思ったりしたことなかったのですが、暇つぶしに見ていたネットで「なぜ?」と疑問が呈されていて、改めてそう聞かれると、意外と即答できないなぁと思いましたよ。
たしかに、新橋にもOLはいるし、丸の内にもサラリーマンはいるのにね。

夜の新橋には、お酒を飲みに来たサラリーマンが多く集まり、昼時の丸の内には、ランチをしているOLがたくさんいる。
休日の秋葉原にはオタクが集まり、渋谷109には洋服を買いにギャルたちが来る。
巣鴨ではお年寄りがたむろし、浅草には外国人観光客。お台場でカップルがデートをし、マダムがお茶してそうなのは青山、白金、代官山。赤坂では政治家が料亭で密談。銀座はホステスで、新宿2丁目はオカマ、ホストクラブなら歌舞伎町 etc...

街の色と皆の持つイメージと固定観念。つまりは、そういうことです。面白いよね。

2013-01-21 (Mon)

やっぱりピカソは偉いらしい

ラジオ番組は基本オンエアーではなく、録音したものをジョギング中かバス通勤の時に聴いていまして、最近ジョギングをサボっているものだから、すっかり録音が溜まってきて、時空の歪みがすごいことになってしまい、昨年12月放送分とかを今頃チェックしています。
ちなみに“時空の歪み”とは「柳原可奈子のワンダフルナイト」で頻繁に出てくるワードです。

今日は2週間前の「安住紳一郎の日曜天国」をようやく聴き終えたところ。
ゲストdeダバダには、多摩美術大学教授で「ピカソは本当に偉いのか?」の著者・西岡文彦氏が出演されていました。
美術の世界は、既存の批評家たちに難解な解説をされ、その絵画が「果たして本当に美しいのか?」と声に出すことをはばかられている、まさに「裸の王様」状態。その最たるものがピカソの絵で、「どうしてあれが珍重されているのか、わからないって言えばいいじゃん」というような論調でお話をされていました。

そうは言っても、西岡先生はピカソの絵をこよなく愛していらっしゃるようで、何よりも印象的だったのはニューヨーク近代美術館蔵の「アビニヨンの娘たち」を評して「絵の具が昨日塗ったみたいな色」と言っていたこと。
僕は本当に、本当に絵画は不調法中の不調法で、美術館に行ったことも片手くらいはありますけど、まっっったく心に響かず、そこにいることすら苦痛に感じるくらいなので、作品のどういうところに注目したら良いのか、知らないし興味もないのですが、小難しいことではなく「昨日塗ったみたいな(フレッシュな)色」という解説には、グッと心惹かれましたね。
ピカソは小さい頃から、父親に画家になるための知識を叩き込まれて、筆遣いや絵の具に対する知識がすごいのだそうです。

どんな色なのか、すごく興味が湧きましたよ。ニューヨーク行っちゃおっかな。

2013-01-22 (Tue)

メガヒット・ミュージカルの映画化

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会社を休んで、映画を観て来ちゃいました。
先日のゴールデン・グローブ賞の作品賞(ミュージカル・コメディ部門)ほか計3部門を獲得した《レ・ミゼラブル》
実は封切り直後の昨年末に一度映画館まで行ったのですが、なんと全席完売で諦めたということがあって、そろそろほとぼりが冷めた頃かと思い、本日再度チャレンジした次第です。

渋谷のTOHOシネマズに行くと、驚いたことにチケット売場に行列。それもほとんどが10〜20代の若者。「何、今って春休みなの?」と思いつつ列の最後尾に付いたのですが、どうやら皆さんのお目当ては18日公開の《テッド》でした。
いや、でも《レ・ミゼラブル》もほぼ満席で、まだまだ人気のようでしたよ。

舞台でのヒット・ミュージカルを映画化と言えば、《シカゴ》や《マンマ・ミーア!》、《スウィーニー・トッド》などが記憶に新しいところでしょうか。
でも僕は何と言っても《オペラ座の怪人》の大コケが、まずは頭によぎるのですよ。興行的に失敗したのかどうかは知りませんが、あの映画は失敗。期待が大き過ぎたせいもあるだろうけど、まあ陳腐な作品に仕上げてしまい、元の舞台の完成度が高ければ高いほど、映画化するのは困難なんだなぁということを思い知ったのでした。
《レ・ミゼラブル》と言えば、《オペラ座の怪人》に比肩するメガヒット作品。
なので、僕自身の期待の大きさが仇となり、《オペラ座の怪人》の二の舞になるんじゃないかと、観るのに少々及び腰だったのも事実。

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でもね、結論から言うと、素ッッッ晴らしかった。
音楽的にはヒュー・ジャックマンラッセル・クロウには粗さもあったけれど、それを補って余りある作品の持つ力。クリエーターたちの集中力と熱意。
ミリエル司教役はコルム・ウィルキンソンですよ。
《レ・ミゼラブル》に思い入れのある人なら絶対泣くって! 彼は初演からバルジャンを何百回と演じ、毎度相手役であった銀の燭台を与える側の役割を、体で理解しているんでしょうね。圧巻の司教。
映画が始まって最初の20分で、僕は涙・涙でした。

僕の隣に座っていたカップルからも鼻をすする音が聞こえてきたんですが、とくに彼氏がひどく涙していたことが、僕ほどガッツリと“レ・ミゼ”フリークじゃなくても納得できる作品なんだと確信しました。上映時間158分。長いっ! でも絶対観るべし!

2013-01-23 (Wed)

ファントム観るなら

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映画《レ・ミゼラブル》の余韻に、今なお浸っております。
近頃はすっかりミュージカルから遠ざかり、熱もやや冷めかけていたかなぁと思っていたのですが、いやいやどうして大復活ですよ。
今日も懲りずにミュージカルの話。

昨日は《オペラ座の怪人》の映画版をこき下ろしてしまいましたけど、もしこの舞台の素晴らしさに触れたいのであれば、映画版ではなく「25周年記念公演 in ロンドン」というソフトを猛烈にお薦めしますね。

1986年に初演された《オペラ座の怪人》は、2011年で25周年を迎え、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで特別記念公演が上演されたんです。
公演の模様は世界各国で衛星生中継され、収録したものはその後に映画館で上映されたりして、僕はおととし偶然日比谷のスカラ座で観たんですが、いやぁ感動しましたねぇ。
ハロルド・プリンスの演出を忠実に生かしながら、ホール・サイズでよりスケールアップされ、さらにはロイヤル・バレエ団のセルゲイ・ポルーニンがゲストで出演するなど、華やかさも折り紙付き。

とりわけ主役の2人が圧倒的で、終盤の鬼気迫るやりとりは鳥肌が立ちました。
怪人役はラミン・カリムルーという舞台俳優さんで、クローズアップで見ると怪人のメイクをしていてもハンサムなのがわかる。もうそれだけで魅力3割増しなんですが、加えて“目”がとても綺麗なので、殺人鬼なのに悪いヤツに見えないんですよ。
ゆえに“顔かたちがこんな風でなければ、クリスティーヌに愛してもらえたかも知れない”と、どっぷり感情移入できるんですよ。そして“すべてはクリスティーヌへの愛のため”という物語の基軸に、深い説得力を与えてくれます。

ラストで怪人がクリスティーヌに口づけされた瞬間、張り詰めた糸が切れるように、僕の目からツツーッと涙が落ちたのを、今でも覚えていますよ。「ファントムはこれだよ」って。

映画版が最初から最後まで良いとこなしだったので、これでようやっと溜飲が下がる思いがしたのでした。これぞミュージカルの最高峰。ぜひ観て欲しい。

2013-01-24 (Thu)

頼りにされる

しばらくぶりに草食男子くんと話をしました。彼の第一声が「あ、おめでとうございます」だったので、「何が?」と聞いたら、「いやその、明けまして」ということで、今年に入って初めてだったようです。

以前から“偏頭痛持ち”だと言っていた草食くんなのですが、ここのところ症状が酷いようで、そのことが相当な悩みになっている様子。
そしてそれが周りに理解されないのがツラいと、よく僕にボヤくんです。
僕自身は頭痛の経験がほとんどないので、どれほど痛いのか、またそれしきのことで会社を休むのかと怪訝に思ってしまうのだけれど、そう思われることこそがツラいのだとか。
僕が絶えず軽口を叩くので、そんな深刻な話をしながらも、彼も結構笑ったりしていたのですが、もしかしたら鬱のはじまりなんじゃ・・・という考えがかすめるほどツラそうでしたよ。
とりあえず「無理しない程度に体を動かせ」とだけ言っておきましたが、このアドバイスが果たして正しいのか、正直自信はありません。

夕方には、上野の職場のG.Sさん(僕の後任の後任)から電話がありました。
「引継を受けたんだけど、本当に正しいのか心配になって」と、引継内容に疑念を抱いて、僕のところに相談してきたのでした。
彼女の直感は当たっていて、だいぶ間違って伝えられていましたよ。
僕が説明すると、まあ社交辞令半分でしょうけど「やっと意味がわかったぁ」と言ってくれて、つたない説明も少しは役に立ったのかな、と。

草食くんにしろ、G.Sさんにしろ、取るに足らないこんな僕を頼ってきてくれるのが、何だかとても嬉しくてね。
若い時には、人から頼られたり依存されるのが鬱陶しいと感じることもあったけれど、誰かに頼りにされることが、まんざらでもないと思えるようになりましたね。
なので僕を頼ってきてくれる人には、100%尽力するつもり。ただし金銭面以外で。

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