2012-11-06 (Tue)
草食系は草食系なりに
草食男子くんと電話していたら、「僕、後輩とか仕事の後任者に頼りにされたいんですよね」と言います。「仕事とか聞かれたら上から目線で言ってみたい」って。
これに対して、僕は「おまえは根っからの子分肌なんだから、後輩じゃなくて先輩とか上司から頼りにされるようになれ」と言ってあげました。「あの資料どうした?」って聞かれたら、サッと出すような。
僕こそ最高に上から目線なんですが、まあ僕のことは置いといて。
以前にも草食くんから「仕事が暴走気味な後輩がいて、勝手にやられるのがイヤだ」というような相談を受けたことがありました。人を使ったり、時には強く言わなければいけない立場で仕事をすることがストレスになりやすようなんです。
そんな彼が「上から目線で物を言う」なんて、無理無理。
草食系男子を返上したいと思っているらしいのですが、むしろ草食系の良いところを伸ばせばいいと思うんですよね。
だって「草食系なんだから、この際だから結婚とか興味ないです〜みたいな感じで行けばいいじゃん」と僕が言うと、「いや、一度くらいは結婚して離婚したいですよ」とか抜かす。彼はそこら辺が間違っている。草食系は「離婚は視野に入れちゃダメ。幸せな家庭だけを思い描くもの」と教えてあげましたよ。大笑いしていました。
実家の部屋には自己啓発本がたくさんあったり、憧れているのは長渕剛だったり、目指す方向に無理があり過ぎ。「身の丈に合った方向を選ぼうよ。肉食にはなれないから」
少し響いたようです。なぜ僕が人生相談してるんでしょうね。