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昼間、ずいぶんとイヤな態度の客が来ました。
開口一番クレームだったんですが、僕は「あ、そ」って感じで、それについて「わかりました。でしたらそれで結構です」と了解すると、その客、二の句が継げず。本当はもっと文句を言いたかったみたい。
仕方なく切り口を変えて、今度は矢継ぎ早に質問攻めにしてきました。
僕もある程度は応戦していたんですが、ものすごい細かいことを聞いてきたりするので、さすがに資料などを見ないと答えられないこともあります。
そうした時、僕が「少々お待ちいただけますか？」と後ろに下がると、部下の若い子たちがそれについての資料を一斉に出してくれるの。たぶん、態度の悪い客だったので、皆が僕の応対を聞き耳立てていたんでしょうね。
僕、もう涙が出そうなほど嬉しかったですよ。

業務が終わり、課の皆で雑談をしていたら、そのお客の話題になりました。そして「自分も役所に行って、たらい回しにされた時は感じ悪い態度をしたよ」と僕が言ったら、なんと「我も、我も」と、課の人たちが自分がクレーマーであることを告白し始めたんです。わー、ここって性格悪い人たちの集まりじゃん！

隣の隣のU.Eさんも、そんなクレーマーの一人だったんですが、彼女については「ああ、納得」と思いましたね。
先日仕事が忙しくてポロリと涙を流していたU.Eさん。女性らしいかと思いきや、実は以前からそこはかとなくヤンキー臭がするなぁと思っていて。だって今日なんて電話で客に会社までの道順を説明していた時に「T字路に“ぶち当たったら”･･･」って発したんですよ。
“ぶち当たる”って女性が普通使う？ オフィシャルな場で。ねえ？

いろいろあるけれど、総じて今の課は居心地が悪くないです。