2010-12-04 (Sat)
歌合戦より歌謡祭
僕は常々、大晦日に放送するNHK「紅白歌合戦」については、その在り方に疑問を呈してきました。紅組と白組に分かれて優劣を競い合うことに何の意味があるのか、と。誰もが納得の一流アーティストを一堂に会して、歌の祭典にしたらどうか、と。
それを良い形で実現しているのが「FNS歌謡祭」。かれこれ20年も前に賞レースを取りやめ、コンサート形式にしたのは大変な英断だと思います。純粋に音楽を楽しめるし、それによって出演するアーティストの幅も広がる。素晴らしいじゃないですか。
昨年「奇跡のコラボレーション」で好評を博し、今年は「最強のコラボレーション」をテーマに、4時間強で全74曲の豪華版。空回りしがちなトークも極力控えて、歌だけで勝負。しかも普段見られない組み合わせのコラボレーションは見応えがありましたよ。注文を付けるなら、生放送じゃなきゃダメなの?ってことだけ。
以下、感想を箇条書きにて。
- My Little LoverのakkoとJUJUが『Hello, Again』で共演。だけどマイラバ衰えちゃってツラかった。
- 山口百恵の初期の曲って、なんでエロ路線だったんだろう?って、今さらながらに思いました。作詞は千家和也氏。
- 久保田利伸『Missing』を平井堅とデュエット。今日一の感動。
- 嵐と松下奈緒を組ませたのは、NHKへの対抗意識ですね? 珍しく嵐が口パクじゃなかったのにビックリ。
- Superflyがメリッサ・ギルバートに見える件。
メリッサ・ギルバートと言ってもピンと来ないかも知れませんが、「大草原の小さな家」のローラを演っていた女優さんと言えば、わかる方も多いはず。似てませんか?