2010-10-25 (Mon)
低姿勢のほうが絶対に得だと思う
本日は7:00pmまで営業の我が社。6:40pm頃に、若い男性のお客様から電話が入りました。「これからそちらに伺いたいが大丈夫でしょうか?」という問い合わせでした。「弊社は7:00pmまでなのでお急ぎください」と伝えました。
6:55pm。その男性から「今、上野駅なのですが間に合いそうにないので帰ります」との連絡を受けました。たしかに上野駅から10分くらいは掛かるけれど、そこまで来たのなら、僕だったらごり押しするな。でもそのお客様は「ご迷惑だろうから」と言うのです。
もちろん僕は「お越しいただければ、裏玄関を開けておきます」と申し上げましたよ。
これがもし「今、上野駅なんだけど今から行っても良いよね?」みたいな感じだったら、たぶん僕は「申し訳ありませんが、本日の業務は終了しましたので、後日お越しくださるようお願いします」と断ったことでしょう。
客商売にあって、お客の態度で応対に差が出るという問題は置いといて、結局それが人間の心理ってもんですよね。相手が低姿勢なら、こちらも手厚く応対する。そういうもんでしょ?
その青年はとても感じが良くて、ちょっと過剰なくらい感じが良くて、誰かに似ていると思ったら、物腰が「さんまのスーパーからくりTV」で演歌を歌う大江裕くんでした。最後に「本日はお忙しいのに誠にありがとうございました」と言って去って行きましたよ。
・・・・・「誠に」って。
でも最終的には、そういう人のほうが得をするのです。