2009-01-21 (Wed)
Yes, we can.
今朝からニュースで、アメリカ新大統領の就任式やパレードの模様が報道されている。
何でも200万人がワシントンに集まり、バラク・オバマ新大統領誕生の瞬間を見守っていたらしい。すごいですね。華々しいですね。
ホワイトハウスまでのパレードを、日本の放送局も挙って中継をしていましたが、息子ブッシュ氏が就任した時もこんなに大々的に中継したかしら? 僕は覚えていないのですが。オバマ大統領に注がれる期待の大きさの表れなんでしょうね。
彼は優れた雄弁家だと評されており、とても正しい英語を使うのだそうです。漢字を読み間違えちゃったりするどっかの首相とは大違い。
どっかの首相と言えば、その人が鳴り物入りで公言した“定額給付金”とやらはどうなったの? 予算案の審議が大詰めのようですけど、このまま何となく可決するんでしょうねぇ。
じゃあ、いったい1人12,000円でどれほどの経済効果があるんですかね。たしかにお金は動くでしょうけど、劇的に景気が上向きになるわけでもなく、その利益が一般の国民に還元されるとは到底思えません。買い控えていた物を買ったり、少し贅沢したらそれで終わり。「何だったんだろうねぇ・・・」ってことで忘れ去られることでしょう。後に世紀の愚策と言われなければ良いですが。
一方、台湾で“定額給付金”と同様の趣旨で、“消費券”なるものを発行しているらしいです。やはり冷え込んだ経済へのカンフル剤になることを期待しているらしく、台湾では概ね支持されているみたい。
まあ、どこの国でも貰えるものは喜んで貰いますよね。僕だって12,000円みすみす拒みはしませんよ。