2009-01-08 (Thu)
男子たるもの
今日からは昭和生まれの未成年はいなくなるってことですよ。怖っ!!
勤め先の建物は、築20年以上。相当ガタが来てるんです。
ここのところの晴天続きで空気が乾燥しているせいなのか、建て付けが悪くなってきているのか、昨日辺りから木製のドアの開閉がしづらくなってしまったんですよ。とりわけ今朝は、鍵を閉めることすらできない。あちこち調べると、どうやら鍵が掛かる場所の金具がズレてるっぽい。そこで上司に相談すると、工具箱からドライバーと金槌を取り出し、修復を試み始めたんです。ズレているところに紙を噛ませ、バカになったねじアナにもティシューペーパーを詰め、なんと見事に修復してしまいました。
僕はその様子を側で見守っていただけなのですが、自分がちょっと情けなくなりました。と言うか、見事に修復した上司が凄いなぁと思って。
やっぱり男子たるもの、これくらいの大工仕事はちょちょいとこなせなければ格好が悪いよ。たとえば子供に「お父さん、ここに棚を作って」と頼まれれば、簡単にこさえてしまくらいの生活力を持ち合わせていなければダメだと思ったんです。PCや電子機器がちょっと使えるよりも、生きる上で最低限の知恵と技を身に付けておくことのほうが、よほど大切だなって。キャンプで火を熾せるとか、服にボタンを付けられるとか、自転車のパンクを直せるとか。いざと言う時に造作もなくやってのけたら格好良いじゃない。
なのに僕ったら、工作は大の苦手。ノコギリひとつ満足に扱えない。鍵の金具がズレてると原因は特定できても、それを直す術を知らない。こんなに情けないことはありませんよ。