2009-01-07 (Wed)
感謝、感謝で腹八分
新年に際して掲げた今年の目標。
そのために一つだけ実践していることがあります。それは――
「腹八分目」
常に「あとちょっと食べたい」ってところでやめておく。
ただそれだけで、今のところ身体的変化は何もないけれど、精神的には意外と効果的。ダイエットのように極端に食事を減らすわけではないので、空腹ではありません。さらに「食べ過ぎた・・・」という罪悪感もない。なので、気持ちの面でずいぶん軽くなったような気がします。すごくいいですよ、腹八分目って。
一時期、食事がルーティーン化して、何を食べても味気なく、生きるために口に物を入れているって感覚になったことがあったんだけど、腹八分目にしてから、一食一食をとても感謝して食べています。
たとえば、コンビニエンス・ストアで朝食にハムサンドを買ったとします。ルーティーンだった頃は、何も考えずに口に放り込み、飲み物で流し込んでいたものですが、今は違う。
ハムサンドには、ものすごい大勢の人の手が掛けられて、その一人でも欠けたら僕の口に入らないんだなぁ・・・とか思っちゃうわけ。パンの原料である小麦を作る人、パンを焼く人、ハムの材料となるブタを育てた人、香辛料を作る人、キュウリを栽培した人、マヨネーズの原料の卵を生産した人、サラダ油を作るメーカー etc... 数え上げたらキリがないほどの人の手が掛かっていることを思い描きながら、しみじみとハムサンドをいただく。「僕が今、手にしているハムサンドが美味しいのは、その人たちの力の結集なんだ、奇跡なんだ」と思いながら。
・・・・・僕、病院に行ったほうがいいですか?