2008-08-11 (Mon)
期待に応えたヒーロー
昼飯に三軒茶屋にある刀削麺の店に入りました。
知ってる? 小麦粉の塊を包丁でお湯の中に削ぎ落として作るから刀削麺。“麺”と言うか、すいとん? みたいな感じ? 東坡肉が具として入っていて、スープも美味しかったけど、刀削麺自体は取り立てて騒ぐようなもんでもないかしら。細麺でもいいんじゃないか・・・と言ったら身も蓋もないか。飯時を避けて行ったので、広い店内は僕とほかに2人だけだったけど、普段はそれなりに繁盛してるのかな?
さて北京オリンピックの話題。
競泳・平泳ぎの北島康介選手。100mで金メダル獲っちゃいましたねぇ。
凄いのは、やっぱり有言実行ってこと。誰もが彼の金メダルを期待して、本人もそれを自覚して、なおかつそれを現実のものにしてしまうんだから、ただただ凄い。そして、インタビューでのあの涙。あれを見て感動しない人は、きっと感情の何かが欠落してるに違いない。日本人なら感動しなきゃダメ!
正直、僕は4年前のアテネ大会のときに「ちょー気持ち良い」と喜びを表現した北島選手を、素直に受け入れられなかったって言うかな。若かったせいもあるけど、鼻っ柱が強くて、当時の彼の発する言葉がどうも好きになれませんでした。
でも、今回は違う。トップアスリートとして、僕なんかが想像もできない苦労や経験をきっとたくさんしてきたのだろう。最近は発言に思慮が感じられ、刺々しさがなくなった気がします。勝者になった喜びの言葉は、素直に胸に迫るものがありましたよね。