2007-07-17 (Tue)
新潟でまた地震
新潟県中越地震からわずか3年。昨日の午前中に新潟・長野を襲った地震。かなり凄まじかったようで、ニュースでぺっちゃんこになった家屋が多数映されていた。避難所生活を余儀なくされる方たちも、さぞかし大変だろうと想像する。
いつかは東京にも大きな地震が起こると言われ続けて、早30年。今のところ首都機能を麻痺させるような地震は起こっていないし、富士山も噴火はしないし、洪水にも遭ったことはなく、ノストラダムスの予言も当たらなかった。有り難いことに、これまで一度も自然災害というものに見舞われずに生きてきた。この先も自分には起こらないんじゃないかという根拠のない淡い自信もある。
でもそれは、地震大国・日本で暮らす以上、大甘な考えだということは頭では理解している。じゃあ、いざというときのための防災バッグを用意したり、水を多めにストックしたり、広域避難場所がどこなのかをチェックしているかというと、何もしていない。根拠のない無意味な自信がやっぱりそこにある。僕みたいな人間は、痛い目に遭わないとわからないのだろう。
しかし痛い目に遭ってからではダメなのだ。自然災害はいつどこで起こるかわからない。常に隣り合わせであることを、こうして被災して困っている方たちから、せめて教訓として学ばなきゃいけないのかも知れない。
亡くなられた方もいるようだし、負傷されている方も大勢いるようですが、まずはご無事をお祈りいたします。余震も続いていますが、みんなで力を合わせて頑張りましょう。