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関西テレビ製作の「発掘！あるある大事典」で、内容を捏造していたという報道がにわかに世間を賑わしています。僕はなんちゃって健康オタクなので、時間が合えばわりかし見ていた番組だったのでショック。まあ、ショックっていうのは大袈裟ですが、ちょっと悲しい。

こんなことが発覚してから書くのはどうかと思うが、実は密かにおかしいとは思っていたんですよね。だって、毎週のように“新事実発見”とふれこんで、「こんな新物質が◯◯に効く」だなんて。「あるある...」のスタッフはどんだけすごい研究者なんだ、と。
一視聴者としては、堺正章がそう言うと「なるほど本当かもな」と思ってしまう部分もあったけど、考えてみればやっぱり変だったんだよね。

マスコミが決してやってはいけないのは、情報の捏造。そんなこと携わっている人は百も承知のはずなのに、マンネリズムの中で生きていると、ふとたがが外れてしまうんでしょうか。

不二家の件もそうですが、公表されて初めて事の重大さに気づくなんて、完全に性根が腐っていますよね。仮にも社会の一翼を担っている大企業が、隠し通せるはずはないのだから。
かつて、そうして会社をダメにしたケースがたくさんあったのに、なぜ腐りきる前に立て直せなかったんだろう。ペコちゃんも泣いていますよ。

今の日本に足りないもの。それは危機管理意識。