2006-05-15 (Mon)
不器用貧乏
世の中、何をやってもそつなくこなす人と、何をやらせても要領の悪い人がいます。
渋谷に通っていたとき、よく行っていた「吉野家」に本当に何をさせてもダメな人がいました。
- 注文を聞き間違える。
- 何かやっている最中に他のことを頼まれると、前のことを忘れちゃう。
- 声が小さく、客への対応がオドオドしている。
- どうでもいいマニュアルだけ、真面目にこなす。
- とにかくノロい。
絶対に向いてない。あんたはこんなお客相手の職業は向いてないよ。ちょっととっぽい兄ちゃんに禁煙を注意しようとして「なに?!」って言われて、しどろもどろになってるようじゃダメだから。
でもきっと、今のご時世これしかバイト先が見つからなかったんだろうな。
僕はそんな人を見ると、他人事ながらいつもハラハラしてしまいます。大丈夫かな? 「こっちをやったほうが良いよ」ってアドバイスしてあげようかな、とか。
今日も弁当屋で、ものすごく要領の悪い青年がいました。出来上がった弁当をなかなか渡してくれないから、いい加減冷めてしまってガックリだったんだけど、一所懸命やってる姿を見てたらかわいそうになってきちゃって、辛抱強く待っていましたよ。
ちなみに、僕はわりと何でもそつなくこなすほうだと思われます(自信満々)。