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2001-11-05 (Mon)

フジ月9&東芝日曜劇場

今シーズンは「アンティーク〜西洋骨董洋菓子店」と「ガッコの先生」と、2本も連ドラを見ています。何が面白くて見てるってわけじゃないのですが、何となく初回から見始めてしまったんですよね。

特に「アンティーク」のほうは、ハッキリ言って面白くありません。
滝沢秀明藤木直人椎名桔平と無意味(?)に男前を揃えて、毎回目もくらむようなケーキの数々が登場して、明らかに女性の視聴者をターゲットに絞っているのはわかりますが、ストーリーが著しく魅力薄。演出のテロップとタイプ音も、いかにも余計。
ケーキに興味のない僕としては、ひとえに音楽をMr.Childrenが担当してるから見てるに過ぎません。この歌付きのBGMが賛否両論ではあるのだけれど、ドラマにピタッとハマるとミスチルの曲は「なんて素敵なんだろう」と実感させてくれます。やっぱいい! 主題歌の『youthful days』と挿入歌の『君が好き』がまた素敵。
ついでですが、阿部寛は「またやってる・・・」って感じなんですけど、彼はなかなかに個性的に芝居する面白い役者だと思います。

それに比べると「ガッコの先生」はスタンダードな学校ものながら、その紋切り型の設定が結構微笑ましいんです。
何しろ主演の堂本剛が素直な演技で良い。関西弁なのも良い。相手役の竹内結子も、ありがちな役柄ながら好演しています。同僚役の田中直樹は残念ながら意図不明。子役さんたちは、上手い子もいれば下手な子もいるが、総合的に安心して見ていられます。近頃は奇をてらったドラマが多い中で、こういう紋切り型も忘れてはいけないと思わせるドラマです。

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