2001-03-30 (Fri)
春なのに、お別れですか
僕は今日で、今の職場に入って丸8年になります。転勤の多いウチの職場で、その8年のうち、なんと6年近くも一緒に仕事をさせてもらっていた大先輩S.Yさんが本日付けで退職となりました。本当に公私共々お世話になった方で、退職の話を聞いたのがつい2週間ほど前だったので、結構ショックでした。
まあ、新しい職場もウチの職場の関連だし、同じ都内で、会おうと思えばいつでも会えるのだけれど、それでも寂しくなるのは否めません。
お酒が強くて、いつもほんの序の口から日本酒なんです。僕もたまに付き合わされるのですが、彼に付いていくことなんてできません。鉄の肝臓。
よく、そんな呑兵衛の一面だけを見て、「あの酔っ払い」などとS.Yさんのことを揶揄する人もいたけれど、僕はいつも腹が立っていました。「S.Yさんの何を知っていて、そんなことを言うんだ」 僕の中ではマジで偉大な人でしたから。
たしかに酔っぱらうと、何を喋ってるかわからなくなっちゃう時もありましたけど、それでも若い僕らを導かんと、いろいろ言ってくれるのが本当に有り難かったのでした。
今日はささやかながら送別会。
5:00pmのチャイムが鳴った後、皆でメッセージを書いた色紙と花束を渡したり、代わる代わる写真を撮ったりと、改まっちゃって本人は照れくさそうでしたかね。
その後は、彼の好きなお酒を飲みに行き、積もる話を延々しました。ホント、“春なのに”って気分で、目頭が熱くなります。(←大袈裟か)