2000-11-29 (Wed)
悲しいとか つらいとかじゃなく
そして今 あなたの背中を見送りながら
めぐるのは何故か こんな場面ばかり
悲しいとかつらいとかじゃなく 人は皆誰も
変わってゆくと ちゃんとうけとめる
3年目・・・ (『3年目』 作詞:斉藤由貴)
ここのところ、やけにこのフレーズが心に響きます。
3年という月日の中で、ひとりの人と出会って、別れるまでを描いた曲。
おそらく、斉藤由貴が20歳そこそこで書いた詩です。そんな詩に大の男が共感してしまうなんて、ちょっぴり恥ずかしい気もしますが、僕の年齢って、ちょうど「人は皆変わってしまう」ことに触れる機会が比較的多いからかも知れません。
悲しかったり、つらかったりすることもあるけれど、そのことをきちんと受け止めざるを得ないと、実感するんですよね、頓に。
情けないのは、“自分が”じゃなくて“周り”ばかりが変わっていくこと。
僕にとって今の状況は、まさに「ぬるま湯に浸かっている」状態です。同年代の友人たちは、しっかりと自分の足で歩いていると言うのに、僕と来たら、いつまでも親のすねをかじり、黙っていても食事だって出てくる(←まあ、そこまで甘くはないですが・・・)。
いつまでもチャラチャラと遊んでいるのは、自分だけなんじゃないかと「変わっていかない自分」に焦ってしまう近頃です。