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2001-03-27 (Tue)

坊やだからさ・・・

仕事帰りに京急蒲田駅近くの居酒屋「小町」にて飲みました。

対面(といめん)の係長O.Jさんは、大の「機動戦士カンダム」マニア。
僕も結構夢中で見ていたほうだけど、彼は台詞の一つ一つを完全に憶えていて、話を始めると出てくる、出てくる。

「白いモビルスーツが勝つわ」「ララァは賢いな」「ザクとは違うのだよ、ザクとは」

どうしてか、ガンダムって今以てディープなファンがいますよね。
モビルスーツが格好良いとかストーリーが面白いとか、いろんな切り口があると思うけれど、何と言っても登場人物の心理描写の細かさは感嘆もの。
何しろ主人公のアムロが、登場するなり全然格好良くない。オタクっぽいし、スマートじゃないし、しかも意気地なし。他のキャラクターもそれぞれに悩みを抱えてる。
当時としては、かなり斬新なストーリーだったと思うのですが、それこそが、ガンダムを孤高の極みに押し上げているんですよね。
飲みながら、ついガンダム談義に花が咲いてしまいました。

正面に座っている同僚も、「北斗の拳」と「キン肉マン」を語らせたら誰にも負けないと豪語していましたが、子供の頃、あまり漫画を読まなかったので、僕にはそういうディープに知っているようなネタがありません。ちょっと悔しいなぁ・・・と思いながら、無性に漫画が読みたくなりましたよ。小さい頃と違って、今なら欲しい漫画をまとめてごっそり買うことだってできますからね。こういう時、大人って良いよね。

2001-03-26 (Mon)

さらば、北海道

僕は温泉宿に泊まると、どんなに夜更かししても必ず朝風呂に入ります。今朝も、昨日の朝も、6:30amに起きて朝飯前に入ってきました。
今回の宿は露天風呂があって、結構広くてゆったりしていました。
雪こそ降っていませんでしたけど、露天風呂には寒さがたまりません。寒ければ寒いほど、露天風呂って気持ち良いですよね。

チェックアウトをして、札幌でお土産を買うために駅前のデパートに入りました。こういう時はやっぱデパ地下ですよね。
同僚から六花亭のマルセイバターサンドを買ってきてくれと頼まれ、「何のことだろう?」と探したら、あった、あった、ありました。有名なヤツなんですね。知りませんでしたけど。
ビスケットにクリームとレーズンがはさんであって、僕は「どこにでも売っていそうじゃん」とチラッと思ったのですが、同僚は「ひと味違うのよ」と申していました。

その後、ご当地・札幌ラーメンを食して、空港へ。
帰りも行き同様、出発時刻ギリギリになってしまったのだけれど、何故か僕は、行きも帰りも金属探知器のゲートで引っ掛かってしまうんです。急いでるのに。
行きはベルトのバックルで引っ掛かりました。これは自分でも「多分ダメだろうなぁ・・・」と思いながら通ったので、「やっぱり」って感じだったんですが、帰りはわかっていたから、ベルトも外しておきました。なのに(!)、また引っ掛かったの。
しかも、ボディ・チェックを受けても、何が原因かわからなかったんですよ。
恥ずかしいものですよね、ボディ・チェックって。無抵抗ポーズをとらされて、非常に間抜け。軽い金属探知機恐怖症に陥りそうです。

ああ、それにしても、あっっっと言う間に楽しい3日間が終わってしまいました。

2001-03-25 (Sun)

スキー、カニ

陽当たり良好! 絶好のスキー日和になりましたよ。
札幌国際スキー場までは、路線バスで行くことにしました。

何しろ今シーズンはあまり天気に恵まれなかったので、久々の快晴です。昼近くには気温も10℃近くまで上がり、真冬仕様で滑っていたら、さすがに汗ばんできましたよ。
そうなると、休憩で飲むビールが美味い、美味い。午後はかなり酔っ払い状態で滑っていたかも知れません(よい子はマネしないでね)。

そうそう、タイヤチューブで滑り降りるという子供用の遊び場があって、5歳の女の子を膝に乗せて滑ったんですが、ちょー怖かった。
そもそも、ローラーコースターのようなスピード系は大っ嫌いなのだけれど、それに加えて、子供と一緒だからコケたりできないという緊張感と恐怖感。もしかしたら、一人で乗ったら楽しかったのかな。ソリとか、たまに乗ると異様に面白かったりしますけどね。

夕食はカニ。カニですよ。ウヒョヒョヒョヒョヒョヒョ。
実は僕、毛ガニって食べたことがなくて、タラバやズワイを跳ね除けて、今夜は毛ガニに挑戦してみましたよ。だけど、思った以上に食べるのが大変なんですよね。食べるとこ少ないし、指はキズだらけになるし、ミソまで辿り着くのにえらい時間が掛かってしまいました。
タラバにしときゃ良かったかな・・・。でも、ご馳走様でした。

2001-03-24 (Sat)

北海道旅行 with ガキんちょ

シーズン最後のスキー旅行。向かうはなんと北海道です!
本日は一日掛けて移動日でした。
6:30amの飛行機(は、早すぎ!)だったので、午後は少し滑れるかなぁと思っていたんですが、小樽駅でホテル(朝里川温泉)までのバスの乗り継ぎが良くなくて、到着は2:00pmちょっと前。それからゲレンデに出るほどの根性もなく、温泉に入って、マッタリとすることに。
出発の時間が早かったせいもあるけど、機内でもバスでも爆睡。部屋に着いてからもまた仮眠。ひたすら寝てばかりいた一日という印象ですよ。

今回は、職場の人たちとその子供たちが一緒でした。
お子様は、下は4歳から上は中学2年まで5人。これだけいると、もう大変・・・。ホテルの部屋に入れば、ベッドをトランポリンにしてギャー! 食事に行けば、割り箸袋を紙ひこうきにしたりしてギャーギャー! とにかくジッとしていません。
4、5歳児は、機嫌が良ければ小生意気になるし、ご機嫌ななめだと「お母さん、お母さん」と、途端に駄々っ子になっちゃうし。母親たちは休む暇もありませんね。

僕も何かと相手をしてやりましたけど、小学生のガキんちょどもは、どうやらちょっと僕にビビッてるようでしたよ。他の同僚には言いたい放題やりたい放題なのに、なぜか僕に対しては敬語。風貌のせいかな? 俺って怖いのかな?
むしろ、5歳以下の子にウケがよろしいようです。抱きついてきたり、膝の上に乗っかってきたりして、可愛いもんですね
ただね、小さいとは言え20kg近くある子供を抱っこしたりおんぶしたりするのって大変だなぁって思いましたよ。ちょっと長い時間おんぶしてたら、腕が痛くて。
母はたくまし。改めて尊敬してしまいました。

2001-03-22 (Thu)

話の着地点

大勢の前で話をするのが得意な人って、そうはたくさんいないですよね。
緊張して話がうまくまとまらずに、とりとめもなくダラダラと喋ってしまうなんて、陥りやすいパターンであります。話してるうちに落とし所がわからなくなっちゃうんでしょうね。
着地点を見失って、羽田上空をさまよってますって感じ。

話の上手な人は、伝えるべき要点を外しません。必要な言葉を機械的に伝えるだけでなく、聴き手の印象に残る話し方や抑揚のつけ方を心得ているのです。与えられた時間の中できっちり筋道を立てて、最後はきれいに結ぶ。
得手不得手もあると思いますが、上達するには“慣れ”が必要なんですよね、絶対に。場数さえ踏めば、ある程度は緊張しなくなると思います。
とは言え、大勢の前で話す機会なんて、滅多にあるもんじゃないし、結婚式のスピーチなんて所詮、永遠に嫌われ者であることは変わらないでしょうね。

話は逸れますが、酒の場で絡まれるのってとてもイヤじゃないですか?
あれもきっと話に着地点がないからなんですよね。同じことを何度も繰り返すし、話の要点は見えてこない。「絡んでんじゃねーよ、オヤジ」と思いながら、笑顔で「そうですよねぇ」なんて言わなきゃならないフラストレーション。

説教だって何だって、落とし所さえしっかり見据えて話せば、怒られるほうも、何が悪かったのかちゃんと捉えられるのに。
・・・って、僕、何を書きたかったんだっけ? 着地点が・・・わ、わからない。

2001-03-21 (Wed)

ラブリーツインズ

ここ数日、なぜか毎日のように双子の姉妹・兄弟を見かけるんです。双生児。
二連結のベイビーカーに乗せられて、すやすや眠っていたり、お揃いのワンピースに身を包んで、どこかへお出掛けかな?
そっくりな二人が同じように動くんだもの。可愛くないはずがありませんね。

だいぶ前の映画で《ツインズ》ってありましたよね? アーノルド・シュワルツェネッガーダニー・デヴィートの出てたやつ。
よく双子同士でテレパシーが通じ合うって聞きますけど、あの映画みたく双子には普通の姉妹・兄弟以上に、何か通じ合うものがあるんでしょうかね?
おすぎは「あんなこと、あるわけないわ」って当時何かの雑誌で断言していましたが。(←映画が超駄作だったからかも知れない)
“そっくり”ってことがあるからだろうけど、双子ってどこか神秘的です。

だけどさ、現実にはご両親はきっと大変なんだろうなぁと思います。
二連結ベイビーカーも乗ってる子供は良いけれど、押すほうは一苦労。ただでさえ大変だろう子育てが、一度に二人分ですよ。どっちかに何かを買ってあげたら、もう片っぽにも買ってあげて、衣・食・住、教育費やら何やら、掛かるお金はすべて二倍。
でも、その分嬉しいことも二倍なのか。頑張ってくださいね、双子の親御さんたち!

2001-03-20 (Tue)

Spring has come!!

春分の日!
ここ数日、ポワ〜ンとしていて、まさに春本番って言葉がピッタリ。
こんな日は家にジッとなんかしてられない! 用もないのにフラフラと出掛けてはみたものの、僕には花粉症というツラい爆弾があるのを、すっかり忘れていました。ちょっと油断すると大変なんだ、これが・・・。薬を飲んでいるおかげで、鼻水は比較的出ないで済んでいますけど、クシャミと目の痒みはホントどうにかして欲しい。

熊本に帰省していた母が戻ってきて曰く。
「向こうでは不思議なくらい症状が出なかったわ(母上も花粉症)。都会は排気ガスとコンクリートで、症状が悪化するのね」
本来、土に吸収されるはずの花粉が、コンクリートやアスファルトの舗装のせいで舞い上がってしまうから、都市部では余計に飛んでいるらしいんです。おまけに空気が悪い。だから近年、アレルギーの人が増えているんですよね。
花粉症の人って、日本にはどのくらいの割合でいるんでしょうか?

そうそう。それから最近、電車の窓を開ける人がいるんですが、アレはやめてもらいたいんですよね。そりゃあ、こんな陽気だもの。混んでる通勤電車でムシムシしているから、窓を開けたいと思うのも当然です。
でも、花粉症の者にとっては地獄なんですよ、アレ。
駅に着くたび扉が開くし、人の乗り降りが激しくて、衣服にも花粉が付着してるから、「今さら窓くらい」って思うかも知れませんが、違います。マジで勘弁して欲しいんですよ、窓を開けるのは。何て言うか、“まともに花粉を浴びてます”って感じなんですよね。こう思ってるのって、絶対に僕だけじゃないはず。
花粉症でお悩みの皆さん、僕と一緒に声を大にして訴えましょう!

2001-03-19 (Mon)

相手の立場に立って考える

仕事をしていて、僕はつい忙しさにかこつけて、相手の立場に立って考えてあげることを疎かにしてしまうことがあります。今、僕はお客さん相手の仕事をしているのですが、ともすると自分はプロ(自惚れ?)で、相手は素人なんだということをつい忘れがちになるんです。

もし、自分が客だったらと考える。
たとえば、車で事故って、保険会社に連絡する。旅行中にトラブって、旅行代理店に問い合わせをする。困ったことがあるとき、どうしていいかわからないとき、誰だって何かにすがりつきたい気持ちで電話してきます。そこで一言「大丈夫ですよ」って優しく声を掛けてもらえれば、ホッと安心できたりするものでなのです。

なのに、いざ自分が質問される立場になると「こっちも忙しいんだから聞きたいことがあるなら、質問を整理してから聞いてくんないかなぁ」などと、ものすごい自分本位になってしまいます。もちろん、そんなこと面と向かっては言いませんよ。心で思ってるだけ。
だけどきっと、そういう気持ちって態度とか言葉の端々に出てしまっているんじゃないかって思うんですよね。自分ではそんなつもり全然ないんだけど、きっとそうなんです。

時々「俺って最低」とめちゃめちゃ落ち込むことがあります。電話を切った瞬間に「今きっと、俺、すっごいイヤなヤツだったに違いない」と自己嫌悪に陥ったりすることもあります。それはつまり、相手の気持ちを考えてあげられなかった時なんです。

仕事に限ったことではなく、日常生活全般(恋愛とかも含めて)にわたって、常に相手の立場に立って物事を考えられる人になりたい、心からそう思います。

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