tuneful.jp

渋谷駅のすぐ側、キューツーの裏手もしくは宮下公園の隣にあるのが、その名も「のんべい横町」。戦後程なくしてできた小さな飲食店街で、間口が狭くカウンターだけの7、8人入ればいっぱいになってしまう飲み屋が軒を並べる一角があります。一見さんがおいそれと近づけないような独特の雰囲気があって、僕も4年ほど前に人に連れて行ってもらったのが最初でした。年の頃ならそろそろ喜寿、いや傘寿に届いているかな？というお母さんが切り盛りしている小さな小さなお店。ここ3年くらい無沙汰をしてしまったので、久しぶりに顔を出そうと思い、Y.Mくんを誘いました。何を隠そう僕を紹介してくれた張本人です。

いつもは二軒目、三軒目に寄るので遅い時間に行くんです。そうすると店がいっぱいで入れないこともある。なので今日は早くから行こうと、7:00pmに待ち合わせをしたのだけど、なんとすでに店は満席。うわぁ･･･。少し時間を置いてから来ようということで、別の馴染みの中華屋に行きました。馴染みと言っても、ここも3年ぶりくらいで、店に入るとおかみさんが「見たことのある顔が来たわ」と中国語訛りで皮肉っぽく言われましたよ。

Y.Mくんは僕の3つ下の後輩で、かれこれ13年の付き合いになります。いつまでも20代のおバカなY.Mくんの印象のままなのだけれど、実は33歳のいい大人。時々彼の口から昔の思い出話とかが出ちゃったりするんです。「思い出話って･･･オッサンになったのかなぁ、俺たち」と月日の流れをしみじみ感じながら彼の話を聞いていました。

2時間ほど経って、のんべい横町に戻ってみたけど、さっき覗いた時のお客さんがそのまま座っていました。居心地がいいだよね。今日は諦めて別の店で少し飲み直して帰ることにしました。

家を出てしばらくしてから、携帯電話を忘れたことに気がつきました。引き返すには時間がないし、ちょっと心許ないけどいいやと思ってそのまま出勤。帰宅して携帯を見たら、着信もメールもなかったときの寂しさよ。携帯なんて捨てちゃおうかな。

帰りに寄った中華屋。そんなに広い店でもなく、テーブルが5、6台とカウンター席が5つほど。僕が一人と見るや、女性店員が奥のカウンター席で待ち構えていました。でも空いていたので、お冷やを持っている店員を無視して、二人掛けのテーブル席に着きました。すると奥から「カウンター席へどうぞー」と大声で言ってくるの。僕はムッとして「ここじゃダメ？」と聞いたら、「ダメってこともナイデス」と辿々しい日本語。中国人でした。
混み合ってるのなら店の指示通り座るけど、そうじゃなきゃ「お好きな席へどうぞ」だろっ！？ なんで大して混んでもいないのに、あまり心地の良くないカウンターの椅子に座る必要があるんだよ。テーブルだってまだ余ってるじゃん！ だいいち、もしどうしてもカウンターに座って欲しかったら「カウンター席でお・ね・が・い・し・ま・す」だろっつーの！ そこら辺の日本語のニュアンスを勉強しとけ。

ふぅ〜、ちょっと熱くなっちゃった。

そうそう、仕事の合間に加齢臭について調べちゃいました。3日連続で加齢臭ネタ。クドいね。
なんと“加齢臭”と命名したのは、あの資生堂なのね。中高年の体臭の研究をしていた資生堂さんが、“2-ノネナール”という化学物質を発見。それが加齢臭の原因物質なのだとか。
この物質、脂肪酸が酸化してできるらしく、匂いを防ぐには抗酸化物質を多く摂取すればいいらしい。ポリフェノールとか？ 体が酸化するってことはつまり老化するってことだから、ある意味防ぎようがないけれど、要するに酸化しないようにアンチ・エイジング的なことをすれば、加齢臭も軽減できるってことですね。
とりあえず加齢臭がどんな匂いか嗅ぎたい。

朝からずっと「ザ・ショムニ」のお仕事――倉庫整理。36歳でこんな仕事かぁ、俺の15年のキャリアって何？ なんて考えちゃうわけですよ。けど与えられた仕事をこなしていかなきゃ次へのステップもないので、ぐっと堪えてショムニしていました。

ちょっとした肉体労働なので、腕・肩・腰に筋肉疲労を感じ、終わった後はデスクワークをする気も起きず、ネットを見ていました。別に深い意味はないんだけど、指が勝手に「死にたい」と入力していて（←怖っ）、不謹慎ながら興味本位で検索したら、メンヘル系のサイトがわんさか。世の中、死にたい衝動に駆られる人ってたくさんいるんだなぁって思って。僕はまだまだ死にたくないし、心は全然健康なんだと妙な自信がつきましたよ。

仕事が終わり、世田谷に戻ってN.Kさんと飲みに行きました。
昨日、「いいとも」で安住アナが加齢臭の話をしていて、そう言えば“加齢臭”ってどんな匂いなんだろうって思ったのね。いろんなオジサンがいてそれぞれの体臭はわかっても、共通して感じるこれこそが“加齢臭”ってのを、実は僕は知らないんです。そう言うとN.Kさん曰く、脇や足の匂いではなく、脂が出るような箇所から漂う匂いなんだとか。「今度、誰かオジサンのうなじとかおでこを嗅がせてもらうとわかるよ」だって。できるわきゃねーよ、そんなこと。でも、どんな匂いかわからないと防ぎようがないしなぁ･･･。

僕も彼女も映画好きなので、いつも映画の話になるのだけれど、それにしても、今日はいつにも増して固有名詞が出て来ませんでした。「あー、あの俳優、名前何だっけ」「映画監督、誰だっけ」「えー、あの映画に出てた人」と、ド忘れの応酬。酷かった。僕は最後までマギー・チャンが出て来なくて焦りましたよ。

昼休みにみずほ銀行の前を通り掛かったら、店頭に長蛇の列。連休明けの五十日（ごとおび）だから混んでるのかしら？ さらにその列とは別に、小さな行列が。
ああ、今日から年末ジャンボ宝くじが発売されたんだ。
世界的な金融不況の煽りを受けて、日本も何やら不穏な空気。宝くじを買うのも躊躇しちゃうほど小遣いを減らされてる人も多いはず。でもそんな暗い時こそ、一時の夢くらい欲しいものですよね。僕の年末ジャンボの予算は9,000円。悔しいけど諦めがつくギリギリの金額。僕ってなんて打算的。

昨日、久しぶりに「笑っていいとも！」を見ていると、テレフォンショッキングのゲストにSMAPの中居正広が出ていました。映画《私は貝になりたい》のPRのため、「いいとも」のレギュラー出演者にもかかわらずの登場で話題をさらっていました。
が、彼が紹介した友達がそれを上回る意外性満点の人でした。TBSの安住紳一郎。同局の花形アナウンサーを他局の花形番組に出演させるとは、互いの話題作りのためとは言え、ずいぶん思い切ったもんです。でもこういったテレビ局の垣根を越えた試みに、日本の視聴者は好意的であるに違いありません。僕もラジオ以来の安住アナのファンなので、面白く見させてもらいました。そう言えばタモさんとのツーショットも見たことがなかったし、新鮮でしたね。

35歳の安住アナ、加齢臭について語っていました。先々週の“にち10”でも「男性の体臭が強くなると感じる“男の曲がり角”は、平均34.7歳」と言っていたけど、僕はもはや36歳。もしかして「お父さんの匂い」とやらが漂ってるのかな･･･。自分じゃわからないからな･･･。

勤労感謝の日の振替休日。午後から冷たい雨。こんな日は家でまったりしていたい。

YutaとKotaはこの27日で3歳になります。
当日は祝ってあげられないゆえに、昨夜ケーキを買ってきて、ちょっとしたお祝いの宴をしました。と言っても、本人たちは3歳になったという自覚があるのか、はたまた年齢という概念が備わっているのか、微妙なところではあります。「何歳ですか？」と聞くと、適当に「2歳！」とか「3歳！」とか答えてはいるけど、数字の意味さえわかっていない気がします。みんなが『ハッピーバースデー』を歌って、ケーキのロウソクに火が灯されるのが楽しいだけみたい。じゃあ僕に3歳の誕生日の記憶があるかと言うと、ないけどね。

妹はこの日のためにホームベーカリーを買ってきて、張り切って生地からピッツァを作っていました。具だくさんで美味しかったのに、甥っ子たちはせっかくのピッツァには目もくれず、チョコレートケーキに夢中。普段はこんなに大きなケーキを好きなだけ食べられることがないから、興奮するのも無理ないですが。

大人たちは、そんな彼らの誕生日にあやかってご馳走っす。
今や日本の国民的行事みたいになったボジョレー・ヌーヴォーの解禁が20日（11月第3木曜日）だったので、話の種に買ってきました。赤ワインの味などまったくわからないので、今年のボジョレーのでき映えがどうなのかを論じることはできませんが、たぶん美味しかった･･･と思います。ま、縁起物みたいなもんですから。

一昨年の3月に日記を書き始めてから今日で1,000日を迎えました。アニバーサリーな内容でちょうど良かった。

天気がとっても良いし、公園にでも出掛けましょうよ、そうしましょうよ！ってことで、家族総出で外出。昼時なので、ひとまず腹ごしらえ。

ファミレスやフードコートで食事をすると、落ち着きのない甥っ子たちの面倒を見るのが大変で、ちっとも食った気がしない。だもんで、しばらくそういう場所で食事をするのを避けてきたんです（主に僕が）。だけどたまにはお店で食べてみようかってことになり、僕の提案でラーメン屋さんに入ってみました。

二人ともずいぶんと落ち着いて食べられるようになったもの。大声で叫んだり、食器を叩いたりすることもありません。何しろ大好きなラーメン。朝ごはんをあまり食べなかったからか、食欲も旺盛で、何の手こずることもなく美味しくいただけました。これだったらほかのお店も行けるかも知れないな。嬉しいな。

食後、近所の森の広場へ行きました。
秋も深まり、紅葉はそろそろ終わりかけていて、空気もひんやりしていたけれど、サッカーボールを思う存分蹴りまくる二人。子供は風の子です。伯父さんもカメラを預けて、しばしサッカーに興じてみましたよ。

家に帰り、夕飯の準備やら洗濯物の片付けやら、大人が構ってあげられない時間は、甥っ子たちはひたすらDVDを見ています。近頃「それいけ！ アンパンマン」が好きみたい。でもってバイキンマンが悪事を働こうとすると、怖いのかテレビから離れて大人の陰に隠れたりするんですよ。こうやって情緒も育っていくものなんですかね。

僕の部屋の回線が“光”になりました！ わ〜い。
今までどういう事情で“光回線”にできなかったのかは、よくわからないんですが、9月の終わりにNTTの代理店の営業マンが訪ねてきて「今度、“光”が通せるようになりました」と説明され、大家さんの許可を取って工事をするって話になったんです。でも、その代理店のおにいちゃん、きちんとした連絡もないまま工事日程はうやむやになってしまい、先々週に別の代理店の営業マンが訪ねてきました。で、申し込みました。そしたらその翌週だったか、さらに別の代理店が来たんです。もう何なの！？ こういう業界、仕組みがよくわからん！

とにかく今日、やっと工事に漕ぎ着けました。30分ほどで工事完了。
モデムを「とりあえずここに置いておきますね」と適当に置いて行かれたので、まずは定位置に戻すのに一仕事。ADSL用のモデムを外し、回線ケーブルを本棚の後ろに通し、工事のために移動していた簡易クローゼットとテレビ台を元の位置に戻す。さあ、モデムをLANケーブルに繋ごう！と思ったら、PC背面のケーブルたちがぐちゃぐちゃ。しばらく配線をいじる機会もなく放置をしていたので、どれがどれやら、何が何やら･･･。やることはLANケーブルを挿すだけなのに、せっかくだから少し整理しようとしたら、40分近く費やしちゃいましたよ。その後、プロバイダから来ている通知がわからず、接続IDを見つけるまでに20分。ちゃんとネットに繋がるようになったのは、3:00pm過ぎでした。でも･････

速いかもぉ♥

ADSLも速さには不満はありませんでした（回線がしょっちゅう切れるという根本的な不満はあったけど）。でも、さらにストレスフリーになった感じ。下りが47Mbpsある。すごー。さあ、エロ動画見まくりよ！

昨夜飲んでたお店、ちょうど非常口の所だったからなのか、足下が寒いなぁと思っていたんです。そしたら今日は何だか鼻水と咳が出る。昼休みに風邪用のマスクを買ってきて、飛沫をあまり撒き散らさないように気を遣ってみたんだけど、マスクをしながら電話に出たりするのは、慣れないと違和感があるものですね。だけど、これからの季節、インフルエンザもすでに流行の兆候があるみたいだし、予防のためにもマスクは慣れておいたほうがいいよね。

朝の通勤電車の吊革広告を見て、ふと思ったこと。
「ゴシッブ記事を担当してる人って、ジャーナリストとしてどういう気持ちで記事を書いているんだろう？ 言い方は悪いが、あまり上等な部類の仕事ではないような気がするし･･･」
昨日だったか、マスコミが若手スポーツ選手のロマンスを報じていて、僕は「そっとしといてあげればいいのに」って思ったんですよね。一方で「毎日発行してると、どんな小さなネタでも掘り下げないと紙面が埋まらないのかな」とも思ったりして。
僕も毎日日記をつけていて、いろんな出来事を掘り下げないと、その日にあった事を列挙するだけで、下手をすると、毎日「朝起きて、仕事して、クソして寝た」的な日記になってしまう。だから日々起こったどんな小さなことでも、その時に感じたことや自分なりの考察を書くようにしています。そうじゃないと、毎日は書けません。
スポーツ新聞も同じなのかな？ 毎日売れるものを書くには、読者が色めき立つようなゴシップをねちっこく掘り下げないとダメなのかな、と。でも、世の中には数え切れないニュースが溢れているわけで、何も若手スポーツ選手のロマンスなんて報じなくても紙面は埋まるよね。
別に悪いことをしているわけじゃないんだから、騒ぐ必要ないじゃん。記事を書いてる人だって、本当はそっとしておいてあげたいって思ってるんじゃないのかな。