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2008-11-28 (Fri)

月日の流れを感じつつ

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渋谷駅のすぐ側、キューツーの裏手もしくは宮下公園の隣にあるのが、その名も「のんべい横町」。戦後程なくしてできた小さな飲食店街で、間口が狭くカウンターだけの7、8人入ればいっぱいになってしまう飲み屋が軒を並べる一角があります。一見さんがおいそれと近づけないような独特の雰囲気があって、僕も4年ほど前に人に連れて行ってもらったのが最初でした。年の頃ならそろそろ喜寿、いや傘寿に届いているかな?というお母さんが切り盛りしている小さな小さなお店。ここ3年くらい無沙汰をしてしまったので、久しぶりに顔を出そうと思い、Y.Mくんを誘いました。何を隠そう僕を紹介してくれた張本人です。

いつもは二軒目、三軒目に寄るので遅い時間に行くんです。そうすると店がいっぱいで入れないこともある。なので今日は早くから行こうと、7:00pmに待ち合わせをしたのだけど、なんとすでに店は満席。うわぁ・・・。少し時間を置いてから来ようということで、別の馴染みの中華屋に行きました。馴染みと言っても、ここも3年ぶりくらいで、店に入るとおかみさんが「見たことのある顔が来たわ」と中国語訛りで皮肉っぽく言われましたよ。

Y.Mくんは僕の3つ下の後輩で、かれこれ13年の付き合いになります。いつまでも20代のおバカなY.Mくんの印象のままなのだけれど、実は33歳のいい大人。時々彼の口から昔の思い出話とかが出ちゃったりするんです。「思い出話って・・・オッサンになったのかなぁ、俺たち」と月日の流れをしみじみ感じながら彼の話を聞いていました。

2時間ほど経って、のんべい横町に戻ってみたけど、さっき覗いた時のお客さんがそのまま座っていました。居心地がいいだよね。今日は諦めて別の店で少し飲み直して帰ることにしました。

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