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2010-04-25 (Sun)

似たようなものはいらない

ヤエザクラの見頃もそろそろ終盤を迎え、「新緑の候」という手紙の書き出しがやっとやっと似合う気候になってきましたね。
何も予定のない日曜日は8:00am頃に起き出して、午前中ウダウダしているとあっと言う間に午後になり、気がつくと昼食を摂り損ねることがちょいちょいあります。
今日も2:30pm頃、どうしようもなくひもじくなり、家賃を振り込みに行くついでに何か食べようと思い、上町のほうへ出掛けました。

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夕食に響くといけないので、何か軽い物がいい。
ということで、以前から気になっていた中華まんの店に行ってみました。手作り台湾肉包「鹿港(ルーガン)」。通り掛かると、結構行列ができてたりするの。並びましたよ、肉まん1個のために。ほかの人は少なくとも3つは買っているのに、僕だけ「肉まん1個」と頼むのは少しだけ恥ずかしかった。
中華街などに行くと“高級肉まん”とかあるじゃないですか。けれど、僕はコンビニエンス・ストアで売ってるような安いので十分!と思っていたんです。
でも、やっぱり違うのね。中の具も皮も。まあ、極度の空腹だったせいもあるのかな。


またまた気になるCMを見つけてしまいました。
日清食品のカップヌードル「この味は、世界にひとつ。MISIA篇」です。僕が日本でいちばん歌が巧い女性ポップス・シンガーだと思っているMISIAが、自身の大ヒット曲『Everything』を替え歌にして歌っちゃってるんです。そっくりさんじゃないよ。本人ガチ熱唱。
しかも使われてる映像は『Everything』のビデオ・クリップ。だけど口元が替え歌の歌詞に合っているからどうなってるのかと思ったら、なんと当時の撮影フィルムをCG加工してあるんだって。だから口元以外は10年前のMISIAそのもの。完成まで2000時間も費やしたそうです。どんだけ手間が掛かってるのさ?
CMのクリエーターって、凄いこと考えるよな。ご本人に歌わせちゃうところが偉い。
そしてMISIA。どこへ行くMISIA。

2010-04-26 (Mon)

歩き食い

おにぎりを食べながら歩いている女の子がいました。
パンをかじりながら自転車に乗っている女の子も見かけました。
どちらも今日の出来事です。

僕は考えが古いんですかね? ちょっと抵抗があるんだよね、歩き食い
ソフトクリームとかは別として、おにぎりとかパンは食事でしょう? 「そこまでして、今食べなきゃダメなの?」と思ってしまって。だいたい食った気がするのかね、歩きながらで。
外国映画には、ホットドッグやベーグルを口にくわえながら出勤するシーンとかあったりして、世界では歩きながら物を食べるのも別におかしなことではないのかも知れませんが、僕はやっぱりお行儀が悪いと思っちゃうんですよ。
働いていると、本当に食べる時間もないほどに、どうしようもなく忙しいことがあるものですけど、今日の子たちはどうやらそんなんでもなさそうだし・・・。なんか、とりあえずお腹が満たされればいいのよ、みたいな。動物的と言うか、浅ましい感じに映ってね。

イギリスのことわざに“Eat to live, not live to eat.”という言葉があります。直訳すると「食べるために生きるな、生きるために食べよ」ということですが、要は「“生きる”ことが目的であり、“食べる”ことは生きるための一つの手段だ」という解釈になろうかと思います。

けど食べることも、人生を彩る大切なファクターじゃないですか。
食糧もないような時代に生まれたならともかく、この日本で“ただ生きるために腹を満たす”という考えは、僕はイヤだな。“live to eat――美味しい物を食べるために一所懸命働くことも、一つの生きる目的としてアリじゃないかと思うのです。だから、ゆっくり味わって食べよう。

2010-04-27 (Tue)

徳永ファンは読まないで

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徳永英明のカバーアルバム「VOCALIST」シリーズの売上が、累計500万枚を突破したと、今朝の芸能ニュースでやっていました。女性ボーカルの楽曲ばかりをカバーし、収録曲『恋におちて -Fall in love-』で紅白歌合戦にも出場するほど人気のシリーズですね。このほど最新作「VOCALIST 4」をリリースしたばかり。

なのですが、僕はどうも彼が歌うカバー曲に、今ひとつ心惹かれないんですよねぇ。
徳永英明の声からは“1/f ゆらぎ”が現れるとされ、これは美空ひばりや美輪明宏、森本レオなど限られた人しか持たない希有な才能で、ヒーリング効果をもたらすなどと言われています。
そんな“1/f ゆらぎ”を以てしても、魅力を感じないんです。カバー曲は大好きなのに。

他人の楽曲をカバーする場合、元歌の真似をしただけでは本家にはかなわないし、プロとして情けないわけで、いかに自分流のアレンジを施すかが重要なポイントとなります。
徳永英明の場合、そのアレンジが僕の欲するツボを、ことごとく外すんですよ。
これは個人的な好みなので、仕方がないんだよね。

「僕らの音楽」という番組で、aikoの『カブトムシ』秦基博がカバーしていたのが、すっっっごく素敵だったんですよ。声(音色)の使い方、フレージング、聴かせどころの的確さ。歌で人を感動させるというのは、こういうことだなって思いました。
僕が見たり聴いたりした中ではほかに、つるの剛士の『未来予想図Ⅱ』、スキマスイッチの『チェリー』、甲斐よしひろの『歌舞伎町の女王』、Superflyの『スキップ・ビート』、平井堅の『バレンタイン・キッス』、宇多田ヒカルの『プレイバックPart2』などが珠玉です。

念のためにお断りしておくと、徳永さんのオリジナル曲は好きです。『Rainy Blue』とか『輝きながら・・・』、『壊れかけのRadio』も良いですよね。

2010-04-28 (Wed)

煮込んでねーし

某居酒屋チェーンの500円で食べられるランチ。
メニューに「煮込みハンバーグ」と出ていたので、デミグラスソースでグッツグツに煮込まれた物を思い注文をしたのですが、普通にソースが掛けてあるハンバーグでした。
看板に偽りあり! どこが「煮込み」だよ。全然煮込まれてないじゃん? なんで「煮込み」とか付けちゃったわけ? そのほうがコジャレてるから?

コジャレてるって言えば、「手ごねハンバーグ」とか謳っているお店があるじゃないですか。
たしかにそう書いてあると、何か雰囲気が出ますよね。
でも・・・ちょっと待って。じゃあ、手でこねなきゃ何でこねるの?って話でしょうよ。機械? 機械ごね? 木べら? 木べらごね? 「うちは業務用の既製品は使ってないよ。そこらの安ファミレスと一緒にしないで」とでも言いたいのだろうけど。
手でこねると、どんだけありがたいの? 下手な料理人が雑にこねるくらいだったら、機械のほうが均一で滑らかに仕上がるってことはないの? 粗くこねたほうが美味しい? そんなバカな・・・。

こういった客を惹きつけるための作為的な修飾語って、考えたらほかにもありました。
「本格的」とか「こだわり」とか「手作り」とか。“こだわりシェフの本格手作りカレー”なんて、ありそう。チョーありそう。
でもさ・・・手作りじゃなきゃ何なの。本格的じゃなきゃ平凡ってこと?
そもそも「こだわる」という言葉は、「些細なことに気持ちがとらわれる」というネガティブな意味なんですってよ。これ、松尾貴史の受け売りなんですけどね。
料理の世界では「◯◯産の肉しか使わねーよ」みたいなことなんだろうけど、要するに“頑固ちゃん”だってことじゃんね? 別にそんなにこだわらなくても・・・。

つまりは黙って味で勝負しろってことさ。とは言え、店に客を付けるためには、コジャレた修飾語も必要なのかな。でも煮込んでもいないのに「煮込み」って、嘘はいけません。

2010-04-29 (Thu)

美味しさ2割増!

「降る雪や 明治は遠くなりにけり」という中村草田男の超有名な句がありますが、昭和も相当遠くなりましたよね。
電化製品とか如実に違います。テレビのチャンネルを“回す”って言うけれど、今の子たちはその理由を知らないんだよね。昔はガチャガチャつまみを回してチャンネルを変えていたんだよ。1chから8chに変えるには、2〜7を通過しないと変えられなかったんだから。それが今じゃ3Dテレビですよ。遠い! 遠すぎる!
「古いよねぇ 昭和は遠くなりにけりぃ〜」(←はるな愛風に読んでいただけると幸いです)
季語がないですね。ふざけ過ぎました。昭和の日。ゴールデンウィーク突入です。


休みの朝のために、大抵前夜にコンビニエンス・ストアでおにぎりを買っておきます。
コンビニのおにぎりをちょっと美味しく食べるための一工夫。知ってます?
包みを剥がして海苔を巻いた後、手でギュッと握るんです。ギュッとね。ただそれだけ。でもそれだけで「美味しさ2割増」と、俳優の田辺誠一が力説してたんです。たしか「GO!GO!サタ」という番組だったかな。
で、僕はそれ以来、ずっと実践してるんですよ。やってみるとなかなか良い感じ。

ふとそのことをネットで検索したら、田辺誠一さんご本人がつぶやいていらっしゃいました。そちらでは「美味しさが33%アップ!」と。いやいや、せいぜい2割がええとこやろ。
でもそんな彼の愉快な人柄が滲み出たつぶやきが、やけに気に入り、勢いでフォローとかしてみましたよ。今までフォローすることもされることもなく、たまにメモ帳代わりに使っていたTwitterだったのですが、とうとう初フォロー。(←「だから何?」とか言わないの)
ただし、まだヒwiヒヒer(あ、ヒウィッヒヒーなんてもはや誰も使いませんね?)の醍醐味は全然わかりません。mixiも活用することなく登録だけしていた感じだったし、今回もあまり広がらなそう。だってつぶやくのって意外と面倒臭いんだもん。

2010-04-30 (Fri)

客同士は離して座らせて欲しい

近頃、ズボンの腰回りに少し余裕があるなぁと思い、朝、久々に体重計に乗ったら

・・・・・全然変わってなかった。
勝手に体重が減ったと思い込んでいたのに、何も変わっていなかったことに、勝手に落ち込む僕なのでした。腰回りの余裕は気のせい? 気のせいかぁ・・・。


食事に誘っていた友達に、体調不良を理由に断られ、一人でラーメンでも食べて帰ろうと思い、御徒町駅近くにあるカウンターだけの小さな店に入りました。
僕がラーメンをすすっていると、酔っ払ったサラリーマン5人組が賑やかに入ってきました。店内は僕しかおらず、サラリーマンたちは僕から少し離れた席に着こうとしたのですが、店員が「お冷やを置いた席に座ってくれますか」と言って、僕のすぐ隣にお冷やを5つ置いたの。
ええ? なんでぇ?
こちらは一人で静かに食べてるのに、5人組はほろ酔いで若干声も大きい。きっと楽しくお酒を飲んだ後なのだろうから、それ自体は我慢できるのだけれど、許せないのは店員。客の心理をまったくわかっていない! 店ガラガラなんだから、客同士は離して座らせろよ!

ムカついたので、紙ナプキンに「なんで客同士をくっつけんの? 不愉快!」と書いて置き去ってきました。
ああ、でもなぁ。こんなことくらいでカリカリしてんじゃねーよ、俺。

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