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槇原敬之の「Listen To The Music 2」というアルバムを拝聴。
マッキーがいろんなアーティストの楽曲をカバーしています。既に新しいオリジナル・アルバムも発売されていて、彼のファンからすれば何を今更って話題でしょうか。

僕は歌の巧い人が、ほかの人の曲をカバーするのは大賛成（あくまで歌が巧くないとダメですよ。浜崎あゆみがユーミンの『卒業写真』をカバーしたりするのとかは論外）。別に気にも留めていなかった曲が、思わぬ角度からスポットが当たって、その楽曲の良さを認識あるいは再認識できるってところが素晴らしいと思うんです。
たとえば中島美嘉の『雪の華』なんて、最初は意味のわからないお菓子のCMに使われていて、何この歌？って思っていたのですが、韓国のパク・ヒョシンというアーティストがカバーしたと知った途端、僕の中での評価が一気に上がりましたからね。ま、僕の評価なんて、そんなもんなんですけど。

このマッキーのアルバムは、結構選曲に意表をつかれました。エルトン・ジョンとか坂本九あたりはよく聴くけど、美輪明宏の『ヨイトマケの唄』とか宇多田ヒカルの『traveling』っつーチョイスは渋いですよね。