tuneful.jp

HOME > ARCHIVE > October 2009

9 - 16 / 31 Entries ‹ Prev  1  2  3  4  Next › »

2009-10-09 (Fri)

上野ブラブラ

昨夜、帰宅してテレビを点けると、NHKで「ブラタモリ」という番組をやっていました。途中からチラッと見ただけなのですが、タモさんが古い地図を手に街をブラブラ練り歩いてました。
昨日の放送のロケーションは上野。番組前半は、寛永寺から上野公園にかけて。後半は通称“暗闇坂”と呼ばれる清水坂という小さな坂道。それと広小路とかつての都電がフィーチャーされていました。

picture picture

10月の澄み渡る青空。絶好の散歩日和。せっかく上野に勤めているんだもの。出掛けてみたいじゃない? 出掛けざるを得ないよね?
――ということで、昼休みに自転車に乗って散策してまいりましたの。

何と言っても興味があったのは“暗闇坂”。職場からすごく近くにありました。「え? ここ?」ってくらい目立たない場所にあって、タモさんの着眼点ってユニークだなぁと思いました。写真左手の古い建物の謎が、番組中に解き明かされたんですが、そこは聞かずに行ったほうがミステリアスで良かったかも。
坂を上がり、しばらく進むと寛永寺が見えてきました。ご本堂、地味でした。てっきり徳川将軍たちのお墓があるものかと思って行ったんだけど、墓地はまた別にあるのね。

上野界隈はブラブラしたくなるところがたくさんあって、僕、大好きなんです。

2009-10-10 (Sat)

運動会での勇姿を見に行く

甥っ子たちの運動会があるから、前夜は飲み過ぎないようにせねば、せねばと気を引き締めていたつもりだったのに、やっぱり飲んでしまいました。S.Sくんと世田谷の「ゆいゆい」で。家から近いから、うっかり遅くまで話し込んでしまうんだよねぇ。
政治の話とかしていたような気がします。S.Sくんは政治についての自らの考えを語っていましたが、僕は直感人間なので、某野党の女性党首の話し方が嫌いだとか、ミスターペンションが生理的に受け付けないだとか、そんなレベルで論じてました。頭悪いですね。
それにしても、ミスターペンションを生理的に受け付けないのは、7年も前からのことでした。すっかり忘れてたけどね。


二日酔いの体に鞭打って、10:00am少し前に甥っ子たちの保育園に到着。
見渡すと、二人とも指定された椅子に行儀良く座ってるじゃありませんか! 家じゃあんなに落ち着きがないのに。中には保護者にベッタリの子供もいたりするのだけれど、我が甥っ子たちは、保育士さんの指示に従い、お遊戯も立派にこなしていましたよ。

picture picture picture

途中、パラパラと雨が降ってしばし中断したりもしましたが、概ね良い天気で、園庭で妹が朝から張り切って作ったお弁当を食べ、午後を少し回った頃に今年の運動会は終わりました。

2009-10-11 (Sun)

合唱に懸ける中学生

picture

朝、風呂に浸かっていると、YutaKotaが「一緒に入りたい」と言って、服を脱ぎ始めました。朝風呂なんて10年早いわっ!とか思いながらも、入れてやることにしました。
最近ちんちん、ウンコあたりがブームのYuta。僕の股間を見て「なんで髪の毛が生えてるの?」と尋ねてきました。キターー! こういう子供の通過儀礼に立ち会えるのって、なんか嬉しいね。「大人になったらYutaにも生えるんだよ」と言っておきました。
ちんちん、ウンコはどんなスタンスで付き合っていったらいいでしょうかね? あんまり頭ごなしに「やめなさい!」とか言うのも、僕はどうかと思うんですよ。ちなみにKotaはそれほど興味がないのか、面白がることはないみたい。


2:00pmに帰宅しNHK教育テレビを点けると、ちょうど「NHK全国学校音楽コンクール」の中学校の部の放送が始まるところでした。
昨年の今時期、TBSの安住紳一郎がラジオで、このNコンの模様を熱く語っていたので、どんなものなのか見てみたかったんですよ。とくに中学生の合唱が面白いらしい。完全に成人の声に変声し切っていない危うさに惹かれるのかも知れないですね。

picture

今年の課題曲は、いきものがかり『YELL』という曲。昨年のアンジェラ・アキといい、合唱曲として作られているわけじゃないのに、中学生の澄んだ声で歌われると、これがなかなか良いんですよ。

さて注目は、熊本大学教育学部附属中学校。昨年の銀賞受賞校で、安住アナが「くまきょうちゅう」と略し、「男子の学ランの袖口の二本線がカッコイイ」とキャーキャー騒いでいたのですが、さすが強豪。今年も全国コンクールまで勝ち上がり、銀賞に輝いてましたよ。本当にシルバー二本線だぁ。
昨年も金賞だった郡山第二中学校が二連覇を果たしていました。郡山市は合唱がとても盛んな地域だとは聞いていましたが、本当にレベルが高いんですね。
僕も「第九」を歌ったりしたことがあるので、舞台に上がるまでどれほど大変なのかは少しはわかるつもりですが、出場したすべての生徒たちの努力を思うと、オジサン、涙が出て来ます。

2009-10-12 (Mon)

とある喫茶店の会計伝票

2日連続“にち10”ネタ。先々週の放送内容から。
10月は“神無月”と呼ばれ、神々は出雲地方に出張されていて不在というのが、そのいわれ。逆に島根のほうでは“神在月”と言うそうです。というわけで、神頼みもままならない10月に、何か「心の指針」になるものはないかと探していた安住アナ。そんな折、西武池袋線の大泉学園駅にある喫茶店に入ったところ、会計伝票の裏に書いてあったものが目に留まります。
その名も「シュベール標語」
日々を過ごすに当たり心掛けるべき12の標語と、さらに具体的に掲げた17の「気くばりワンポイント」が、伝票の裏にズラリと書かれているんです。
放送では、何か迷いが生じたときに「シュベール標語」を見返すと、取るべき行動が指し示されていると絶賛していました。

ふとそのことを思い出し、外出したついでに大泉学園まで足を伸ばしてみたくなったんです。行って参りましたよ、喫茶店「シュベール」。
店内は昔ながらの純喫茶。落ち着いた雰囲気で、客層もどちらかというと年齢高め。喫茶店など滅多に利用しない僕は、少々おどおどしながら、アイスコーヒーを注文しました。

数分後、アイスコーヒーとともに伝票が来ました。おお! 安住アナの言ったとおり、本当に標語が書いてある! 記載内容も彼の言ったとおり。
「いらぬ気遣いは周囲の人には却って迷惑としか感じられない」「精神的な疲れは肉体的に、肉体的な疲れは精神的に回復せよ」
以上2つは、安住くんが番組内で引用したものですが、ほかにも「ほほぅ」と唸るようなことが書いてありましたよ。

picture

店を出るときにおそるおそる「あのぉ、伝票の裏に書いてある・・・」と言いかけたら、店の人がすかさず「ラジオを聴かれたんですか? コピー差し上げますよ」と、快くコピーを渡してくれました。おそらく僕みたいなのが結構いるんですね。ちょっと恥ずかしかった・・・。
ちなみに「シュベール」は現在都内に7店舗あるのですが、標語が書かれた伝票を使っているのは大泉店と石神井店のみとのことでした。

2009-10-13 (Tue)

泣かせる腕ととろろ

人間ドックを受けてきました。
検便って何回やっても慣れません。自分のウンコに手を近づけるときの得も言われぬ緊張感がイヤなんですよ。終わって流すとき、水洗便所って素晴らしいなって思います。

僕の腕は、看護師泣かせの腕なんです。いや、実際に泣くのは僕なんですけどね。
血管があまり浮き出ないんですよ、昔から。痩せた太ったにかかわらず。つまり採血がやりづらい腕なんです。今日の採血担当は新人の看護師さんだったのですが、予想どおり失敗。
少しベテランの看護師さんに選手交代しました。失敗したほうと反対の腕を出すように言われたので、左腕を差し出したのですが、実はこっちのほうが血管が出にくい。で、ベテランまで失敗してくれました。
「なぬっ!」と思いながら、ベッドに横たわるように言われ、もう一度右腕で再チャレンジ。たかが採血でベッドに寝るのなんて初めてだよ。看護師さんも申し訳なさそうに「ご気分は悪くないですか?」と何度も聞いてきて、「3回も針を刺されちゃ気分わりーよ」と心の中で激昂しながら「大丈夫です」とだけ答えました。

picture

検査がすべて終わり、昼食タイム。食事券をくれたので、近くにあった「新宿ねぎし」という牛タン焼屋に入ることにしました。
仙台には一度訪れたことがあるのですが、そう言えば、牛タンと一緒に麦とろごはんを食べるんですよね。忘れてて、とろろが出て来たのですが、僕、とろろって食えないんですよ。子供の頃、食べたら口の中が痒くなって以来、一度も食べてないんです。口の周りじゃないよ、口の中が痒くなったんだから。
でも、それを食べないとちょっと味気ない内容だったので、勇気を振り絞って食べてみようと思ったんです。30年以上食べていないとろろを。決死の覚悟。
――イケました。やっぱりいろんな皮が厚くなっているのかしら、痒くはなりませんでした。想像していたよりは感動的な美味しさではなかったけれど、食べた自分に感動。
これからは夏に、とろろそばとか食べてみたいな。

2009-10-14 (Wed)

今は反省しております

朝の通勤電車での出来事。
表参道で千代田線に乗り換えた際、ギュウギュウではないものの余裕のない間隔。近くにいた若いあんちゃんのカバンがやけに足に触れる。ちょっと鬱陶しいなぁと思いつつ、3駅ほど我慢していました。
ところがその間、あんちゃん、完全にわざとカバンを僕に押し付けてくる。揺れに任せて、時々グッと押したりもする。ムッと来て、体勢を少し変え、軽く押し返すようにしたんです。すると、今度は明らかに故意とわかるようにカバンでグイッと押されたんです。

瞬間、キレてました。
あんちゃんの肩をつかみ、「わざと押してるだろう、テメェ!」と怒鳴る僕。車内が凍りつくのがわかる。あんちゃん、小声でボソボソと何か言ってるみたいだったけど、僕は微笑みながら「次の駅で降りようか」と提案しました。ええ、微笑みながら。「無理、学校があるから」みたいなことを、なおもブツブツほざいていたので、「あんまり調子に乗ってんじゃねーぞ。二度と俺に近づくな」と言い、その場は治めました。あんちゃんは次の駅で降りて、どこかに消えて行きましたよ。

ところで本日10月14日は、日本に初めて鉄道が開通したことを記念して制定された“鉄道の日”なのだそうで、「電車内で遭遇した“ちょっとイイ話”エピソード」という特集がネットに載っていました。それなのに僕は、こんなギスギスした真逆エピソード・・・。情けない。

僕、半年にいっぺんは何かしらの言い争いをしているんです。
しかも正義感からとかじゃなく、自分の気分次第でなおかつ相手次第。これがもし相手が強面だったり屈強な感じの人だったらきっと黙ってるに違いないところが、自分でも最低だと思うんです。最低です。だからって、正義を振りかざして、分け隔てなくマナーの悪いヤツを注意してたら、いつか誰かに刺されちゃうかも知れない。
勝てると思う相手とだけ言い争いをして、結局は自己嫌悪に陥るんですから、言わなきゃ良いんですよね。多少のことなら我慢しなければ。我慢、我慢、我慢、我慢。

2009-10-15 (Thu)

僕でも気に掛けてもらえますか?

見間違い

ビール酒造組合のポスターを見ていたら「お酒でオッパイすることもある」と書いてあって、驚いてよく見たら「シッパイ」でした。紛らわしい。カタカナで書くなよ。
仕事のメールを見ていたら「全裸」と書いてあって、驚いてよく見たら「全課」でした。
2つとも今日の出来事です。疲れ目でしょうか。脳みそがそんなことばかり考えてる・・・わけじゃありませんよ。

駅で具合が悪くなったら

朝、駅のベンチに座り込んでいる女性。その横に様子を窺う駅員。
たまに見かける光景ですが、今朝見かけた若い男性駅員の対応は、少々トゥーマッチだったような気がしたんです。これはあくまで僕の邪推なんだけど、具合悪そうにしていたのが若くて綺麗な人だったからじゃないかと思って。立て膝なんか付いちゃって、ものすごい覗き込んでるの。それがちょっと嬉しそうに見えたんですよ。邪推ですよ。
でもたとえば、僕みたいな大柄な野郎が具合悪そうに座り込んでいても、あまり気に掛けてもらえない気がするんですけど、どうでしょうか? ひがみっぽいですか?

靴擦れ

昨日から新しい革靴を履き始めたんですが、靴擦れがひどくて参ります。足の後ろ側の靴のへりが当たる部分。皮がベロンと剥けてしまいました。
誰でもそうなんでしょうか。それとも合わない靴を履いてるのかな。それとも僕の皮膚が弱いのかな。革靴を新調する度に、一週間は靴擦れに悩まされます。

2009-10-16 (Fri)

怒る気持ちは大人の対応で

道を歩いていて、ちょっと咳をしたら、僕の前方を歩いていた女性がギッと振り向き、その後小走りで遠ざかって行きました。インフルエンザを警戒してのことだろうけど、なんか感じ悪っ! 追いかけてやろうかと思いましたよ。

夜は秋葉原でN.Kさんと食事。
靴を脱いで上がり、箸で食べるようなパスタ屋だったのですが、席に着くと何だかプ〜ンと足の匂いがする。昼間、革靴を履きっ放しの僕。「ん? この匂いはもしかして俺か!?」
・・・・・チーズの匂いでした。焦らすんじゃねーよ。中年になると、自分の意図していない体臭がするんだから。つか、パスタ屋で裸足にさせるなんてナンセンスだよ。

今日、いちばん印象に残った話題。それは“喜怒哀楽”について。
“喜怒哀楽”をきちんと表せる人にならないと、心が歪んでしまう。楽しいときは笑い、哀しいときは涙を流し、怒ることもまた必要だと。
でも怒るってのは、表し方によってはそれ自体がストレスになるんですよね。たとえば電車の中でマナーの悪いヤツについイライラしてしまう。僕もそうですが、N.Kさんも我慢できないタイプで、時にはブチることもあるのだとか。気持ちはすっごくよくわかる。
でもね・・・。ブチった後、結局イヤな気持ちになるのは自分だったりするんですよね。気持ちがスッキリとはしないんですよ。けど、だからと言って溜め込むのは、心にも体にも絶対に良くない。なので、苛つく気持ちは、違う形で解消する。それが大人の対応だろうという結論に落ち着きました。

酔っ払うと、大した結論のない話を延々としてしまうのはなぜでしょう? さももっともらしく語ってましたよ、僕。こんなクドクドとした屁理屈に付き合ってくれて、今夜はありがとう。

9 - 16 / 31 Entries ‹ Prev  1  2  3  4  Next › »

↑ Top
←Back