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2013-07-25 (Thu)

目のやり場

夏だからでしょうか、都会だからでしょうか。
胸元がグワッと開いて、谷間をえらく強調した人が電車の目の前に座っていて、もうね、それは「見るな」と言うほうが無理ってもんで、むしろ「見て」と思ってそういう服を着てるんでしょってことで、ガン見して柔らかさを頭の中で思い描いて、それをおかずに白飯何杯でもイケるぜ!とか思うのですが、さすがにジッと見るのは気が引ける小心者の僕です。

て言うかね、目のやり場に困るわけですよ。
明らかに「見てもらいたい」と思ってる人と、明らかに「見たい」と思っている人がいて、それぞれの思惑は一致しているのに、意識してそっちを見ないようにしているってのは不自然で、よしんばその女性に「何見てんのよ!」と思われるよりも、周りの人たちに「あいつ、見ないようにしてるつもりみたいだけど、チラ見しすぎ」と思われるほうが恥ずかしいっつーの。

目のやり場に困るって言えば、男にもいますよね。マッチョの乳首浮き。
大胸筋をモッリモリに鍛えた人って、どうしたって乳首が浮くじゃないですか。またそういう人に限って、タンクトップとかTシャツ1枚とかで着ていて、たしかにそれが似合うんですけど、あの乳首だけはどうにも・・・。
今朝もこれから出勤と思われるマッチョ・サラリーマンが、生地が薄めの白いポロシャツを着ていて、ハッキリと透けてるんですよ、黒々とした乳首が。
僕、ビックリしちゃって。その破廉恥な状態で仕事するのか、と。職場には女性社員もいるだろうし、それこそ目のやり場に困らないかなって。

まあ、立派な大胸筋もFカップボインも、言わば芸術品ですから、それを手にしている人ならば世間に披露したいという気持ちもわからなくはないですが、節度とTPOをわきまえないといけませんね。目のやり場、本当に困るんですから。

2013-07-26 (Fri)

腹ん中

いつものようにバスで座って通勤していると、途中の停留所から足に包帯を巻いて松葉杖をついた男性が乗ってきました。
汗だくのその男性は僕の座席の近くに立ったので、席を譲ることにしました。

けれど、内心はどう思っていたかと言うと、「優先席に座っているそこの若いヤツ、おまえがいちばん譲らなきゃならない立場だろう」ってこと。
僕はあと3つで降りるので、別に立つことが嫌だったわけではなく、優先席でのうのうと寝てる人たち(2人いた)が、なんか許せなくてね。「そこに座ったのなら、いつでも席を譲る心構えをしておけ」と。

会社のそばの歩道を歩いていると、向こうから2匹のチワワを連れた人がやって来ます。チワワは道いっぱいに広がっていたので、僕は車道に降りて道を譲りました。

けれど、内心はどう思っていたかと言うと、「なんで犬なんかのために、俺が道を譲らなきゃいけねーんだよ。端に寄るのはそっちだろ」ってこと。
ものすごく小さくてぬいぐるみみたいなチワワでしたが、僕はどんなに見た目が可愛くても犬は嫌い。その犬のために道を譲って「くそー」と思うのですよ。
だいたい、飼い主が傍若無人ですよね。道の向こうから人が来たら、犬たちを端に寄せようとするのが筋ってもんでしょうよ。

同僚の女性が着ていた服が、白地にブルーのラインがまだらに入ったとても目を引くワンピースを着ていました。赤い花があしらってあって、トロピカルな雰囲気。「今日、キメてますね」と声を掛けました。

けれど、内心はどう思っていたかと言うと、「トロピカルと言うよりはまるで毒蛇。天敵を近づけないとか、そういうことのため?」ってこと。
まあ、これは結局我慢しきれなくて、本人に言っちゃいました。
僕、こういうところがバカなんだよな。ただ「素敵ですね」と伝えれば印象良いのに、意地悪に「毒蛇」とか言っちゃうんだもの。

2013-07-27 (Sat)

花火と雨のたたかい

実家の町内の夏まつりがありました。毎年、この祭りに甥っ子たちが出演するので、それを見に行くために必ず顔を出します。
保育園のときは、お遊戯ダンス。そして小学生になってからは和太鼓です。
カッコイイでしょ? 和太鼓ですよ。和太鼓をやれる機会なんてあります? 通っている学童保育で習っているらしいんですが、結構本格的に練習しているみたい。
きっと何日も練習してきたと思いますが、こういう発表の場って、本番は一瞬なんですよね。カメラのファインダーを覗いている間に、あっと言う間に終わってしまいましたよ。

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今日は隅田川花火大会も開催されていましたが、なんと開始30分で雨が激しくなって中止になりましたね。
テレビ東京で中継番組をやっていましたけれど、思いがけぬ予定変更に進行の高橋英樹の目が笑っていなくて、「あら、大変そう」って感じ。それよりも娘の真麻が浴衣姿でズブ濡れになっているのが「大変そう」を通り越して、「さすが持ってる」と思っちゃいましたよ。

実家の祭りも8:00pm過ぎに打ち上げ花火が上がったんですが、マジで上がったと同時くらいに雨がポツポツ降り始めて、10分後にはザーザー降り。その中でしばらくは打ち上げられていたんですが、予定よりずいぶんと短い時間で終わったようでした。
「ま、しようがないよね」と思って部屋に戻ってテレビを見ていたら、雨がやみ、再び花火が打ち上がりました。雨がやむって信じていたんでしょうかね。根性ですね。

2013-07-28 (Sun)

祭りの原風景

甥っ子たちのサッカーが午前中だったので、その間に夕食の買い物などを済ませ、あとはずっと「Wii U」をやっていました。今は「NewスーパールイージU」になりました。マリオよりもずっと手こずっております。
あまりに夢中になりすぎて、親指の先がジンジンしていてヤバい。


我が町内の夏まつりは、焼きそばだのビールだのは売っているんですけど、いわゆる昔ながらの縁日のような趣はありません。
テキ屋を入れずに、地元のボランティアだけでやっているので、たとえばセルロイドのお面が屋台にズラーッと張り巡らされていたり、金魚すくいや射的みたいな、祭りの定番というか原風景的なものがないんですよね。
むしろ、そこで育った僕の中に、なぜそういう祭りの原風景があるのか不思議。

昨日は和太鼓が終わった後、甥っ子たちには「好きに遊んできて良いよ」と言って、千円ずつ渡したのですが、何をしていいのかわからず、わりとあっさりと帰ってきました。

夏まつりが楽しいと思うのは、何歳くらいかなぁ。
小学校高学年になって、男女入り交じってのグループでつるんだりするようになると楽しいのかなぁ。僕は正直、そういうのはあまり楽しかったという印象がないんですよね。
20歳を過ぎて、冷えた氷結を飲みながら友達と他愛もない話をしたのが、いちばん思い出に残っているかな。やっぱね、アルコールですよ、結局。

2013-07-29 (Mon)

書き込みにも責任がある

夕方、インターネットを見ていたら、某女性タレントが主演を務めることになっていた舞台の稽古に無断欠席しているので、公演を中止することになったというニュースがトピックスに上がっていました。
各ニュースに対してユーザーがコメントを残せるあの大手サイトだったのですが、その女優さんに向けた批難が凄くて、「社会人としてどうか」みたいな意見はまだしも「ヤンキーだからな」みたいな中傷までもが、それこそ弾幕のように浴びせられていました。

その数時間後、今度は某女優さん側から「事実無根である」という反論文書を発表。
そうすると今度は、舞台の主催者側に矛先が向けられ、「胡散臭い」「怪しい」など手のひらを返したようなコメントが上がっているじゃありませんか。

・・・・・まあ、事の真相は全然わかりません。
ただこの件で感じたのは、インターネットに何か意見を書き込むには、そこに責任と社会的影響ってものが生じるんだってこと。
言論の自由が保障されている日本なので、自由なんですけど、自由だからこそ責任は大きいんですよね。未成年がいろいろ自由を制約されているのは、責任を取れないからでしょ?
別に構わないと思いますよ、人間好き嫌いはありますから。あまり良く思っていない有名人などをちょっと悪く言うことくらい。僕も書きますし。
だけど、「私もそう思う」とか「思わない」とかボタンの付いてるあの大手サイトのコメントの節操のなさは、強烈ですね。たとえコメントされた本人のことを僕が良く思っていくても「それはちょっとかわいそうじゃないの?」って同情してしまうほど。
売り出し方のごり押しが酷いと書かれる若手女優さんとか、中韓の話題とか、もはや本題とは別のところで誹謗中傷ですからね。

今回の件にしても、最初に某女優のことを好き勝手書いて、反論が出ればその女優を養護するような超無責任な日和見のネットユーザーに、気分が悪くなったのでした。
なので、僕も誰か(何か)を悪く書くようなことがあれば、責任があるんだってことを自覚して臨むようにしたいと思います。
ちなみに某女優さんを、僕はそんなに好きではありませんが。

2013-07-30 (Tue)

ゆとりも成長する

以前いた上野の職場にお届け物を頼まれて、別にそれは宅配便で送ればいいものだったのだけれど、それを口実に上野まで行ってきました。
ゆとりE.Tくんに「これから上野に行くから、仕事の後、空けとくように」と連絡をして。

いつもだとE.Tくんは周りに声を掛けて、5〜6人集まって飲みに行くのですが、今日は特段声掛けもしなかったようで、久しぶりのサシ飲み。
その日に突然「飲みに行くぞ」と誘って、サシ飲みも厭わない後輩なんてそうはいません。しかも歳が一回りも違うんですよ。良い子でしょ? 久々にじっくり話ができて嬉しかったですね。

E.Tくんも出会った頃は、本当に「こいつゆとりだなぁ」と思うほど、のんびり屋と言うかマイペースで、たとえば昼休みは定時には取らず、仕事が一段落つくまでだったら、3:00pmでも4:00pmでも自分のタイミングで休みを取るんです。でも忙しいからと言って休み返上は絶対にしない。自分で弁当を作ってきて、端から見たら結構優雅に休憩を満喫してる感じ。
ね? ゆとりでしょ?

そんな彼も、今の業務に就いて3年が経つので、そろそろ仕事にも余裕みたいなものが感じられ、僕との会話もずいぶんとスマートにこなせるようになりましたね。
以前に何度かサシで飲みに行った時は、僕から話題を振らないとあまり話さないタイプだったのに、自分からも「そう言えばこないだー」なんて、話をしてくれるようになったし。

1時間半ほど二人で飲んでいたら、もう一人若い子(♂)が合流して、僕はさらに楽しくなっちゃって、結構飲んだよなぁ。
帰りの電車でうっかり座って、久々に一駅乗り過ごしました。

2013-07-31 (Wed)

オペラの周期に突入

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昨夜はつまみが何だか青物系ばかりで、あまり食べずにビールばっかりガブガブ飲んでいたせいか、二日酔いがキツい・・・。
一日復調しなかったので、月末と言うのに残業もせずに退社。

池尻大橋まで歩く途中に腹が減ってきたので、つけ麺でも食べて帰ろうかと店の前まで行ったのですが、いざ店の中のお客さんが食べている様子を目にしたら、やはり胃腸が復調していなかったことに気づかされ、そのまま帰って来てしまいましたよ。


僕がよく聴く音楽は、ざっくりと3種類。
ポップス(主に邦楽)、ミュージカル、オペラの3つなんですが、その3種類を雑多に聴くのではなく、わりと周期的にどれか1種類を集中して聴いています。

ここしばらくオペラの周期が遠ざかっていたのですが、しばらくぶりにオペラが聴きたい気分が盛り上がってきました。
1962年にイタリアのアレーナ・ディ・ヴェローナで上演された《トスカ》の録音をずっと探していて、第2幕だけの抜粋盤といわゆる海賊盤は持っていたのですが、とうとうイタリアのボンジョバンニというマイナー・レーベルから全曲ライブ盤のCDが発売になり、ようやく手に入れたのが嬉しくて、何年ぶりかのオペラ・モード。

入手したCDは、音質は決して良いとは言えないのですが、それを差し引いてもなお引き込まれる「歌」そのものの圧倒的な魅力。なんと上演中アリアのアンコールが2回もあるんですよ。聴衆がいかに興奮していたかが伝わってきます。
あと2組CDを買ったので、これからしばらくオペラ・モードは続きそうです。

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