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このところ、いろんなアーティストが続々とカバーアルバムをリリースしていますね。僕が最近聴いたのはコブクロ、JUJU、倖田來未。
一昔前であれば、カバーアルバムってオリジナル曲じゃ勝負できない落ち目の歌手が出すイメージだったのですが、今時は第一線の売れっ子も全然アリですからね。

僕はカバー曲が大好きで、ことさら手に取ることが多いのは、ご承知のとおり。
今の音楽業界は、何て言うか“大量生産・使い捨て”みたいなところがないですか？ ヒットチャートに現れたと思ったら、翌週にはいない（ランクが落ちている）楽曲ばかりで、心に残る歌が本当に少ない。2010年のヒット曲で、口ずさめる歌ってあります？

カバー曲って、そんな使い捨てられた曲、忘れられていた曲、埋もれていた曲に新たな息吹を与えてくれる。リメイク。そこが大きな魅力にして、大切な役割なんですよ。
それと付随的に、元歌も漏れなく聴きたくなりませんか？ 僕は100%聴きたくなります。よって借りてきたり、ダウンロードしたり、音楽業界の活性化にも一役買っているでしょう。

前述の3枚を聴いて感じたのが、歌い手の英語の発音。曲によっては、結構重要なポイントになりますね。
倖田來未の発音は酷かった。『SWEET MEMORIES』なんか聞けたもんじゃありません。コブクロも微妙。英語が苦手なら、違う選曲をしろって話です。英語の出て来ない名曲だって綺羅星のごとくあるんだから！
逆に良かったのはJUJU。the brilliant greenの『There will be love there —愛のある場所—』のカバーは珠玉です。僕がTommy february⁶の鼻に掛かった歌い方が嫌いだということもありますが、完全にオリジナルを凌駕していたと思いますよ。

あんまり気持ちの良い陽気だったので、昼休みに散歩に出てみました。
不忍池から根津に向かって歩き始めると、前方に同僚の女性3人組を発見。どこのお店に行くのか知りたくなって、後を付いて行ってみることにしました。槇原敬之の『SPY』よろしく「今日、あの店でランチしてたでしょ」と驚かすつもりで、こそこそ付けていると、ずいぶん歩いたところで、3人組がようやく店に入りました。おっしゃー、じゃあ店の様子でも見て通り過ぎようと近づくと、満席だったのか、彼女らがすぐに出て来やがったんです。
スパイ気分の僕は「わっ、見つかっちゃうぅ〜」と、慌てて脇道に逃げ込んで、その場を走って離れました。別に悪いことをしてるわけじゃないのにね･･･怪し過ぎる。

そのままあてもなく歩いていたら、上野桜木の辺りに出ていました。
上野桜木という地名で思い浮かんだのが、先日情報雑誌で見たパティスリー。結構有名っぽかったので探せば見つかるかなと思って歩いていたら、案の定、すぐに見つかりましたよ。だって店の前にドアマン（！）が立ってるんだもの、目立つっつーの。
「パティシエ イナムラショウゾウ」というお店。生ケーキが美味しそうでしたが、それは買えないので、焼き菓子を実家用に買いました。俺、やっさしい〜。

外へ出ると、道端に「徳川慶喜墓所こっち（矢印）」の立て看板。「あれ？ 将軍のお墓って寛永寺の中にあるんじゃないの？」と思いながら、フラフラと行ってみたら――

見事に迷子になりました。
谷中霊園の中にあったんですね。墓地をウロウロ回っていたら、完全に帰り道を見失い、いつの間にやら鶯谷に出ていました。昼休みを30分も遅刻してしまい、30分サービス残業をして許してもらいましたよ。

「めざましテレビ」をつけていたら、今日から「東京ラーメンショー2010」が5日間に渡って開催されるという情報をゲット！ これは行かなくては！
昨年は甥っ子たちと行き、雨に降られてかなりいまいちだったので、ぜひリベンジを。今年は早めに一人で臨むことにしましたよ。

10:00amからオープンとのことで、10:30am少し前に駒沢公園にチャリンコで行ってみると、すでに会場には大勢の人。
まずは1枚750円のラーメンチケットを購入します。この辺のシステムは昨年経験済みなので、よどみなく行動することができて、若干鼻の穴が膨らみますよ。「俺、知ってるもんね」みたいな。で、そのチケットを持って、好みのラーメンブースに並ぶわけです。

今日は良い天気で気温もちょうど良かったので、並んで待つのも苦じゃありません。
1杯目は「せたが屋×中本×一風堂 三強タッグ」というブース。僕が着いた時にいちばん列が長かったという不純な理由。30分並びましたが、さすがに人気の3店の良いとこ取りだけあって、腹に染みましたよ。まあ、朝飯を抜いてきたせいも大いにあるんでしょうけどね。
1杯食べ終わり、普通にお腹が満たされたのだけれど、せっかくこれだけラーメン屋がズラリ揃っているのに、1杯だけでは惜しい気がして、僕、最初にラーメン・チケットを2枚買っちゃったんですよね。
なので、2杯目に挑戦。待ってる間に腹がこなされるかなぁと期待したんだけど、逆でした。満腹中枢に信号が行って、余計に腹いっぱいになるのね。そんなに食えるほうじゃないんだから、欲張るんじゃなかった。じゃなきゃ1杯目を少し調整すれば良かった。
結論としては「最高の調味料はやっぱり空腹よね〜」ということでした。あ、もちろん2杯目も美味しかったですけどね。

お冷やなどはありませんので、各自用意しましょう。あとはマイ箸も。

僕ん家の近所に住んでいる同僚に「東京ラーメンショーに行った？」と話を切り出しました。彼女は、駒沢公園にはよく行くけれど、イベントには行ったことがないとのこと。フロアが違うので、普段あまり会話をしたことがなく、珍しく僕から声を掛けて楽しく喋っていました。

すると、空気の読めないジジイ職員が話に割り込んできたんですよ。それもたわいもない仕事の質問で。「その質問、今じゃなきゃダメなん？」とピキピキ来ていたのですが、無視するわけにもいかず。せっかくのお喋りがフェードアウトですよ。軽く殺意を覚えました。

昨日は取材しているテレビ局を何社か見かけましたね。
まずはテレビ朝日。松尾由美子アナウンサーが赤いチャイナドレスで駆けずり回っておいでで、夕方の「スーパーJチャンネル」でその模様が放送されていました。
その次に見たのがフジテレビの山中章子アナウンサー。いちばん間近で見たけれど、すげー地味。チャイナドレスなら良かったのに。
それから、TBSの「朝ズバッ！」のディレクターが、ラーメンを食べた人から感想をもらおうと聞いて回っていました。僕のところに来たら「みのさんが大嫌いなんで」と言って断ろうと考えていたのですが、スルーされました。

僕が会場を後にしようとする頃、特設ステージにモーニング娘｡がいました。あれがAKB48なら大騒ぎなのでしょうけど、場内は平然。ハロプロも地に堕ちたものです。

「日経トレンディ」誌が、毎年この時期にその年の“ヒット商品ベスト30”というのを発表します。12月号に掲載するため、前年10月から本年9月までに発売された製品・サービスを対象に、“売れ行き” “新しさ” “影響力”を総合的に判断して、同誌が独自に決定しているものです。1987年から続いていて、今年で24年目。

過去にランクインしたものを見ると、これがまた唸ってしまうようなラインナップよ。
たとえば企画が始まった1987年の2位は「サラダ記念日」、1995年の2位は「携帯電話」、1996年の1位は「インターネット」、1999年の1位は「宇多田ヒカル」、2位は「iモード」。2001年は1位「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、2位「東京ディズニーシー」とかね。
今では当たり前のように存在している物が、誕生したばかりのときは特別だったんだよなぁと思って。バックナンバーを見ていると不思議な気持ちになります。
･･･それにしてもヒッキーって、すげー。アルバム売れたもんな。

2010年版も今月2日に発表になりました。（→こちら）

知らない物がずいぶんあってビビりんこ。昨年・一昨年の商品の中には、ランクインしたけれどすでに廃れている物もあって、ヒットをロングランさせるのは伊達じゃないんですね。

先月連れて行った世田谷公園があまりにも楽しそうだったので、今日も甥っ子たちにそこで思いきり遊んでもらいましょう。公園内にプレーパークという、木でできた掘っ建て小屋や滑り台が無造作に置いてあるエリアがあって、そこが大のお気に入りのよう。
掘っ建て小屋の屋根や滑り台を昇り降りして走り回っているだけなのですが、子供ってそれだけで楽しいんですね。

大人になるといろんな楽しいことを知り、もっと刺激的なことでないと楽しいという感情が湧かなくなりますが、ただ走り回るだけでどうしようもなく楽しかった頃の感覚を取り戻せたら、毎日がもっと豊かになりそうな気がしませんか？
“童心に返る”って、簡単そうで実は相当難しい。あるいは不可能なのかも知れません。

子供たちを遊ばせていると、僕らの近くに着飾った感じのママがいました。子供を公園で遊ばせるだけなのに気合い入ってんなぁって感じの。
すると、うちの母が僕に寄って来て、ヒソヒソ声で「あの人、芸能人よね？」と耳打ちしました。聞いた途端に僕も「あ、そう言えばあのしゃくれ」と、瞬時に情報が有機反応しました。
ともさかりえでした。
それなりのスターさんだよね？ うちの母が知っているくらいだし、なんと70歳の父でさえ知っていましたからね。「朝ドラに出てる子でしょ？」（←「てっぱん」現在絶賛放送中）

あまりジロジロ見ちゃ悪いと思いながらチラチラ見てしまったのですが、脚とかチョー細いの！ 彼女は芸能人の中でも痩身のほうでしょうけど、あそこまで細いと何だかギョッとしますね。
それにしても芸能人は、日頃から素行に注意を払っているんだろうね。普段着とかかなりシャレオツだったし、Kotaが彼女と軽く接触した際も「わー、大丈夫？ ごめんねー」と、とても謝っていましたよ。当のKotaは「何が？」って感じでしたが。

妹が眼科の検査を受けるために新宿へ赴かなければならず、ならばついでに来週の甥っ子たちの七五三詣に着ていく晴れ着を買いに行こうと、家族総出で朝からお出掛けです。

普段は千円足らずのTシャツとかを着せているわけだけれど、七五三くらいパリッとした服を着せたいじゃないですか。
で、選んだのが新宿タカシマヤにあるコムサデモード。洒落てる〜。何が洒落てるって、子供服売場なのにあの独特の鼻に掛かった声で「いらっしゃいませ〜」と発する店員さんですよ。ちょっとふざけてるのかなって思うほど。店員の一人が「在庫の確認に行って参ります」などと言うと、ほかの人が一斉に「行ってらっしゃいませ〜」って鼻に掛かった声で応答するんだけど、それがおかしくて。

アイドルグループの嵐が大好きなYutaとKota。おしゃれ着はまんざらでもないようで、「松潤みたい」とか「翔くんみたい」と世辞を言うと、脚をクロスしてポーズとか作ってみたり。ただ、周りにいる女性店員に「かっこいい！」とノセられて上機嫌になっているのが、我が甥ながら先行きやや不安ではあります。

昼食は高島屋13階にある中村屋。「テラスでもよろしいでしょうか」と聞かれ、眺めも良さそうだったので、僕は「むしろそのほうが」と答えたのですが、席に着いてみてわかりました。今日は屋外でいただくには気温が低い。店が貸してくれた毛布を膝に置きながらの食事でしたよ。

その後、新宿中央公園で思う存分遊ばせました。昨日も泥んこになって遊びましたが、綺麗な服を着るよりも、結局わんぱくに遊ぶほうが彼らには嬉しいんですよね。

尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件。衝突の模様を収めたビデオの公開を、政府はかたくなに拒み続けてきましたが、先週の木曜日になんとYouTubeにゲリラ投稿されてしまいましたね。

憶測で物を言って違ってたら申し訳ないですが、絶対に海上保安庁の中の人でしょ。今回の国の政策に異議を唱える職員が、確信犯的に流出させたんでしょうよ。
それにしても政府が公開しないとしているものを、いとも簡単に持ち出せるんだなぁと思って。すごいね、海保の情報管理はいったいどうなってるんだろうね。

そんな話を昼飯を食いながらY.Mくんとしていると、彼が唐突に「俺、すごいことを思い付いちゃったんですよ」と言いました。
例の映像の投稿者の「sengoku38」という登録名をニュースなどで見るたびに「sengoku」って何から来ているんだろうと不思議に思っていたY.Mくん。すると彼、閃いちゃったみたい。

そうだ！ あれは「ONE PIECE」のセンゴク元帥から取ったに違いない、と。

斬新。僕は「sengoku」と見たときから仙石由人官房長官への皮肉だとしか思い浮かばなかったし、ほかの可能性を考えもしなかったけど、たしかに中国船のあの行為は、日本人から見ると海賊っぽいし、意外となくはないかも？
ただしY.Mくん、逆に仙石官房長官をまったく思い浮かばなかったそうです。残念。なので一応彼には「そのアイデアは、ほかの人には言わないほうが良いかもね」と忠告しておきました。