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1993年に社会人になった僕。すでにバブルは弾けていたのですが、我が社はその年、大量に採用があり、僕の入社同期はなんと120人からいました。だから正直、同期だと言われても知らないことが多く、同期だからと今さら馴れ馴れしくされるのも不自然な感じではあります。だってもう16年も経ってるわけだし。

今月いっぱいで退職をするN.Kさんの送別会（←何回目だ？）が世田谷であったので、仕事が終わってから駆け付けました。すると――
出た、同期！ お互い顔と名前は知っているけれど、ほとんど言葉を交わしたことのない同期。
うわ〜、気まずい･････。
そこはそれ、お互い大人ですから、「どうもー」みたいなノリで入ったんだけど、やっぱりね。何を喋って良いのやら･･･。100kg超ある巨体の彼が僕に「ちょっと太ったんじゃない？」とか言ってきて、心の中で「おめーに言われたかねーよ。って言うか、いつと比べてだよ？」とか思ってみたり、そこはかとなく微妙な空気が流れちゃうわけですよ。

しばらく酒が進むと、少しずつは打ち解けられたけど、この「入社同期」っていうカテゴライズがとても苦手な僕なのでした。

朝、京王線に乗っていたら、八幡山と芦花公園の間で一瞬、富士山が見えたんですよ。これまで9ヶ月近く一度も気がつきませんでした。そして発見したことがやけに嬉しいのは、やはり日本人のDNAなんですかね。

仕事などでお世話になっている先輩に誘われ、神田淡路町にある「トプカ」というカレー専門店に行きました。僕の勝手な先入観で、カレーとお酒は合わないと思っていたんだけど、ナンとビールってすごく合うのよね。

先輩ばかり5人と飲んでいたのですが、隣に座っていたY.Rさんが最近始めたダイエットのことを話してくれました。何かの情報番組で得たという「足裏湿布ダイエット」という方法で、読んで字の如く、足の裏に湿布を貼る。ただそれだけ。それだけで足裏の血行が良くなり、その刺激を脳みそが「運動している」と勘違いし、代謝が良くなるとか何とか･･･？
いや、知りませんよ。本当かどうか。
でも、彼女は3日前から実践しているそうです。効果が現れるのは3週間後ということなので、結果を報告してもらいたいもんですよね。「3週間後にはほっっっそりしてるから！」と豪語していました。てか、そう言いながら、ナンをガシガシ食ってるんですけどね。

もし、目に見える成果があるようなら、僕もやってみようかな。

3連チャンで飲み会でした。やっぱキツいよね、連チャンは。とても楽しかったけれど、「なんで立て続けに予定を入れちゃったんだろう･･･」と、少々後悔しております。
でも、3週間前からの約束だったから、断るわけにはいかなくて。
府中の職場でわりと気さくに話し掛けてくれるH.M先輩（♀）と、僕の友人の酒豪I.K姐さんが、しょっちゅう2人だけで飲みに行くと言うので、「たまには僕も誘ってくださいよ」と自分からおねだりしたんですよ。なもんで、連チャンだからってドタキャンはいかんでしょ？

それともう一人、職場であまり話をしたことがない28歳の女性が遅れてやって来たんですが、4歳のプリティな娘さんを同伴。普段、人見知りをしたりもするみたいなんだけど、僕はどうやら気に入られたみたいで、しきりと喋り掛けてきましたよ。女の子は何をしても可愛いね♥

で、とても感心したのが、その子がお箸を上手に使うんですよ。それも居酒屋に置いてある普通の大人サイズの箸。フレンチフライポテトとか箸で一本ずつ掴んで食べるの。凄いと思わない？
それを見て、うちの甥っ子たちはあと1年じゃ、あんな風に箸を使えるようになれないなと思いましたよ。

先輩にはすっかりご馳走になってしまうし、帰りの京王線ではI.K姐さんが「最近、外人にナンパされたのぉ」と、強烈な自慢（？）話を繰り広げるし、とても楽しい夜でした。ちょっと飲み過ぎたけどね。

3年前に結婚し、新居を構え、「ぜひお宅に呼んでくれ」とせがんでいた後輩が、ようやく招いてくれたので、なんとなんと4連チャン（！）の飲み会に挑んできました。
仕方ないよね？ せっかくのご招待だもの。行かないわけにはいかないっしょ。（←いちいち言い訳がましい）

すごいマンションでしたよ。入口にコンシェルジュがいるの！ コンシェルジュ！ おフランス語よ。直訳すると「門番」とかそんな意味になるんですかね？ 施設内を案内したり、取り次ぎをしたり、お仕事はたぶんそんなこと。
僕なんか、すかさず「4055号室へはどう行ったらいいですか？」とか聞いちゃって、すると「4055号室でしたら手前のエレベータをご利用ください」とかにこやかに教えてくれちゃうもんだから、つい浮かれちまいましたよ。
コンシェルジュよ！ 管理費いくら掛かるんだ？ みたいな。若夫婦なのに、セレブよね〜。

キッチンには麻布十番で買ってきたという芋焼酎の一升瓶がズラリと並んでいて、「好みの銘柄を言ってください」なんて言ってくれるんだけど、そんなのわからないじゃない。もうお任せ。で、ホスト夫婦が気を遣って、どんどん焼酎を（ロックで）注いでくれるので、すっかり泥酔してしまって。最後のほうは記憶がないんですよ。気がついたら、実家にいました。そしてトイレで吐いていました。ハハハ。

昨日までの3連チャンの疲れもあって、かなりグロッキーだったけれど、久々に会えた仲間もいたので、ちょっと無理してでも参加できて良かったです。また呼んで〜。

目が覚めると、信じられないような二日酔いでした。
いや、連日の飲み会で三日酔い、四日酔いがまとめて来たって感じ。つーか、完全にまだ酔ってるし。この状態で車を運転したら、確実に酒酔い運転で捕まるはずです。

お花見にでも出掛けようということになり、都内へ向かってドライブ。もちろん運転は妹にお任せ。
と、いきなりハプニング発生。定期入れがない！
ズボンのポケットに入れてあったはずなのに。通勤定期は構わないけれど、運転免許証とか失くすと面倒な物をいくつか入れてあったので、慌てて家に引き返しました。
昨夜、実家に帰ってくる途中の記憶が無いからなぁ･･･。もしかすると、改札でポケットから出したりしまったりする時に落としたかも知れない。そうなると、あちこちに電話したり手続きしたりしないといけないから、最悪お出掛けは中止です。

部屋に戻ると――

ありました。ズボンを脱ぐ時に落ちただけでした。
だけど今回のことで身に染みたのは、我を失うほど酔うと何一つ良いことはないんだってこと！ 何をしでかすかわからないし、マジで大事な物を失くすことだってあり得るし、猛烈な二日酔いにもなるし。

そんなわけで、無事にお出掛けはできたのですが、都内の名所（上野公園や千鳥ヶ淵）は満開とは程遠い感じ。開花してから連日気温が低かったからね。ソメイヨシノは開花から一週間で満開になると聞いていたのに、残念。仕方がないので、世田谷の公園でしばし遊んで、甥っ子たちとバイバイです。

朝から何だか筋肉痛なんですよ。腕とか背中とか。何なんだろう･･･？

おととい、後輩のお宅にお呼ばれした際、ホストご夫婦はじめメンバー全員が非喫煙者だったので、携帯灰皿ケースを事前にコンビニエンス・ストアで買って行きました。吸うときはもちろんベランダに出て、こっそりとね。喫煙者はこれくらいの肩身の狭さがちょうどいいのかも。
それで、その灰皿。昨日タバコポーチを探したんだけど見つからなくて、もしかすると後輩のお宅のベランダに置いて来ちゃったのかなと思っていたんです。そしたら昨日、「灰皿ケースすいませんでした」と、一緒におじゃましたY.Mくんからメールが入っていたんです。でも、何のことだかわからないんですよ、記憶がないから。

そこで今日、事の真相をY.Mくんに問いただしたんです。
おとといの帰り、駅のホームでの出来事。僕とY.Mくんは反対側のホームにそれぞれ立っていたのですが、どういういきさつか、僕は使っていた携帯灰皿を向かいのY.Mくんのところに投げたらしいんです。ビニールのような軽い素材でできている簡易ケースなので、かなり本気で投げたみたい。
で、Y.Mくんは僕に投げ返そうとしたらしいのですが、軽いので僕のところまで届かず、線路に落ちてしまったらしいのです。酔っ払ってた彼は、線路に下りようとしたらしいんだけど、奥さんに制止されたそうです。その場にいた人はその怒り顔を見て、凍りついたそうです。くわばら、くわばら。

そのときの本気の投球が、どうやら今日の筋肉痛の原因のようです。憶えてないって怖いわー。

平成20年度も今日が年度末ということですが、僕も今日で府中の職場は最後です。9ヶ月前に府中に配属になり、1年も経たないうちにまたもや転勤となりました。

実を言うと、自分の中では青写真は決まっていて、府中になんか長居するつもりはないと思っていました。長居したくなるような魅力的な環境ではなかったしね。だから僕的には今年初めからカウントダウンしていたし、驚くこともなかったのだけれど、周りの人たちは僕の早過ぎる異動（通常3〜4年に1回程度）に相当驚いていたみたい。仕掛けたサプライズにまんまと引っ掛かってくれたみたいで、ちょっと楽しい。

そういうわけで何の未練もないけれど、この9ヶ月を思い返し、ちょっぴりセンチメンタルな気分を盛り上げてみましたよ。あんまり盛り上がらなかったけどね。
たとえば、毎朝すれ違うおにいちゃんがいるんですが、「今日で見納めだなぁ」と思ってみたり。初めてそのおにいちゃんを意識したのは、北京オリンピックの前くらいのこと。あご髭の具合とかが「北島康介を意識してるなぁ」と思って以来、朝すれ違うとなんか目が行っちゃうんですよ。「あ、北島もどき」って。

それから「週に3日は食べていたパン屋さんも、今日が最後だな」とかね。