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2008-11-25 (Tue)

テレビ局の垣根

昼休みにみずほ銀行の前を通り掛かったら、店頭に長蛇の列。連休明けの五十日(ごとおび)だから混んでるのかしら? さらにその列とは別に、小さな行列が。
ああ、今日から年末ジャンボ宝くじが発売されたんだ。
世界的な金融不況の煽りを受けて、日本も何やら不穏な空気。宝くじを買うのも躊躇しちゃうほど小遣いを減らされてる人も多いはず。でもそんな暗い時こそ、一時の夢くらい欲しいものですよね。僕の年末ジャンボの予算は9,000円。悔しいけど諦めがつくギリギリの金額。僕ってなんて打算的。

昨日、久しぶりに「笑っていいとも!」を見ていると、テレフォンショッキングのゲストにSMAPの中居正広が出ていました。映画《私は貝になりたい》のPRのため、「いいとも」のレギュラー出演者にもかかわらずの登場で話題をさらっていました。
が、彼が紹介した友達がそれを上回る意外性満点の人でした。TBSの安住紳一郎。同局の花形アナウンサーを他局の花形番組に出演させるとは、互いの話題作りのためとは言え、ずいぶん思い切ったもんです。でもこういったテレビ局の垣根を越えた試みに、日本の視聴者は好意的であるに違いありません。僕もラジオ以来の安住アナのファンなので、面白く見させてもらいました。そう言えばタモさんとのツーショットも見たことがなかったし、新鮮でしたね。

35歳の安住アナ、加齢臭について語っていました。先々週の“にち10”でも「男性の体臭が強くなると感じる“男の曲がり角”は、平均34.7歳」と言っていたけど、僕はもはや36歳。もしかして「お父さんの匂い」とやらが漂ってるのかな・・・。自分じゃわからないからな・・・。

2008-11-26 (Wed)

加齢がもたらす匂いと物忘れ

朝からずっと「ザ・ショムニ」のお仕事――倉庫整理。36歳でこんな仕事かぁ、俺の15年のキャリアって何? なんて考えちゃうわけですよ。けど与えられた仕事をこなしていかなきゃ次へのステップもないので、ぐっと堪えてショムニしていました。

ちょっとした肉体労働なので、腕・肩・腰に筋肉疲労を感じ、終わった後はデスクワークをする気も起きず、ネットを見ていました。別に深い意味はないんだけど、指が勝手に「死にたい」と入力していて(←怖っ)、不謹慎ながら興味本位で検索したら、メンヘル系のサイトがわんさか。世の中、死にたい衝動に駆られる人ってたくさんいるんだなぁって思って。僕はまだまだ死にたくないし、心は全然健康なんだと妙な自信がつきましたよ。

仕事が終わり、世田谷に戻ってN.Kさんと飲みに行きました。
昨日、「いいとも」で安住アナが加齢臭の話をしていて、そう言えば“加齢臭”ってどんな匂いなんだろうって思ったのね。いろんなオジサンがいてそれぞれの体臭はわかっても、共通して感じるこれこそが“加齢臭”ってのを、実は僕は知らないんです。そう言うとN.Kさん曰く、脇や足の匂いではなく、脂が出るような箇所から漂う匂いなんだとか。「今度、誰かオジサンのうなじとかおでこを嗅がせてもらうとわかるよ」だって。できるわきゃねーよ、そんなこと。でも、どんな匂いかわからないと防ぎようがないしなぁ・・・。

僕も彼女も映画好きなので、いつも映画の話になるのだけれど、それにしても、今日はいつにも増して固有名詞が出て来ませんでした。「あー、あの俳優、名前何だっけ」「映画監督、誰だっけ」「えー、あの映画に出てた人」と、ド忘れの応酬。酷かった。僕は最後までマギー・チャンが出て来なくて焦りましたよ。

2008-11-27 (Thu)

もいっちょ加齢臭

家を出てしばらくしてから、携帯電話を忘れたことに気がつきました。引き返すには時間がないし、ちょっと心許ないけどいいやと思ってそのまま出勤。帰宅して携帯を見たら、着信もメールもなかったときの寂しさよ。携帯なんて捨てちゃおうかな。

帰りに寄った中華屋。そんなに広い店でもなく、テーブルが5、6台とカウンター席が5つほど。僕が一人と見るや、女性店員が奥のカウンター席で待ち構えていました。でも空いていたので、お冷やを持っている店員を無視して、二人掛けのテーブル席に着きました。すると奥から「カウンター席へどうぞー」と大声で言ってくるの。僕はムッとして「ここじゃダメ?」と聞いたら、「ダメってこともナイデス」と辿々しい日本語。中国人でした。
混み合ってるのなら店の指示通り座るけど、そうじゃなきゃ「お好きな席へどうぞ」だろっ!? なんで大して混んでもいないのに、あまり心地の良くないカウンターの椅子に座る必要があるんだよ。テーブルだってまだ余ってるじゃん! だいいち、もしどうしてもカウンターに座って欲しかったら「カウンター席でお・ね・が・い・し・ま・す」だろっつーの! そこら辺の日本語のニュアンスを勉強しとけ。

ふぅ〜、ちょっと熱くなっちゃった。

そうそう、仕事の合間に加齢臭について調べちゃいました。3日連続で加齢臭ネタ。クドいね。
なんと“加齢臭”と命名したのは、あの資生堂なのね。中高年の体臭の研究をしていた資生堂さんが、“2-ノネナール”という化学物質を発見。それが加齢臭の原因物質なのだとか。
この物質、脂肪酸が酸化してできるらしく、匂いを防ぐには抗酸化物質を多く摂取すればいいらしい。ポリフェノールとか? 体が酸化するってことはつまり老化するってことだから、ある意味防ぎようがないけれど、要するに酸化しないようにアンチ・エイジング的なことをすれば、加齢臭も軽減できるってことですね。
とりあえず加齢臭がどんな匂いか嗅ぎたい。

2008-11-28 (Fri)

月日の流れを感じつつ

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渋谷駅のすぐ側、キューツーの裏手もしくは宮下公園の隣にあるのが、その名も「のんべい横町」。戦後程なくしてできた小さな飲食店街で、間口が狭くカウンターだけの7、8人入ればいっぱいになってしまう飲み屋が軒を並べる一角があります。一見さんがおいそれと近づけないような独特の雰囲気があって、僕も4年ほど前に人に連れて行ってもらったのが最初でした。年の頃ならそろそろ喜寿、いや傘寿に届いているかな?というお母さんが切り盛りしている小さな小さなお店。ここ3年くらい無沙汰をしてしまったので、久しぶりに顔を出そうと思い、Y.Mくんを誘いました。何を隠そう僕を紹介してくれた張本人です。

いつもは二軒目、三軒目に寄るので遅い時間に行くんです。そうすると店がいっぱいで入れないこともある。なので今日は早くから行こうと、7:00pmに待ち合わせをしたのだけど、なんとすでに店は満席。うわぁ・・・。少し時間を置いてから来ようということで、別の馴染みの中華屋に行きました。馴染みと言っても、ここも3年ぶりくらいで、店に入るとおかみさんが「見たことのある顔が来たわ」と中国語訛りで皮肉っぽく言われましたよ。

Y.Mくんは僕の3つ下の後輩で、かれこれ13年の付き合いになります。いつまでも20代のおバカなY.Mくんの印象のままなのだけれど、実は33歳のいい大人。時々彼の口から昔の思い出話とかが出ちゃったりするんです。「思い出話って・・・オッサンになったのかなぁ、俺たち」と月日の流れをしみじみ感じながら彼の話を聞いていました。

2時間ほど経って、のんべい横町に戻ってみたけど、さっき覗いた時のお客さんがそのまま座っていました。居心地がいいだよね。今日は諦めて別の店で少し飲み直して帰ることにしました。

2008-11-29 (Sat)

ドイツからお取り寄せ

オーストリアのAKGという音響機器メーカーから発売になったヘッドフォンが欲しくなり、Amazon.deからお取り寄せ。今月10日に注文をして、昨日やっと届きました。ドイツアマゾンを利用するのは初めてだったので、到着までにどのくらい日数が掛かるのか見当が付かなかったんですが、若干長かった気がします。だったら日本で買えばいいじゃんって話なんだけど、高いのよ、日本の小売価格。安くても17,000円とかするの! ドイツからだと送料込みで94.18ユーロ(約11,800円)。急いでるものでもないし、全然お得。
とりあえずエイジングを始めつつ、ボチボチ使っているのだけれど、う〜ん、今使っているゼンハイザーのほうが好きかも・・・? 比較的お得には買えたけど決して安い物じゃないから、結論はもう少しエイジングが進んでからにしよう。


近頃、誰かに会うたびに「髪が伸びたねぇ〜」と言われるほど目一杯伸びていたので、切りに行って来ました。もう1ヶ月も前から切りたかったので、気分的にかなりさっぱりしましたよ。

いつも切ってもらう美容師さん、来年から独立するらしい。
僕が目を瞑り、いつもみたくダンマリモードで切ってもらおうとしていたら、そんな話を始めました。最初は「へえ、そうですか」なんて相槌を打っているだけだったし、普段なら雰囲気を察してそれで話が終わるんだけど、今日は美容師さんが話をやめようとしない。旅行、アニメソング、酒 etc... と次々に話を振ってくる。ちょっと面倒臭いと思いつつ、話を合わせていたら、いつの間にか僕も口が滑らかになって、いまだかつてないくらい美容室で喋りましたよ。
黙ってやってもらっている時よりも時間が経つのがあっと言う間に感じました。だから美容師さんは、客を退屈させないために無理にでも話題を作って喋りかけるのか。話を合わせるのも心得たもんだよね。

2008-11-30 (Sun)

“話す”という手段

本日、休日出勤。
オフィスビルなどで玄関を入ったすぐの所にいる受付嬢、もしくはデパートの案内係みたいなことをさせられました。お客が来ると「どのようなご用件ですか?」と聞いて、窓口を案内する。本来はちょっとお偉い管理者が責任を持ってするはずの仕事なのに「ちょっとほかにやる事があるから」とか言って、僕に押し付けやがって。それも1〜2時間かと思えば丸一日。バカにすんじゃねーよ、まったく。
と言っても、お客はせいぜい15組程度。大方の時間はぼんやりしていました。つーか、半分寝てました。脳みそが半分だけね。

お客の中に一人、耳の不自由な方がいました。
僕を含め、手話ができる職員などおらず、意思の疎通は“筆談”です。僕自身、これまでも何度か筆談をしたことはあったけれど、今回改めて思ったのは「“話す”という行為は意思を伝えるのに、なんて便利な手段なんだろう」ってこと。どんなに一所懸命速くペンを走らせても、スピードという点ではどうしたって“話す”ことには適わない。相手に失礼にならないかと心配しつつ、とても雑な言葉(たとえばタメ口)で紙に書き、細部まで伝わらないんじゃないかという不安もありました。
ああ、僕は“話す”というコミュニケーション・ツールを備えているのだから、これを最大限活用しなくては聾唖の方にぶっ飛ばされそうだな。そんな風に感じました。

あまり深く考えずに“話す”ことの便利さを書いてしまったけれど、言葉が不自由であることに対して愚弄したりするつもりは毛頭ありません。でももしこの文章を読んで不快に思われた方がいらしたら、ゴメンナサイ。

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