2014-04-13 (Sun)
追悼、ホイットニー
若い頃、洋楽の好きな友達と音楽の話をすると、「自分も聴いてるよ」的な雰囲気を醸し出して会話をしていましたが、実際のところはそれほど洋楽は詳しくはありませんでした。
「どんなの聴くの?」などと聞かれたら、とりあえず「ひととおり何でも」と言葉を濁し、さらに深く突っ込まれると、挙げていたのがホイットニー・ニューストン。
でもこれは本当で、初めて覚えて歌った洋楽は『恋のアドバイス』(←この邦題・・・)でした。
当時はカセットに録音して聴いていましたが、そのテープも今はどこへやら。
久しぶりに『恋のアドバイス』が聴きたくなって、それもアルバム・バージョンで聴きたくて、昨夜Amazonでポチッたら、6:30pm過ぎに届きましたよ。
Amazonで何か買う度に、日本の流通の素晴らしさに感嘆せずにはいられません。
アルバム「そよ風の贈りもの」(←この邦題・・・)でデビューしたのが弱冠21歳。その2年後にリリースしたのが、今回僕が入手した「ホイットニーⅡ 〜すてきなSomebody」なのですが、もはや貫禄の歌声。だってまだ23歳だったんですよ?
当時、僕は中学3年生で、初めてホイットニーの歌声を聴いたのは、忘れもしない旅行先の式根島でしたね。島内放送用に使われるスピーカー(?)から『すてきなSomebody』が流れてきて、「なんてパンチのある歌なんだろう」と思ったのを今でも覚えています。
その後、NHKの「音楽・夢コレクション」という番組で、島田歌穂が先述の『恋のアドバイス』をカバーしていたんですよ。その頃、僕の音楽の情報源はほぼこの番組でしたからね。
そこでその曲が誰の歌かを調べ(今みたいにネットでチャチャッとってわけにはいかなかったですからね)、ホイットニー・ヒューストンに辿り着いたわけです。
わずか48歳という早すぎる突然の死から2年。
月並みですが、「神から与えられし声」は、永遠に輝き続けることでありましょう。