2014-03-30 (Sun)
雨なので映画を
毎週土日にサッカー教室がある甥っ子たち。Yutaはチームの副キャプテンに選ばれたらしく、滅多なことじゃ休めない雰囲気で、休みの日にみんなで遊びに行くようなことがなかなかできなくなってしまいました。
だがしかし、昨晩の天気予報では雨。しかも本降りとなっていたので、それを見た瞬間、妹に指示を下しました。「映画のチケットを取れ」と。
予報は的中。朝から本格的な雨となりサッカーは中止。
ということで、甥っ子たちと初めて映画館へ行くことにしましたよ。
甥っ子たちは映画自体は初めてではないのですが、学童保育で連れて行ってもらうので、何かを食べながら見たりはできないらしく、映画よりもポップコーンが楽しみだったようです。
見たのはもちろん、前々から狙っていた《アナと雪の女王》です。
いやぁ、面白かったですね。良かった。
甥っ子たちと一緒ですから、もちろん日本語吹替版でしたが、前評判どおり吹替キャストが素晴らしくて、映画は原語至上主義の僕でも、これは認めざるを得ない。
主題歌を歌う松たか子が話題になっていて、それはもう本当に圧倒的でしたが、出番は少なめ。
それよりもやはり神田沙也加がこの吹替版を成功に導いたと言って良いでしょう。以前に《レ・ミゼラブル》のコゼットで見たときは、役に合っていなくて「けっ、所詮七光りだな」くらいに思っていたのですが、アナの声はキャラクターにぴったりで、表現力もそこらの二流タレントなど足元に及びません。
オラフ役のピエール瀧は、歌が少し残念だったけれど、とぼけ味がほかには代え難いんですよね。甥っ子たちもあのキャラクターに笑っていました。
クリストフ役の原慎一郎、ハンス役の津田英佑など、あまり有名ではなくても、ミュージカルで活躍している人を起用したのが英断だと思います。
さすがディズニーで初めてアカデミー長編アニメ映画賞を穫っただけのことはありますね。プロットはこれまでのディズニー映画の王道ですが、着想、ストーリー展開、映像の見事さ、音楽と言うことありません。
ところで、始まる前に流れた《ミッキーのミニー救出大作戦》。6分ほどの短編アニメなのですが、アレ要らなくない? 《アナ...》を早く見たいのに、結構苦痛。