2013-12-12 (Thu)
新人教育より自分の言葉を直そうか
今日も3時間の残業を終え、とある飲食店で食事をしていました。
お店を入ったすぐのカウンター席に座っていると、すぐわきのレジのところで、少々ベテランと思われるアルバイトのおにいちゃんが新人教育をしていました。新人は若くてきれいなおねえちゃんで、明らかに先輩アルバイトのテンションが上がっているのがわかります。「俺ってこんなことも知ってるんやで」と言わんばかりの得意げな説明っぷり。あ、ちなみに関西方面の訛りがありましたので。
でも説明に少々熱が入り過ぎたのか、あるいはちょっと面白おかしく言おうとしただけなのかはわかりませんが、「レジの最後に“現金”って打つんやけど、それを押してからサービス券とか出してくる“アホなやつ”がおるからな」と言ったんです。僕、耳を疑いましたよ。
え? “アホなやつ”って言った? もしかしてお客様をつかまえてアホなやつ?
開店前、閉店後の客のいないところならいざ知らず、仮にもすぐそばでお客が食事をしているっつーのに、その言葉のチョイスはないんじゃないか?
まあね、うちの会社だってイヤな客が帰った後に、ひそひそとその客の悪口を言ったりするし、僕だってお客のことを“アホなやつ”呼ばわりすることはありますよ、そりゃ。
だから気持ちはよくわかるし、さほどの悪気がないことだってわかるし、きっと新人のおねえちゃんがきれいだから、つい虚勢を張ったのかも知れない。
でもね、お会計の時に財布をごそごそしていたら、たまたま出て来たサービス券を差し出すタイミングが遅かっただけで、“アホなヤツ”はないわ。
新人教育なら「レジの最後に“現金”と打つのだけれど、それを押してからサービス券を出されるお客様もいらっしゃるので注意してくださいね」と言って欲しかったですね。