2013-12-07 (Sat)
今年の歌謡祭の見どころ
心穏やかに迎えた午前中、先週放送された「2013FNS歌謡祭」の録画を見ました。
すごかったですねぇ、三谷幸喜と壇蜜。
三谷幸喜はまあ出たがりでしょうからまだわかるんですが、壇蜜ってもう少し思慮のある人だと思っていたので、なぜ出演を断らなかったのか不思議なレベル。谷村新司のエロオヤジに無理矢理指名されたのかな。「現代の小川知子は君しかいない!」みたいな。
三谷幸喜は笑えなかったですが、壇蜜はウケました。たぶん、もう二度と聞けないですよ。
一方、やっぱり良いなと思った人が3人。
まずは斉藤由貴。一時期劣化が進んでると思っていましたが、なかなかどうしてすっきり痩せていて綺麗! 歌は相変わらずこっちが緊張するレベルでしたけど、AKB48の渡辺真由と歌った『卒業』は、南野陽子、浅香唯の数倍良かった。
でも歴代スケバン刑事が順番で出て来たことには、ちょっと興奮する世代です。
それから西野カナ。2曲を披露。どちらも彼女の持ち歌だということもあるんですが、ほかのアーティストと比べて、とにかく群を抜いた安定感。1曲目は水樹奈々とのデュエットでしたが、実力・声量共にレベルに開きがあり過ぎて、水樹がかわいそうなほど。
2曲目は『君って・・・』というバラードをザ・ゴスペラーズをコーラスに回してのコラボレーション。これがこの日いちばんの聴きどころと言っても良いでしょう。プロの歌手はかくあるべし!という見本のような素晴らしい時間でした。
そして薬師丸ひろ子。とくにJUJUとデュエットした中島みゆきの『時代』は至高。
JUJUがハモリに回ったのが良かったですね。何フレーズかJUJUがソロで歌っていましたけど、やっぱりそこだけ感動のレベルが落ちましたからね。
まあこの歌は、楽曲がそもそも良いってのもありますが、薬師丸ひろ子の歌唱の良さも光りましたね。彼女の歌はNHKの「あまちゃん」で注目されましたが、いや、実は歌手としての実力をもっと認められてもいい人だと思っていますね。