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今の時期、半年ごとの仕事の査定があって、上司との面談がありました。
普段、結構マイペースで自由に仕事をさせてもらっていて、自分でも「めちゃくちゃ仕事を頑張ってます！」と言い切れるほどの自負もないので、人並みの査定なら良いやと思いながら面談に臨みました。
評価は概ね良好でした。
でもやはり、上司からはいくつかのダメ出しがありました。
実を言うと、それを聞いた時は一瞬頭に血が上りかけたんです。「俺の仕事の内容もろくに知らないくせに、おめえに言われたくねーよ」ってね。

だけど、考えたらなんか有り難いなと思って。課長とはわずか半年の付き合いなんですが、僕のことを意外とよく見てくれていたんだなぁって。

就職してからこの4月で丸20年。
ベテランと言われても否定できない年齢に差し掛かり、僕のことを注意したり、助言してくれたりする人もだんだんといなくなり、誰かにダメ出しをされても言い返すだけの持論も自信もあるものだから、なおさら他人から諫められることなどほぼ皆無。

それを、上司という立場と査定という業務とは言え、そんな僕の悪いところを的確に指摘してくれたことが、なんか嬉しかったんですよね。
ダメ出しには、たしかに自分でも思い当たる節もあって、それを、僕がなるべくグサッと傷つかないように言葉を選んで言ってくれて。

･･･なんつってね。
こんなこと書いて、自分が意外と謙虚なことにいちばんビックリしました。