2012-11-02 (Fri)
昔話に置いてきぼり
先日40歳の大台に乗った僕ですが、現在所属している課の中で年齢は下から2番目。
32歳の若者がいるほかは、40代3人、50代2人、60代1人。平均年齢が49.7歳(僕除く)。大台と思っているのは自分だけで、若者扱いもいいところです。
そんな課で飲み会がありました。もうね、話題がどっぷり“三丁目の夕日”的なんですよ。
テレビが白黒だった話とか、福井出身の課長(46)は、地元にいた頃は民放チャンネルが2つしかなかったと言ってるし。
昔のアイドルの話になるとアグネス・ラムとか南沙織とか? 歌謡曲の話になれば金井克子とか言われるし。「♪パッパッパヤッパ(『他人の関係』)の人」とか説明されても・・・。
あとは50代のオジサンが、かつての風俗の話を高らかに喋っていましたよ。ノーパン◯◯みたいなのが流行っていたそうですが、「あれは面白くなかったよ。だって触ろうとすると怒られるんだもん」とか「さすがに赤線、青線ってのは私でもわかんないけどね。イッヒッヒ」って笑っていました。
ああ、昔話って、だから若い人に嫌われるんだなぁって痛感しましたね。
完全に置いてきぼり。教訓にでもなるようなことならまだしも、“古き良き時代”をただ懐かしむだけの話は、ハッキリ言ってつ・ま・ら・な・い!! そしてど・う・で・も・い・い!!
何の生産性もないし、得るものが何もない。
「昔はああだったよね、こうだったよね」って話は、誰かと共有できるととても楽しいので、ついつい僕も各所ですると思うのですが、せめて若い人がいない時だけにします。
まあ、今宵は僕と32歳くん以外はご満悦のようでしたけどね。