2012-09-14 (Fri)
拾ったお金は警察へ
僕はこの4月からまた庶務の仕事をしています。「庶務の仕事が嫌い」と言えば言うほど配属させられて、時々「嫌がらせを受けてるのかなぁ」って勘ぐりたくなります。
それはさておき、3:00pm過ぎに受付窓口担当の人が、僕のところに「お客様からお預かりしました」と、400円(百円玉4枚)を持って来ました。会社に設置してある飲み物の自動販売機の釣り銭受けに忘れていたと言って、お客様が届けてくれたとのこと。
庶務という仕事柄、職場内の忘れ物などは僕が引き受けなければなりません。
・・・・・ああ、面倒臭い。
僕だったら400円くらいゴニョゴニョ・・・・・
しかし、こんなに公式に持って来られたら、警察に届けないわけにはいきません。「なんで俺が」と思いつつ、中目黒駅前の交番に行きましたよ、400円持って。
「現金の忘れ物を届けに来たんですが」と言うと、お巡りさんは「じゃあ座ってぇ」と少々馴れ馴れしい口調。
発見された時間とか場所を聞かれ、会社名や自分の名前を伝え、最後に「3ヶ月経っても落とし主が現れなかったら、発見者のものになるんだけど」と問われます。「そういう権利って放棄できるんですよね?」と聞くと、やや食い気味に「もちろんだよ、じゃあ棄権でいいね?」と言われました。
手続きは10分くらいでしたかね。400円ぽっち持って行って嫌な顔をされるかと思ったけれど、そんなことはなかったです。
「落とし主が現れなかった場合、以前は半年だったような気がする」と、周りの同僚が言っていたので調べたら、たしかにその通りで、2007年に遺失物法が改正になり6ヶ月が3ヶ月になったそうです。皆さん、よくご存じで。