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「目黒のさんま祭り」があると聞き、甥っ子たちを連れて行こうと計画をしていたのですが、妹が車をぶつけて修理中とのこと。妹よ、痛恨のミス。
仕方がないので一人で行ってきましたよ。
家の近くから目黒駅行きの路線バスが出ていて、揺られること45分ほど。10:00amには目黒に到着しました。

駅の東口を出ると、「さんまの行列はこちら」と誘導されます。
目黒通りを挟んで向こう側では、サンマを焼く白い煙。そして順番待ちの大行列。「あれの最後尾につけばいいのね」なんて思いながら、行列のいちばん後ろを目指します。
目黒通りを上大崎の交差点まで来ました。「あ、この辺が最後尾かな」と思っていたら、警備員の人が「列の最後はここを曲がって」と。ひえ〜、まだまだあるのか。
首都高2号線沿いの坂を下ります。そろそろかなと思い、これだけ並んでいたら待つのも大変だから飲み物でも買っておこうと、自販機でお茶を購入。
さらに歩いて行くと、上大崎三丁目の交差点まで来てしまいました。そして列はさらに右折。狭い歩道を埋め尽くさんばかりに続いています。炎天下でビクとも動かない人・人・人。
行列はおそらく1kmはあったんじゃないでしょうか。20分ほど歩いてようやく最後尾に着くと、整理をしていた警備員さんが「サンマ、もうギリギリかもね。もしかすると並んでても終わっちゃうかもよ」とか言ってるし。

･････諦めました。
サンマをブランチにしようと思っていたのに、今から4時間とか待って、サンマがないなんてことになったら、発狂どころの騒ぎじゃありませんよ。腹減りすぎて倒れるから。途中で買ったお茶なんて、全然意味なかったじゃん。
最後尾近くにいる人は、それでも一縷の望みをかけて並んでいるんだろうか。クレイジー。

昨夜の桜新町の「ねぶた祭」といい、近頃はお祭りに行くと、ただ人混みをかき分けて歩くだけで徒労に終わってばかり。実はあまり楽しい思いをしたことがないことに、気づき始めてしまいましたよ。