2010-12-19 (Sun)
叔父死す
おとといの夜、叔父が亡くなりました。66歳でした。
叔父は元相撲部ということで、とても大柄の大食漢。そんなこともあって、数年前から生活習慣病を患っていたそうで、入退院を繰り返していました。
9月には父が見舞いに行きましたが、それから3ヶ月足らず。あの時、少し遠回りしてでも病院まで行って良かったかなと思います。
最後に叔父さんに会ったのはいつだろう。法事の席だったのだけれど、僕はまだ20代。従兄弟たちはほとんどおらず、気詰まりして、あまり誰とも言葉を交わさなかった気がします。おそらく10年くらい前のことです。
今日はその叔父のお別れの会があり、両親を葬儀場まで車で送ることになりました。
会場まで行くのなら列席するべきなのでしょうが、従兄弟たちが誰も出ないということと、僕自身が風邪をひいて体調が悪かったので、失礼させてもらいました。
葬儀場は荒川区・町屋だったので、待つ間、甥っ子たちと上野界隈で過ごしました。
一緒に暮らしているおじいちゃんに弟がいて、その弟が亡くなったことなど知る由もない甥っ子たち。寒い中、楽しそうに走り回っていましたよ。
どうしてもアイスが食べたいと言うので、ABABで売っているクレープを買ってあげました。はじめは美味しそうに食べていたけれど、やはり寒いのか、途中で「もういらない」と言って上野公園を走り出しました。元気いっぱいですよ。僕はすっかり体調が悪いのに。
お別れの会を終えた両親を迎えに再び斎場に行くと、ちょうど骨壺を持った従兄弟が出てくるところでした。
成人してから会うのは初めて。お互い40歳に近いので、どう挨拶していいのかわからず、僕は列席していない引け目もあって、うっすらと愛想笑いをするだけでした。
叔父さん、ご無礼をお許しください。ご冥福をお祈りします。合掌。