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2010-04-17 (Sat)

ドラえもん今昔

今月は「寒い、寒い」と嘆いてばかりですが、今朝はなんと東京で雪が降ったようですね。これは昭和42、44年に最も遅い降雪を観測した記録に並ぶそうですよ。
僕は昼頃から行動し始めたので、すっかり晴れ上がっていて「本当に雪なんか降ったのかぁ?」と疑っていたのですが、実家の近く(横浜)には路傍にうっすら積もっていました。2:00pm頃確認。


甥っ子たち、ただいま「ドラえもん」に夢中です。
先月、特番で「ありがとう!30周年 今夜かぎりの春のドラえもん祭」というのをやっていました。2009年公開の映画《ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史》と、1979年4月2日に放送されたテレビシリーズ第1回「ゆめの町ノビタランド」の豪華組み合わせ。その録画を来る日も来る日も見ています。のび太くんがツボのようです。

2005年に声優さんが一新して以来、違和感からまったく見ていなかった「ドラえもん」。子供たちと映画を見たけれど、やっぱり「ああ、先代の声優陣だったらなぁ」と思うことしきり。
でも30年前の第1回放送を見たら、それはそれでものすごく違和感があるの! 大山のぶ代さんなのに。まずはアニメーションのクオリティが低い。それは仕方がないとして、登場人物のキャラクターが定まっていなくて、全体的に熟れてない感じ。台詞がすっげー早口だったり、スネ夫とかすごいキツネ目だったり。
日本のアニメーションって、驚くほどに洗練されたんだなぁって思いました。今の「ドラえもん」なんて、むやみにクオリティが高いんだから。

僕が初めて映画館に連れて行ってもらったのは、《のび太の恐竜》だったんですよ。同時上映は《モスラ対ゴジラ》。今見れば作画もショボいもんなんでしょうけど、大変感動した記憶があります。それと比較して、今時の作品をつい見下しがちな世代なのですが、21世紀の子供たちにとっては、水田わさび (誰?)が「ドラえもん」なんだよね。
それにしてもモリーナ役の香里奈。強烈に下手でした。声だけで芝居することを甘く見過ぎ。

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