2010-04-15 (Thu)
まだまだ廃れていない言葉たち
朝の天気予報を見ていたら、「冬用の防寒着でおでかけください」と言っていたので、コートはもちろんマフラーまで巻いていきましたよ。今日も昼間は気温6〜7℃。
熱い物でも食って体の中から温まろうと思い、向かうは御徒町にある「蒙古タンメン中本」。テレビや雑誌の人気ランキングで、常に上位に名を連ね、名を冠した即席麺まである有名店。前に一度来て、その時はよく知らずに“味噌タンメン”を食べたのですが、正直「そんなに美味しいか?」という印象だったんです。
今日はお店で一番人気の“蒙古タンメン”を注文。“味噌タンメン”の上に麻婆豆腐を乗せたかなりスパイシーなお味。しかし印象はさほどアップせず。辛いチゲのあとにラーメンを入れたような感じ。野菜の旨みも出ていて美味しかったけれど、それ以上のインパクトはなし。
ただ、思惑どおり体は温まりましたよ。胃の辺りがカーッとなって、額からは滲み出る汗。寒い時には辛い物が良いですね。
職場の50過ぎのオヤジが(つーか大ボスなんですけどね)、電話口で「何をおっしゃる、ウサギさん」と発していました。若い子が聞いたら「ハ!? ウサギさん?」と思うことでしょう。
だけどこういう言い回し、逆に新鮮じゃありませんか? たとえば「合点承知の助」とか「驚き、桃の木、山椒の木」とか「冗談よしこさん」とか。つい反応しちゃうんですよ、僕。レトロなのかな、頭の構造が。まあ、自分では決して使いませんが。
でも、この手の言葉を躊躇なく言い放つと、むしろカッコイイかも知れません。
ところで、元ネタは間違いなく童謡『ウサギとカメ』だと思うのですが、正確には――
♪何とおっしゃるウサギさん〜(作詞:石原和三郎) です。微妙な違いにご注意を。