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2010-04-07 (Wed)

鼓動の速さと時間の感じ方

修理をお願いしていたヘッドフォンのコードが戻って参りました。4月1日に修理に出したので、わずか5日。最長で1ヶ月を覚悟していたので、思いの外早かった。それも新品と交換されて! 本来は付属消耗品なので購入しなきゃいけないはずですが、保証期間内の修理扱いということで無償でしたの。Boseさん、素早い対応をありがとう。
ただし、これは店舗に在庫がなかったための特別措置でしょうから、一時的なものだと思います。無償交換してもらえなくてもメーカーに文句は言わないでね。ただ、コードの脆さはぜひ改善して欲しいところ。

騒音とおさらばして、今朝からまた快適ミュージック・ライフを満喫しておりますが、ところで音楽を聴いていて、同じ曲なのに“速く感じる時”と“ゆっくりに感じる時”とありませんか?

ちょっと前置きが長いのですが――
歳を取ると時間が過ぎるのが早いって言いますよね。ジャネーの法則とか聞きますけど、時間の感じ方は、一説には“心拍数”が関係していると聞いたことがあります。
動物の寿命は、心拍数が速いほうが短く、ゆっくりのほうが長いのだそうです。たとえばネズミの脈拍は500〜600bpmで、寿命は2〜3年。ゾウは20bpm程度で、寿命は50〜60年。
ということで、相対的に同じ1分間でもゾウのほうが時間の感じ方がゆっくりだという説があるんですって。
子供の頃は「夏休みって長いなぁ」と思っていたのに、大人になってからの1ヶ月なんて瞬く間じゃないですか? これは、子供のほうが心拍数が速いからという理屈なんだそうですよ。

でもこの学説、僕はとても合点がいくんです。
仕事などで一日中緊張していると、時間が長く感じませんか? 映画の怖いシーンが長くじれったく感じるのも、心臓がバクバクしているのと無関係じゃないはず。

で、ようやく音楽の話なんですが、僕の経験上、鼓動が速いと同じ曲でもゆっくり感じ、逆に気分がゆったりしていると、いつもよりテンポが速いと感じます。つまり結論は、心拍数です。

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