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2010-02-12 (Fri)

辛い経験なくして幸せなし

以前「中居正広の金曜日のスマたちへ」でその名を知った銀座のホステス斉藤里恵さんが、再び同番組に出演していました。彼女の著書「筆談ホステス」に書かれているエピソードがいくつか紹介され、その中でとても印象に残ったのが次のフレーズ。

辛いのは、幸せになる途中ですよ

不況に苦しむ会社経営者のお客が、紙に「辛い」と書くと、その字に一本線を足して「幸」という字に直した斉藤さん。そしてこの言葉を贈ったのだそうです。
巧いこと言うねぇ・・・と思うより先に、ズキューンと胸を射貫かれるほどの共感を覚えました。そのポジティブさが素敵すぎる。

どんなに真面目に生きている人でも、ツラいことはある。いや、真面目に生きていればこそツラいことが多いかも知れない。
だけどそれが幸せになる途中なら、少しは希望が持てませんか?
どんな幸せが訪れるのかはわからなくても、いつか報われると信じていれば、暗闇から抜け出すことができると信じていれば、自らを陥れるような愚かな行為も減るのかなって思うんです。

ただし、生きることに不真面目だったら、きっと一生ツラいままだけどね。

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