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2009-12-16 (Wed)

年忘れラグジュアリー

今宵の忘年会は、尋常じゃなく豪勢でした。
上野の森の中にある「韻松亭」という会席料理のお店。なんと創業は明治8(1875)年とのこと。たしかに古いんだろうなぁと思わせるのは、ところどころ天井が低いんです。182cmの僕では頭がぶつかってしまいそうな建物の造り。しかし、中身が全部古いわけではなく、モダンな要素も取り入れて、こんなところでデートなどしたら格好良さ3割増しって感じよ〜ん。
今が旬なのか、お料理にはどれも柚子が使われていて、とても爽やかで品が良い。生湯葉とか濃厚なゴマ豆腐とかチョーウマかった。あと鶏しゃぶも。

どういうわけか、今日の会は男性席と女性席が真っ二つ。中学生か。
でも僕はそういうとこ、結構図太いのよね。女性席に躊躇なく分け入りました。そして自分で言うのも何だけど、意外と嫌がられないタイプ。盛り上げ上手の引き上手。

黒一点席で普段聞けない話に耳を傾けてみると、やはり女性は恐るべし。辛辣ですよね。
職場に強烈に自信家の男がいるんですが、そいつのブーイングなエピソードが矢のように飛び交っていましたよ。「空気が読めない」「常に上から発言」なんてのは可愛いほうです。
いちばん笑ったのが、彼の英語力に関するエピソード。
外国人のお客様が来たので、気合いを入れて英語で会話しようとする自信家くん。ところが「日本語でお願いします」と言われ、周りの同僚に放った一言。「僕の英語って聞き取りづらいらしいんだよね。ドイツ語訛りだから」 ・・・・・一同、聞かぬふりして仕事に戻ったそうです。

何はともあれ、楽しくて豪勢な忘年会でした。
とても素敵なお店だったけど、個人的に来ることはまずないだろうな。

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