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朝からニュース情報番組系は、小室哲哉が逮捕された話題で持ちきり。
職場でも、僕の正面の席の女性が「小室さんが逮捕されたわよね」と興味ありげな感じ。ファンなのかな？ 僕はあまり興味がなかったので、「そうですね」と相槌を打つだけで、あまり会話は広がりませんでしたが。
何十億という単位のお金を手にした人が、なぜ詐欺なんか起こすのか理解できないし、理解する必要もない。

今回お勉強になったのは、流行歌などの著作権のほとんどは音楽出版社に譲渡されていて、作家が有していることは少ないということ。
この場合、作家には著作権料じゃなく印税が入るってことなんですね。

アーティストとしての小室氏に、僕はあまり好意的ではありませんでした。
'90年代に彼が手掛けた楽曲で好きだったのは安室奈美恵の『Don't wanna cry』とglobeの『DEPARTURES』くらい。
時たま良い旋律を書くとは思うけれど、彼が書く詞が嫌いでした。耳触りのいい言葉の羅列で、日本語に対するセンスを感じさせない、と言ったら言い過ぎだろうか。
そんなアーティストはごまんといるけど。
でも時代は彼を欲し、彼も要求に応えていたから、当時はあれほど持て囃されたんでしょうね。しかし近年はほとんど目にする機会もなく、今回の逮捕。久しぶりに“栄枯盛衰”という四字熟語を思い出しましたよ。

なんか人生、平凡がいいかな･･･と思います。